新講義開始

過労でダウンという情けない休養の末
こおろぎ先生は
必要以上に元気に復活してしまいました。


東京家政学院大学3年生の
「食・空間プロデュース論」8回も
元気よくスタートしました。


時間の都合で
2コマ続きで学ぶ学生さんたちは
お気の毒ですが、

どうぞ
食空間の大切さを
しっかり考える管理栄養士になってください。

栄養だけで
人間は元気はなれないのです。


ほかの動物たちの餌とは違う、
人間の『食」が抱え込んだ文化と
歴史、装飾と思想

経済と政治も背後に感じながら、
しっかりと学んでください。


そして
手の動く管理栄養士になってほしいです。


ほんの少しの気遣い、手間、
小さい空間を大切に、
ちょっとだけ気配りのできる
そして
花と料理の演出が気軽にできる
そんなプロになってください。


事前に聞いていた人数よりはるかに多い
100名近い学生さんたちの受講を得て、
にぎやかな授業の展開になりました。

上の写真は午前中のクラスです。
椅子も足りなくて大わらわのスタートでしたが
やる気満々の学生さんたちはみなイキイキしていて
こおろぎも幸せでした。




少ない予算の
こんなちょっぴりのおやつでも

なんだか楽しい『演出」の実習。


こおろぎ自身も
多いに楽しみました。


先週のダウンで
こおろぎは沢山反省しました。

豊かさの提案をし続けてきたこおりぎが
ちっとも豊な気持ちではなくなっていて


いろいろなことに
憤ったり、悲しんだり、
気持ちも相当揺れることが多い昨今でした。
健康管理より
とにかく調査や執筆等を優先させ
自分にも他人にも優しくできなくなっていました。


すばらしい出会いも、仕事もどっさりあるのに
それを謳歌する気持ちの余裕を持てなくなっていたのです。


まずいまずい。


仕切り直しです。

マダムこおろぎ自身に
「エラー」のマーク。

ひとまず「強制終了」して
パワーの入れ直し。


週末のひと呼吸で
こおろぎ、
充電完了です。


でも多分、
以前とはちょっと違うかもしれません。


エンジンフル回転はしないことにします。
できるかどうかはわかりませんが

ちょっとね、
ゆっくりゆったり、
本当に大事なモノ、コトを丁寧にしたくなりました。

ぎゅうぎゅう詰めのスケジュールもやめました。



でね、
一つ大きな
いえ
小さな修業を開始したことを宣言しておきます。

こおろぎは右利きですが
花の仕事は左も使えます。
が、
食事の際、ちょっと左手も使うことにしました。
え?
何のため?


説明が長くなりそうなので
いずれゆっくり。

いつもと違う神経を
使うことは
相当、「いいこと」だと気がついたのです。


そうでもしないと
自己変革など絶対にできないほど
人間は弱いイキモノだということにも
気がついたのです。




ホームページの表紙が
秋冬バーションに変わりました。

近く商店内も
クリスマス色のオープンになるのかも。

「私」へのプレゼント、今年はいかがでしょうか。
母であり、妻であり、娘であり、仕事人であり、
本当に女性はシンドイイキモノです。


こおろぎ組のみなさまには
素敵な秋の日でありますように・・・・