アンチ断捨離・・

岩見沢教室が開催されました。

今回は札幌で開催。
ホームページのお知らせの欄にも載るはずです。

6名のご出席でしたが
短いお時間であれこれどっさり。

皆様お疲れさまでした。


気がつけば、本当に年月は流れ、
こおろぎも物忘れはひどくなるし、
集中力も、あれもこれも衰えっぱなし。

とはいえ、
ルンルンとランランと生きていくしかないのですもの、


今ある「生」を謳歌してこそ、人。


いろいろな友人が大切な人たちを亡くしたり、
親御さんの介護等でヘトヘトになっている情報が
増えています。


日本の経済も政治も全く定まらず、
なぜかみんな、「自分」の立場でばかりモノを言うようになりましたね。


テレビの予告編で見た、ロシアの森を守る集落の人たちは
50年後、100年後の子供達、自然を考えなければ・・と
言っていました。

胸を射抜かれました。


いつだって「今」しか見ない日本の政治。
ない資産をばらまく体質は、昔から変わりません。


アメリカはジャイアンのようだわと、
仕事仲間が笑っていましたが、
ジャイアンの勝ち!
そんな場面が、結局は多いのが現実ではないかしらね・・


今日の札幌は
とても寒いです。

でも
東北の被災者のみなさんに比べたら
なんの贅沢が言えるかしらと思います。


ボランティアから戻った方が、

毎日無言で海を見ているご老人が沢山いて
言葉が無かったと言っていました。


そんな報道も
すっかりなくなって

TPP?
ギリシャ


あしもとの悲しみを
断じて忘れてはなりません。



どんどん寒くなります。

絶望感に必死に耐えていえる人たちは
どうやってこの冬をこしたらよいのでしょう。


3月の恐怖と悲しみは
少しも薄くなどなりません。




とはいえ
こおろぎはこおろぎにできることをするだけです。


クリスマスのしつらいもスタートしなければなりませんが、

さて
このアトリエ兼自宅、どこからどう手をつけたらよいものか・・・


でも
やっぱり思うのです。


断捨離とか
収納とか
片付けの指南書とか


どう考えても
「なにかが違う」のです。


生活学会の会員だからでしょうか。
道具学会に入るからでしょうか。


綺麗に片付くことも
収納上手も
いいに決まっています。


でも
指南されてすることかどうか、


だらしのなさも「命の一部」だと


このごろ思うのです。


それほど
あっけない命の終わり方を
最近続けてみています。


「そんなこともできないの?」
「捨てる人が素敵」
「片付けられない人はダメ」


こんな脅迫、もう沢山だと


そう同調してくださる人はいませんか?



上の写真はこおろぎの授業の直前。

大きな教室の後ろの席から埋まっていきます。

ずーっと向こうにどっさり学生。

いつの時代も
センセーなんて
ウザいものなのでしょう。



いい仕事をしたいと
切望する晩秋です。


こおろぎ組には素敵な秋の日々でありますように。