元気だしませんか・・・

新生・花塾のワンシーンを。

なかなかの大作です。


さて
あれもこれも
こおろぎセンセー、ちょっと元気になってきました。


体力はどんどん失われ、
もともと希薄な知性と美貌は忘却の向こう側ですが


気力・・・ってのでしょうか、
こおろぎセンセーに
たったひとつ、自慢できるものがあるとしたら
気力、でしょうか。


それと
たぐいまれなものも
ひとつあるとしたら
あきれるほどの好奇心でしょうか。



もうなにもしたくない・・・と思う
もうなにもしなくてもいい・・・
そんな気分になることもありましたが


見回せば
こんなに素敵な花も咲き、
木々も緑で

お仲間もいて

師匠も恩師もいて

ついでに家族も
りきまるさんもいて


なにが不満でしょうか・・。



お教室は続行。
元気に再開。


研究は大きく前進あるのみ。
近くまた関西に飛びます。


そして
べこもち調査
海苔弁調査

さらに
小豆+餡文化研究開始。



そして
このアトリエの
大掃除の徹底!


先日の花塾で
みなさん、手も足も貸してくださるとおっしゃるので
ひとつ本気で大掃除してみようかと。



一階をカフェにしたらいいとか
会員制のレストランにしたらいいとか
地下室はワインバーか居酒屋にと
夢を語るのも楽しく・・


そうですわ、
夢ですわ。


できてもできなくても



ですわ。





今日は移動中、大久保洋子先生の「江戸のファーストフード」と
原田信男先生の「コメを選んだ日本の歴史」を読みました。



同じ本を何度も読む人間ではないのですが
この2さつは何度読んでも、おもしろい。


軽い食生活論関係の書物の、浅い浅い内容が
浮き彫りになってきます。


食べる、ということの意味を
もっとしっかり考えていきたいと思うばかり。


食育・・・などを
語る人たちは
イキモノを食べることでしか生きられない人間を
どう理解し、説明しているのでしょう。



「ほかもイキモノの命をいただく」なんて
そんな軽い言い方で片付けられないと
いつも思うのです。


残忍性を必死で越えてきた歴史と
ヒトから人になれた背景の文化と技術を
しっかり伝えて欲しいものです。


だれもやらないなら
私がやります。



生きるとはなにか



なぜ花などいけるのか。

なぜ緑など添えるのか。


ヒトはやらなかったのに
人はやるのです。



興味はつきません。


もしよければ
こおろぎセンセーにおつきあいください。


こおろぎ組にご参加を!





というわけで

不必要な元気を取り戻してしまいました。




きっかけはねえ・・・・

昨日の「たらこ」かも。


某デパート 20時。
なにもかもに半額シールが貼られる時間でした。

こおろぎセンセーが手にした「たらこ」には20%引きのシールだけ。


でもこの「たらこ」は20%なんだろうな、と思ってカゴに入れたのです。
すると
後ろから手が伸びて
同じ「たらこ」を手にしたおばさん(もしかしたらこおろぎより若いかも・・・)が


「ちょっとーっ、魚屋さんっ!
半額のシール貼ってないよっ!
貼ってちょうだいっ!」と大声。


すると魚屋さんが走ってきて
そのおばさんの「たらこ」に
ぺたっと半額シールを貼りました。


うそっ・・・・


こおろぎは
カゴの中の「たらこ」を出して


『私にも貼ってちょうだいっ!」


と言えませんでした。


いつでもどこでも
不要に攻撃的で
しなくてもいい喧嘩を勃発させ
売られてもいない喧嘩を率先して買う、そんなこおろぎなのに


カゴの中の「たらこ」を出せませんでした。



ああ、こおろぎ、弱ってる・・・と思ったのでした。

まずい。

だめですわ。


そして
ああ悔しい。



あのおばさんに完敗。


戦闘モードで仕切り直し。
20%引きのシールは
こおろぎセンセーをしっかり激励したのでした!



もう二度と、あのおばさんには負けません!



権利は主張しましょう。
生きる権利もです!
人生謳歌する権利もです!


幸せになる権利をわが手に!
消費税値上げ反対!
20時すぎたら すべての「たらこ」を半額に!

・・・・