いいとしをして思うこと

先日来、こおろぎは、札幌市内、函館市内、なんだか走り回っているようです。

忙しいといえばこの上なく忙しいのですが
とにかく移動ばかりしているような日々です。

そんな中、昨日は、北海道神宮のお祭りに遭遇。
さらに本日は、すべての山車の行列に遭遇。

おまつり研究家としては大満足でした。

今まで、北海道神宮のお祭りは
直接体験することがなかったので
今、このとき、偶然の遭遇には
なにか意味があるのではないかと。

北海道という歴史の浅い土地でも
それなりの歴史があります。

長い歴史ではありませんが
深い歴史がある。

昨年からべこもちの調査をしていますが
べこもちから北海道が見えてきています。

好きでも嫌いでも
この土地に生まれ育った以上、
その歴史を知るのは幸せなことです。

こおろぎはとにかく
「知る」ことが好きです。

形のない
知識に
大いなる魅力があるのです。

底なしの力です。

それこそが宝だと
モノに埋もれて暮らしているからこそ
こころから思うのです。

さて、ころすけの「みんと倶楽部通信」にも
書いてありましたが
こおろぎセンセー、十数年ぶりに突然オーブンに着火。

実際はそんなにブランクはないのですが
突然スコーンが食べたくなったのです。

こおろぎは
白く仕上げた、オオカミの口とよばれる亀裂の入ったスコーンが好きです。

ながいブランクのせいで
勘が鈍っていますが、

ころすけさんが指摘したとおり、
生来の探究心と、火がついたら妥協できない手のつけられない凝り性タイプのため
いやあ、読書の合間にスコーン、
執筆の合間にスコーン、
パソコンの合間にスコーン・・・
そんな風にスコーンを焼くのは
少々やりすぎです。
まあ、それほど簡単だということですが、

大昔ロンドンで食べたスコーンを
なんとしても再現したくて

こおろぎセンセーのスコーン作りは続いています。

そして
本日のりきまるさん。

あっというまに雑草の海になったこおろぎセンセーの狭い狭い庭で
ダメ猟犬のりきまるさんは
獲物を探しています。

ボールは投げていないので
いくら探してもないのです。

そのことに気づかないことが大問題なのです。

ああ
これも人生と同じでしょうか。

探していた「幸せ」って
じつはイリュージョンなのではないでしょうか。

そこにあるはずだったのに
必ずそこにあるはずだったのに・・・

いやあ、
ダメ犬猟犬りきまるさんに
深い人生を学ぶこおろぎです。

さて
お中元の季節です。
昨夜は遅くまで
今年のギフトをあれこれ考え、
深夜のミニ試食会を開いたのですが
ドレッシングもパスタソースも
どれも美味しすぎて
あららっ
写真撮影を忘れてたべてしまいました。

で、
これがこおろぎセンセーんちの今日の朝ご飯です。
ころすけさんが、強固なダイエットにはいり、
夜は６時以降なにも食べないので
この春から、わが家では朝ご飯がリッチになりました。
朝と昼をどっさり。
ビッグモーニングなのです。

写真には写っていませんが
今年の夏も
ノースファームストックさんの
美味しい商品をオリジナルで詰めたギフトをご用意します。
今年は極上の珈琲も一緒にボックス入りかも！

素敵な食卓のご提案をしたいと思っています。

ノースファームストックさんと
某デパートにしかない極上のピクルスを
荒井商店でも扱わせていただけるかもしれません。
嬉しい限りです。

どうぞご期待ください。

さて
こおろぎセンセーは
気がつけばどっさりお年寄りになってしまいましたが、

今日書いたとおり、
「知ること」こそが命だと改めて気づき、
ちょっと元気になっています。

知ることで武装しなければ
とりわけ人間の女性など生きていけません。

昨日若い仕事仲間たちと話して驚愕しました。

女性の地位は３０年前と全く同じ。
男女同権、雇用均等など、それこそイリュージョン。
女性の敵はかなしいかな女性です。
そして男性もまた
女性の敵として、あいかわらず立ちはだかるのが今の世の中のようです。

若いひとたちに言っておきます。
結婚も出産も
けして目的にはしないでください。
生まれたからには、教育を受けたからには
「知る」こと、そして
なにかのどこかのお役にたつこと、
それこそが生きる目的であってほしいと思うのです。

妊娠検査薬の結果を
Blogに写真付きで載せるような
そんなタレントさんが横行したり、
生まれる前の赤ちゃんの遺伝情報まで
公言するなど
個人情報もなにも全く理解していない
品位のない愚行です。

妊娠も出産も
個人的なことです。
きわめてきわめて個人的なことです。

出産によって
大勢の周囲に影響が出る場合は
早めに報告するのが大人としての常識ですが

ああ

なんだかね

最近の「タレント」さんたちの
いえ、女性政治家たちの
なんだかね
ほんとうに
なんだかね

品格、
哀しい限りです。

お手本になってくれる人、いないものでしょうか。

杉村春子、高峰秀子、沢村貞子・・・
往年の大スターは
立派でした。

そうそう、岩下志麻さんにお子さんとお孫さんがいらっしゃることを
最近知って驚きました。

家庭の匂いが全くしない。
なんと素敵な女性なのでしょうか。

そうそう
カブトムシのママも
そんな女性の一人でした。

荒井恵美子先生に
ご主人と息子さんがいること・・知りませんでした・・
という人ばかりでした。

仕事をするうえで、全く必要のない情報ですからね。

と
年齢にふさわしい愚痴を書いてみました。

ついでに
松田聖子さんのご結婚についてもひとこと。
その日がコメンテーターでなくて残念でした。
・・・
といっても、特段のコメントはないのです。
ただ彼女はいつまでたっても歯が悪いのね、ということくらいでしょうか。
郷ひろみさんとの交際以来、ずいぶん楽しませていただいています。
でもねえ、彼女ほどの女性が
彼女ほどの年齢で
２度も離婚しているのに
どうして結婚するんでしょ。
お友達ではだめだったのでしょうか。
不思議でなりません。

かつてジャクリーヌさんがオナシスさんとご結婚あそばしたのは
納得できたこおろぎですが・・・。

松田聖子さんのご結婚で
再び、日本の女性にとっての結婚とはなにか・・という
大命題につきあたったこおろぎです。
こおろぎの博士論文の一部分には

『勝利宣言としての結婚」

という章があります。
我ながら、いいこと書いたなあ・・・と
ニンマリしています。

さ、
お仕事お仕事！

こおろぎ組の皆様には
よい週末を！
そしてよい一週間を！