休暇を終えて・・

また自然災害。

今度は竜巻と雹・・・


先日まで
自然との共生について考え、書き続けてきましたが

天変地異、自然・・
そのすべてがあまりに恐怖で

だからお花見など
するようになったのではないかと
素朴に思ってみたくなりました。


だから
庭をつくり、
花をいけ、
盆栽を愛でるのではないかと


あまりに
自然が怖いので

人間は
精一杯、それを征服しようとしているのではないかと。



まあ、そんなことで締めくくったのですが


地震津波についで
竜巻に教われれば

逃げ道などどこにもありません。


それなのに

原発を再開しようという勇気、


果敢である必要はあるのでしょうか。


謙虚に
人間など
小さい存在であることを
そろそろ認めるべきではないのでしょうか・・。


おそろしくてなりません。



おびえるわたしたちに


連休最終日、再び雨。


桜は散るのでしょうか。



と、

自然の前で縮みあがっているこおろぎですが

連休最後なので
景気のいい写真を選んでみました。


これは
イチオシ、夕方の司会者さんの後ろにおいてあるお花。


なんだか元気になりそうなお花を
作ってみたのでした。



そしてこのピザ、
久しぶりにものすごーくおいしいピザに遭遇しました。


ときおり行くマーケットに隣接するイタリアンのテイクアウト。

お惣菜もおいしいのですが
すぐになくなってしまいます。


原稿ができた夕方、とんでいったのですが
すでに売り切れ。

初トライで、オーダーしたピザ、

焼き上がるまで20分。
ひとたび帰宅して大きなピザプレート3枚持参して持ち帰りました。



食べる直前にトースターで焼き直しながら
いただきました。


いやあ、近年にないおいしさ。

目下こおろぎのイチオシピザかも!


そして
荒井商店、本日、路面店に商品追加。
この白いバッグも、プラチナ色のバッグも
これからの季節にぴったりです。
素材のよさに仰天。
上質の皮で、軽くて手にやさしいのです。

近く、バッグだけの展示会も開催なさるゆきうさぎさんの
最新作を、いち早くご披露。

こおろぎがいくつか運んだ瞬間、居合わせたおしゃれなマダムが
ゲット!と叫んで、さっそくお買い上げ。

やっぱり、見る目のある方にはわかるようです。



この小ぶりのバケツ型、バッグで有名なブランドのあちこちの
どれにも負けない上質の皮。仕上げと細部のデザインは完璧。

こおろぎ、のどから手がでそうなのを我慢。



どれも本皮のオリジナルで一点モノばかり。それなのに
リーズナブルなお値段です。某ブランドたちならば、一桁違います。


セカンドバッグにはこういう軽くて口の広い、カジュアルなバッグが最適。
かちっとしたバッグにもうひとつ持つ、この「二つ持ち」がこおろぎのおすすめ。

バッグについては、大きな1個持ちより大小の2個持ちがおしゃれだと
ずっと思ってきました。


こおろぎ的エレガントの条件は

「不自由」と「不便」です。

「便利」と「楽」は「普段」と「ウラ」。


「オモテ」の女は
不自由と不便を堂々と振り回して存在して欲しいと思うわけです。



そして
こおろぎ的エレガントの二つ目の条件は

「価格不明」の美学です。


こおろぎが
ゆきうさぎさんの洋服やバッグ、リムセのジュエリーが好きなのは
作者の美意識と技術、センスが秀逸だからですが
それを身につけたとき、
すぐに「価格不明」の
何とも言えない開放感に包まれるという幸せもあるからです。


かつてこおろぎは
サンローラン、
ディオール
ヴァレンチノ
などの
現地で仕立てたような洋服を着ていました。

パリコレのモデルが着たものを入手したりして

そのデザインを楽しみました。


でも

それは
そのまま価格を纏うことでもあったわけです。


バブルの頃、
衣食住はすべて価格で表現され


ファッションもまた
ブランドが価格自体をアクセサリーのように高く設定にして
われわれの心をくすぐってきました。


たしかにいいものはいい。


でも
ブランドを越えたところに
その人の人格が見えるのも確かです。


シャネルしか着ない女性に会うと
絶対にお友達になれないと思う。


せっかくおとなになったのなら

自分でアレンジできなければ。


何を着ても、シャネルのバッグを持てば
正装だと思うのは間違いだし、


ロゴが見事に並んだバッグは
なにがどうあっても
正装には使えません。


「作者」の思いのこもった作品につつまれて暮らしたいという
思いから
こおろぎ、小さい小さいショップの開店を決めたのです。

二つない・・・・

このことが
「価格不明」の美意識を作ってくれると思うのです。




食器もそうです。

ブランドモノの食器に
時々ひどく疲れることがあります。


一点ずつ作り上げた器に出会うと
本当にほっとします。


組み合わせです。
食器も着るものも、そして住まいも。

暮らしは作るものだと
つくづく思う昨今です。


今回、少々難産の執筆をして
こおろぎ、かなり変りましたよっ。


こおろぎ流エレガントの定義・・・


ちょいと見えてきたのですから。


ブランドで固めたおじさんやおばさんたちに感じてきた
違和感の理由が、なんとなく分かってきたのですから。


そんなことを考えながら荒井商店の今後を模索していた夕べ

テレビで映画、「阪急電車」を観て、
深く感動。


ぼんやり考えていた
エレガント論を励まされたような気にもなりました。


こおろぎは
あまり映画に感動しないタイプですから
この大感動は自分でも衝撃です。


原作がよいからでしょう。

出演者も最高でした。

そしてやっぱり脚本は岡田恵和さんでした。

なんでしょう、この映画の奥を流れるしずかなやさしさ。

阪急電車今津線沿線、片道15分で出会うひとたちの
ドラマの数々。



やさしさとはなにかということも
こおろぎ、ひしと考えました。


エレガント論、本日の3つ目。

「ことば」を確かに使えることができる女性。


すてきですねと
しっかり相手を褒めることができる女性


相手に思いを伝えることができる女性

これですわ、やっぱり。



同業者を褒めない人は絶対に伸びません。
これも鉄則です。
同業者を批判する人は
絶対に信用できない。
これは真実です。
部下を褒めない上司に明る将来はありません。
これも現実です。
上司を褒めない部下も自滅します。


こおろぎ、このところ
いろんなことが見えてきちゃっています。


あまりにしんどい数ヶ月をすごしたからでしょうか。


エレガント論に到達しそうになってるのかも。


とにかく

だれかを褒めること・・・


この力を磨くことができるかどうかで

人生、大きく違うことはたしかです。


阪急電車という映画を観ながら
こおろぎセンセーは

たくさんのことを考えたのでした。



あっというまに
5月も7日。

そろそろ
クリスマスツリーを片付けようと思います。

!!!!!

な、な、なんですって!


兜じゃなく?

せめておひな様じゃなく?


く、く、クリスマスツリーっ?


その通りでございます。

ガレージにはクリスマスツリーが大小3体。

番組にお貸ししていたモノが戻って以来、ずーっと
片付けられずにおりました。
だらしのない怠惰なこおろぎでございます。
エレガントのエの字も無縁な
ダメな人間なのです・・・


明日こそクリスマスツリーを片付けます!
桜が散りそうですからね
今こそ、クリスマスツリーを片付ける時なのです!!


偉そーなこと言うわりに
こんなダメなこおろぎですが

なんとか世の中のためにできることを
して
生きて行こうとおもっているわけです・・・・

ご清聴ありがとうございました・・・
ひしと反省して暮らしていこうと思っています。


でもなあ
もうすぐクリスマスだから
11月にはまた飾るわけだし・・
片付けなくてもいいような気がしなくもないなあ・・・
どう思います?