アイスモナカ哀歌

なでしこ倶楽部では
こんなに素敵なブーケも作っていますが


こおろぎセンセーは
怒濤の週末の続きで
少々疲労気味です。

あと一歩・・・
あと一歩・・・・


それが難しい。

でも

明治以降の住宅の図面を
毎日毎日眺めていて

おもてなしを
そんな角度から考えていたら

新しい発見もどっさり。


テーブルクロスや
食器の並べ方だけではない

おもてなしの原点が
見えてきました。


これだからやめられません。

学ぶこと以上の喜びは
そうあるものではありません。



本日は
朝9時から
18時半まで
びーっしり、ずーっと。


途中で味噌ラーメンたべに出ましたが
あとはずーっと
こおろぎの強力な頭脳部門と技術部門担当秘書係を
引き受けてくれているeriちゃんと
ああでもない、こうでもないと
議論しながら、執筆と図表作り。


それにしても
プロってすごいです。
欲しいイラストも、図表も
なにもかも
ざっくり鉛筆で描くように、画面上で瞬時に形にできるのです。

まあ、こおろぎが思いつく議論や内容を
これまた瞬時に理解できなければできない作業でもあるわけですが


どんなお仕事も
プロ意識があるかないか
プロとしての技術があるかないか
そして
それを維持できているか
さらに
ブラシュアップ、スキルアップできているか

常に自分に問いかけなければならないのだと
思いました。


こおろぎの場合は
常に
新しい情報と
新しいテクニックを
身につけているかどうか



もうこんな年齢だとか

もういいか、など
絶対に思うことなく


ただただ楽しく前に進んでいきたいと思います。


まずは
目の前の執筆の完成を!


さて
スカートが短くなりました。

こおろぎの背が伸びたのではありません。


こおろぎが年を取ったのです。

今書いたことと違う?


でも

似合わなくなるものがあることは確かです。


こおろぎは30年前の洋服を平気で着ています。

なんと高校時代の洋服も。

けれど
着ていいものと悪いものがあります。


こおろぎ、

ミニスカートの何枚かが
大変似合わなくなりました。


多分、少々太ったからかと思いますが

やっぱり

全体のイメージが違ってきているのでしょう。

それは当然です。


いつまでたっても
自分は変らないと思っては間違いです。


流行を追うのも
モノによります。


イイトシをして
若い人と同じ洋服を選ぶのは大問題です。

着こなしを工夫して別モノにしなければ大変。


まわりの誰も、着るもの、に関しては注意してくれませんからね。


口のまわりにバリウムついていたり
青のりついてたりするこおろぎの場合は

見るに見かねた周囲が
教えてくれますが、


そのミニスカート、もう無理ですよ、とか
その肩パットはNGですよ、とか

それは若いお姉さんが着るものですよとか

そういう忠告は、ごく近い身内しか言えません。

だから難しい。




ミニスカートの一部のものが
似合わなくなったのは事実。

この間までは大丈夫だと思っていたのですが・・・


ある日突然、だめになりました。

何着かのジャケットも
まるで似合わなくなりました。

とても不思議です。


でも悲しみますまい。

今まで似合わなかったはずのものが着られるようにもなりました。


ゴールド系のアクセサリーも
似合わないので避けてきましたが
リムセのアクセサリーを使うようになって
軽快に身につけるようになりました。


人間は変るものです。


こおろぎの大好きな言葉は

ローリングストーン
ころがる石。


変るのです。


よくも悪くも変るのです。

嘆きますまい。

背中を延ばして
変っていく自分を謳歌するだけです。




さて

今日はまだ、あと2時間半あります。


どれだけ、作業を進められるでしょうか。
自分を励まそうと、散歩の途中で
アイス最中を買ってきました。
こおろぎが大好きなブランドのものはなく、
はじめての商品を購入。


・・・・・



涙がでそうになりました。

このこおろぎが
残しました。


うーっ

これ、違う・・・


アイスモナカの皮は
こんなに
サクサクと固ければだめなのです。


まずい。


だめ。


せっかく楽しみにしてたのに。


ああ


アイス最中の皮は

適度にダメじゃなきゃダメなのです。


ちゃんとアイスにしがみついているような
だらしない皮じゃなきゃだめなのです。


なんでも
サクサクならいいというものでは断じてありません。


プライドの高いモナカの皮はキライです。


モナカの皮は
モナカの中身があってこその皮ではないでしょうか。

それを、
自分はパリパリ、サクサクでりっぱでしょ、的な
そんなプライドの高い、皮。

ああ


こおろぎは本当に泣きたくなりました。

中のアイスの味がわからない。

なぜなら
皮がサクサクすぎてうるさいからです。

自己主張の強すぎるモナカの皮のおかげで

悲しくなったお知らせでした。


どこのモナカ?


書かないところが
せめてもの武士の情けです。


でも
このモナカのおかげで
人間、どうあるべきか
深く深く考えました。


こんな風に自分をオモテに出してはいけない。
あくまでも
周囲あっての自分だと

自分らしさばかり主張してはいけないのだと

まわりにまどわされ
まわりに染まり、
まわりに傷つけられても

結果的にだれかの役にたてばいい・・・


ああ

アイスモナカの奥は深いです・・・・


悲しい夜ですが

これも仕方がありません。


明日は
この仕事を終えたら
美味しいアイス最中を2個食べようと思います。


追伸・今、ころすけ帰宅。
ちょっと本気で勉強始めたようです。
今までは本気じゃなかったのでしょうか・・・
重ね重ね悲しい夜でございます・・・

そしてころすけ、ミント通信書いたそうです・・・

そうそう、リムセさんのホンモノジュエリーの写真もアップしたとのこと。
ビーズ+αが得意のリムセですが
本来、リムセの作家、林麻衣子さんは彫金が専門。
海外修業の末、独特のラインを作り上げます。
こおろぎ、うっかりひと目惚れしたのがその指輪でした。
デパートでの展示会だったのでカードでのお支払い可能ゆえ
買えたのですが・・・
とにかく指にやさしいホンモノです。
ころちゃん、大切にしてくださいね。

ダイヤモンドパワー
素敵な人生を!

で、長女キキさんには
冷凍イクラをどっさり贈った母なのでした。