考える日々

テレビドラマから離れて久しいこおろぎが
うっかり、平の清盛の番組宣伝的トーク番組で
中井貴一さんのお話を聞いてしまいました。

私はこの人が好きです。

で、今回の大河ドラマの見所等を
実に知的に冷静に話されるのを聞いて
なぜかワクワク。

こおろぎ、とうとうホルモンに若干の変動がおこったのかも。

こおろぎが大河ドラマって、ありえませんでしたから。

若い女優さんたちがだらりだらりとした衣装で次々にでてきた前回だったか
前々回だったかなど
あまりの陳腐さで軽い目眩でした。

だれに非があるわけでなくても
ドラマにはなにか一本筋が通っていなければつまりません。


若い女優さんたちがワイワイ出てくる大河ドラマ
つまらなかった・・・というほど、いや全然みなかったのですが


中井貴一さんのお話があまりに素敵だったため、
うっかり第一回を見てしまいました。


こおろぎ
釘付け。

これ、大異変。

こおろぎが

大河ドラマに釘付け。

どこがよかったか?

うーっ
漫画のような海賊のシーンはもうしかたがないとして

あのセットもどのセットも
それももう仕方がないとして

脚本はいい。
人物の極端な描き方がいい。

俳優がいい。

清盛の幼少期を演じた
前田前田のジョイ君の声の彼、最高でした。

伊東四朗松田聖子
これまでのどの役よりよかった。


忠盛の子育て法にかんしては
武田鉄矢的ダイレクトさが気になりますが
短い時間ではしかたないかと。


とにかく
こおろぎ、第一回目は
たんぱく質の合成と遺伝子工学の教科書を眺めつつ
横目で見て感動したのでした。


その
第一回目を兵庫県の知事がなんと新聞で大批判した。

「薄暗い」セット、照明等、悪いイメージで
大抗議の様子。

あのー、これ、ドラマです。

薄暗いのはあたりまえです。

ストーリーから言って、
明るいはずがない。

なんでも商魂たくましく
街の活性化につなげようとお考えの向きには
ご不満なんでしょう。

大河ドラマにたよらず、地域の活性をなさっていただきたいものです。


と、
奇跡のようにこおろぎ、大河ドラマを見ることになりました。
・・・といっても
時間的に難しく、根性もなく、飽きっぽいという劣悪な性質なので今だけ
中井貴一さんと松山ケンイチファンとして興奮しているだけかとも
思われますが、
文化研究をするようになって
見る眼が育ったのは確か。

ちょっと楽しんでみます。




今日の写真3枚は最近美味しかったワイン。

こおろぎ、最近いろいろ考えることが多くて
ちょいと元気はありません。

しっかり大人になったのかもしれないなあと。

そして師匠たちが他界してしまったことを
改めて実感して、困惑しているのかもしれません。

さ、
弱音ばかり吐いてはいられません。

たくましく1月のスタートです。
授業開始。

いざ、こおろぎ先生、生命科学の講義ですよ!
むずかしいことを簡単に・・・
なんとかがんばります。


そうそう
成人式、各地の様子をテレビや新聞で見ました。


あのね、どうでもいいですけど、白いふわふわ襟巻きは
「外用」ですから。
室内ではとってください。
そんなことも教えられない親ごさんたち、反省すべし。
会場内で、他の大人がコート着ていないのですから
ショールははずすのが当然。
そして和服にひどい髪型の多いこと。
なんだかなあ。

こおろぎ、書くこと沢山ありますが
リクルートスーツ
ブラックフォーマル
卒業式の女の子の袴と男性の白い紋付
成人式の白いふわふわの研究したいです。

さ、忙しいです。

上手に時間をつかいたいと思います。

明日はお料理のこと書きたいと思います。