バタバタの週末

本日、ころ介に素敵な封筒が届きました。
華やかに2年目の浪人生活に突入したころ介さんに
早めのお誕生日プレゼント。
先日、キキに「ピアスの穴」をプレゼントしてもらった
ころ介さんに、本当のファーストピアスです。
なーんにもいいことがなかったころちゃんですが
にっこり。

もう一つの包みを開けたら・・・

!!!!!

あっ・・・

と言ったころ介の目から
大粒の涙があふれました。



贈り主は
当ホームページの管理人みのりちゃんでした。
ころ介は先月1週間ほど新宿のみのりちゃん宅に居候。
たくさんの刺激を受けて、姉妹仁義をかわしていただいたようです。

とても元気ではありますが
まさかのセンター試験のマークミスで
進路を大きく変えることになったことは事実ですし
時間の進み方も変ります。
悲しくないはずはなく、
大勢のお友達に暖かい言葉をもらってはいても


こんなゴッツイギフト。


こらえていた涙が
だるまさんにぽたりと落ちました。


ころちゃん
こおろぎかあさんも
何度も何度も何度も何度も何度も何度も・・・
もうわからないほど何度も
あららっ・・・という転び方と屈辱と
無用な同情と、誹謗中傷も含めて浴び続けてきました。
でもぜーんぶ
ぜーんぶ
どってことないのです。
仮定法過去完了の人生は意味がないのです。
ただ
反省すべきところを反省することは大切。


そしてね
つくづく思います。
そんな時、どんなことばで人と接するか、
そんな時、どう人と接するか、
そこで人間がわかります。



かつて短い余命を宣告された
カブトムシのママの為に
こおろぎは何人かの元お弟子さんや
「関係者」、「身内」に電話しました。
でも
「つらすぎるので」という
理由や
あるいは
「ちょっと忙しい」というような
理由で
見舞ってくださらなかった方が何人もいました。
もう人生を終わるという人の
「お会いしたい」というそんな声だったのにね。


今思っても涙を禁じられない。
こおろぎは、市立病院の電話ボックスで
悔しくて、そしてカブトムシのママがかわいそうで
大声で泣いたのでした。
ああ
みんないらない・・
誰も来ていただかなくていいと
こおろぎはそのとき、思いました。



こおろぎが何度も大きく転んだときはいつも、
他人の不幸は蜜の味とは本当で
「いつも調子にのってる三津子さんの不幸」は
「いい気になってた三津子さんの不幸」は
「お嬢様気取りだった三津子さんの不幸」は
大勢の人たちの蜜の味だったことを知っています。



そこで訣別した人たちが沢山います。


そしてそこで
沢山のことを学んだのだと思っています。



もしかしたら
「ころちゃんの不幸は密の味」の人が沢山いるかもしれないですが、
平気ですわ。
ころちゃんは予定通り、
3月から
生活デザイナーとしての修業を開始していますから
仕事のときは溌剌と、だれよりも素敵に装って
この赤いピアスで働いてください。
でも本業は勉強です。
あと1年、いえ、実質は10ヶ月しかない受験生活も
充実したものにしてください。



痛む人に
しっかりと向き合える大人でありたいと
こおろぎはこのだるまさんを手に
しっかりと思ったのでした。


みのりちゃん、ありがとうね。



そのころちゃんは、勉強もすでに開始しつつ
しっかりこおろぎにこき使われていますから
大忙し。
とても元気です。

ふと狭い庭に目をやると
二階からつながっていた太いつららが
解けて不思議な形のオブジェになっていました。


かっこいーねと
思わずころ介と写真。

春ですわ、春。
ころ介ががんばる一年は、こおろぎも
新しい挑戦を沢山しようと思います。


ホントーに、ボーッとしてはいられず
千葉からカラーがどっさり届きました。
りきまるさんもソワソワ。


包装紙も素敵なのを選びました。
ワクワクです。

それにしても・・・
こおろぎが着ているセーター、ドラ猫風ですが貫禄あります。
猛烈に暖かいので
せっせと洗っては乾かして着つづけたこの冬。
このセーター、27歳になるキキが小学校の時着ていたものです。
・・・・・
キキが中学受験の頃のモノ。
こおろぎがはいているヒョウ柄のスカートも
ニューヨークの蚤の市のだし、
いったいいつもモノを着てるのでしょう?
つまり、
「気に入る」というのは「そういうこと」です。

価格が高いからよいのでも
ブランド品だからよいのでもなく
「気に入ったもの」が「よいもの」なのです。

HTBイチオシのヒロさんの背景の棚を見てください。
こおろぎが気に入ったものたちが並んでいます。


荒井商店、ならびに「しつらい屋こおろぎ」、そして
新生エコールドフルール(近く校名変更予定です!)
背中伸ばして、いざ進め!


こおろぎ組には素敵な週末でありますように!

ころちゃんのクッキングコーナーと、裏こおろぎ日記は
執筆者、まさかの浪人続行とはなりましたが
予定通りスタートします。

ご期待ください!