なでしこ倶楽部特別編

なでしこ倶楽部
春の特別講座が開講されました。

南4条通りのザ・デイ。

お花は千葉の松崎農園の立派なカラー。

懐かしいお顔もそろって
華やかなひとときとなりました。

それはまだ雪の残る日、
こおろぎは
日本で一番おいしいマカロンを作る二人のパティシエが
今年になって移動した新しいお店、カフェ、ザ・デイを訪ねた日、

ここでお教室を開いたら
絶対に素敵だと確信しました。

早々に企画したのが
今日のなでしこ倶楽部の特別講座です。


この南向きの大きな窓に
素敵な笑顔があふれることを
想像したこおろぎは
正しかったです。


集うみなさまの笑顔は
どなたも本当に素敵でした。



一階を貸し切ってのお教室は
総勢17名。

おいしいお料理も楽しんで
春を待つ幸せなひとときとなりました。


日曜日もお仕事のある仲間もあって
全員がそろうことは難しいのはいつものことです。

それでも
貴重なひとときを
学びの時間に使ってくださり、
こおろぎはとてもうれしかったです。


みなさんとても真剣でした。

こおろぎも真剣でした。
月に一度のレッスンですが
今後は、どなたにでも指導ができるように
カリキュラムの強化と、完成度の充実に力を入れようと思います。


全員集合!
シャッターを押した、本日なでしこ倶楽部デビューのころ介が
「ホントーに美人ぞろいだわ!」と感嘆。
みなさま、写真以上に「実物」は美人です。

日本一の美人ぞろいのお教室です。
そうです、どんどん敷居を高くしていきましょう!
その敷居を越えてご参加くださるメンバーを
募集していきましょう!
これは実にいい考えです!



以前、熊川哲也さんが
なにかのインタビューで
自分のバレエの敷居は下げるつもりはないとおっしゃっていたのですが
それが正解です。


その流れだったでしょうか、バレエを観に来るときは
きちんとドレスアップしてくるべきだと。

これもまた、名言できる彼こそ、貴重な存在だとこおろぎは思ったのでした。


こおろぎの普段のお教室は普段着でいいのですが
「なにか」の時に「きちんと」できる大人であるべきだと
ガツンとやられた思いでした。



つまりその
プライドっていうんでしょうか、
どうぞ
こおろぎのお弟子さんたち、
プライド大切に
胸を張って「女子道」を歩いてください!

こおろぎの隣で微笑むのは
なでしこ倶楽部設立の立役者、マダムSEIKO。
ベイビー誕生後の初参加。
ブランクを感じさせない存在感でした。

そして本日の裏方は、ころ介さん。
前日からの準備は全部彼女の仕事でした。

おどろくことに、彼女は大変器用です。
生徒会活動などで裏方稼業はなんでもこなしてきたとはいえ、
そこは「「こども」の世界のお話。
社会で通じる裏方稼業は別モノですから
しっかり修業して欲しいと思っていたところ、
たった一度教えたリボン作りが
実に上手で仰天しました。
すぐに応用形を思いついて、これはどお?こんなのもいいの?と
次々に発案。ふっくらとした素敵なリボン結びをあっというまに
いくつも完成。
そうとう驚きました。
紙を切ったり、リボンを切ったり、花の準備やらなにやら
順調なレッスンの陰には準備が必要。
こおろぎも20代はずっと修業でしたからね。
30代前半はヨーロッパのお花屋さんの厳しさを学んだし、
カナダのお花屋さんでは短い間でしたが、その現場も見て
裏の仕事のきびしさを知りました。

ころ介は花のデザインには興味などないのですが
なにかの仕事には細部の準備が大切であることを
社会人として実感していってほしいと思います。
浪人生活とはいえ、大人としてしっかり働くこと、
誰かの役にたつこと、人前でしっかり存在できること
これこそ、「人間力」というものです。
「契約通り」のアルバイト料を支払いました。
働いたお金でおいしいお茶をすることの幸せを
感じて、どんな大人になるかを
しっかり考えて学び直してほしいと思います。


そしてこおろぎ、お尻に火がついています。

「もてなし論」は今週完成させなければなりません。
「自然との共生」という視点から生活美学を語るのも今週の仕事です。
どうしたものでしょう。
大丈夫。絶対に大丈夫。
こおろぎはいつだって大丈夫ですから。


3月11日
今日の思いは函館新聞の連載に書いたので読んでください。

夕方からずっとテレビに釘付けで
ころ介と涙。
アメリ海兵隊の協力に感動。
「宗教の違いかしらね」ところ介。
そうかもしれませんね。
「国民性」の違いといえばそれまでですが
非常時に、すっと動けるかどうか
どう動けばよいか学んでこなかった日本人の弱さを
哀しく思うばかりです。


新しい一週間は
そういうわけで
こおろぎはなかなか大変ですが
これも次の一年のための大切な「重労働」。
楽しんでやってみます。


こおろぎ組のみなさんも
どうぞ素敵な一週間を!