美しいモノ

こおろぎセンセー
いいとしをして転んではいけませんよと
いろんな人に言われました。


そんなコトをいっても
あの日は
あのフガフガ言うフレンチブルドッグ
りきまるさんの
微妙な力関係で


まさかの突発事故でした。


でもすっかり回復。

両膝とも今のところ問題ありません。


さて
荒井商店、この夏のイチオシその1がこの小千谷縮(おじやちぢみ)のブラウス。


と言っても
リメイクではありません。
新品の布から作っています。

お襦袢の上質の麻。

こおろぎが大好きな真っ白です。


荒井商店、基本的に和服のリメイク洋服は扱いません。


帯のバッグは例外ですが。




本当に美しい。


実はこおろぎは麻布が苦手でした。

でも

この小千谷ちぢみを着てから
すっかりファン。


こおろぎはこのブラウスのもう少し短いバージョンです。


涼しさ確保。

衣服内環境という言葉があります。

肌は出していたほうが涼しいのではなく

覆われてこそ、布と肌の間に空気がながれて涼しくなるという
サイエンスがあります。


それを実感しました。




なんという美しさ。
そして
これぞ機能美です。



そしてやっぱり使って嬉しいこの器たち。


なんとも小千谷ちぢみと同じ存在感。




職人技は
いつ、どの時代も
伝わる人には伝わるものです。


ただし、

こおろぎは
フツーの人たちのフツーの生活の研究者なので


「手」をかけたから高額なのだ!という
そういう姿勢、思想には残念ながらついていけません。


なんでも「妥当」が必要。


だから・・・

毎年バレンタインデーになると
あのバカ高い、一粒ナンビャク円もするチョコレートに
激怒、激昂するのです。
大金持ちなら買うかもしれませんが


やっぱりね
チョコレートはみんなに食べてもらってこそでしょ。

だから


卒倒しそうな価格の料亭とか
卒倒しそうな価格のアクセサリーとか


もう本当にご縁がありません。


高いから・・・だけでなく

負け惜しみでもなく


身につける「妥当」
食べる食物としての「妥当」が
庶民の文化を創っていくのだと思うからです。



大多数が
ちょっとがんばって手に入れる、
そういう感覚でふんばりたいのです。



荒井商店は
神田のたまご問屋でした。
創業当時は庶民にとってはちょっと高嶺の花だった高級洋菓子や
料亭に納めていたのです。

ながく贅沢品でもありました。
滋養の食材でもありました。
でもいつしかたまごは庶民の大好物になったのです。


と同時に、丁寧にあつかえば、
職人の手にかかれば
どんなふうにも変身するのが
たまごです。



上質のたまごにこだわって扱った初代の気持ちをわすれず


こおろぎは丁寧に商品を
さがし、ご提案していきたいと思います。



さて前回の花塾のワンシーン。


ちょっぴり
オンシジウムを加えると


こんな風になり


ちょっぴりひまわりを加えると


こんな風になりました。




夏です。
ひまわりの季節です。


今朝は朝4時45分に迎えのタクシーが来てくださり、
こおろぎセンセー、久しぶりのイチオシモーニングでした。


ゆきうさぎ、寺山先生のこれまた真っ白の綿レースのブラウスに
リムセのネックレスという
「自社」ファッションでした。


なにかと多忙ではありますが
そして
どっさり悩みもありますが


まあ
焦っても
嘆いても
何も生まれません。



このところお中元のセット作りで
すっかり荒井商店の女将風のこおろぎですが
ちゃんと学者道も歩いています。


な、な、なんと
函館短大の畑井先生の
昆虫食の研究をお手伝いするかもしれまん!!


昆虫食?
宇宙食ではありません。
昆虫食です。


古来、人間は昆虫を食べてきました。
蝦もカニもたべるのですから
当然です。


べこもち
海苔弁当
キャラクター弁当
テーブルコーディネート
食卓研究
たまごの文化史
作法論
・・・
あれこれに加えて
昆虫食!!!



もうそろそろ
同じ年齢の人たちは
じっくり人生を謳歌する時期にいるのでしょうけれど


こおろぎセンセー、今やっとスタートライン。


ほぼ30年、遅れている感じです。

まあ、129歳まで生きる予定なので
そのくらいの遅れは誤差のうちでしょう。



よい仕事がしたいです。



この怒濤の日々の中、
靴ロッカーを片付けた奇跡は
その後も継続し、
仕事のあいまに
食具、ナイフ・フォークなども整理しました。

お教室の生徒のみなさん、
次回のレッスンでは
がんばって片付けたこおろぎセンセーを
どうぞ褒めてください。
褒められればもっと伸びるこおろぎです。




さて
こおろぎセンセー、アシスタント募集中。

ハウスダスト、ダニにアレルギーがない
②運転免許あり
③パソコンワーク完璧
④片付け作業上手
⑤花、料理に無関心(興味がある人は、手が遅くなるのでNG)
⑥無口(!!!)
⑦英語、フランス語、イタリア語、オランダ語堪能(最近、イタリアとオランダの器を使うようになり
そのサイトが読めず苦労)
⑧口がかたい(こおろぎのだらしない私生活をツイートしない、告白本書かない・・)
⑨力持ち
⑩身長160センチ以上(高いところに手がとどく)
⑪美人(自称でいい)
⑫性格はわるくていい
⑬食べ物の好き嫌いがない(必須)
⑭性別問わず
⑮犬好き
⑯人間の年寄り好き
⑰お酒が飲めること
アトピー性皮膚炎じゃないこと
⑲数学ができること
⑳漢字の読み書きができること


この程度って言い過ぎでしょうか・・・

どしどしご応募ください。



さ、いつ見つかるかわからないアシスタントをあてにせず、
淡々と仕事をすることにします。


どなたさまにもよい週末を!


あ、今、ころすけさんから
かわいい写真がパソコンに飛んできました。
目の前のりきまるさんところすけさんの手です。


このグラス、先日某リサイクルショップで発掘したクリスタル。
船をカットしてあります。
本日、こおろぎ一家は
このグラスで
インフィニさんの極上のアイスコーヒーを飲んでいます。
(ワインに見えますけれどね)
インフィニさんのアイスコーヒーは、レンジで温めでも極上のお味は同じという不思議。
今年のお中元ボックスに入ります。
お楽しみに!