終わりのない作業

やってもやっても何も片付かない日々です。

そして
教育者としての仕事も
時には、やってもやってもむなしいなあ・・と思うことも
たまにはあります。


あんなに教えたのに
どうしてこうなの?

ということ、あるわけです。


それは
教師が悪いのか
学ぶ方も悪いのか

どっちも悪いか
両方悪くないのか・・・


どんな仕事にもむなしさというのはつきものですね・・



と、
弱音も吐きたくなる夕暮れ時。

北国には足の早い冬の気配です。


上の写真は先日仕事仲間と行った新宿のおでん屋さん。
その前にちょっと食事をしていたのですが
どうにも、おなかが収まらなくて
デザートではなく、
ちょっと飲み直したい気分もあって
立ち寄ったのでした。



フレンチの美味しいお料理をたべたあと、どうしても
お茶漬けが食べたくなるような
そんな気分にも似ていたかもしれません。


豆茶というメニューでした。
「とうちゃ」と読みます。

さてなんでしょう・・

ご飯に、おでんの汁でさっと煮た絹ごし豆腐がどーんとのっていて
おでんの汁がたっぷりかかっている「お茶漬け」なのです。


いやあ、
極上のお味でしたわ。

お豆腐の量を見たときは
食後なので無理無理・・と思いましたが
あっさり平らげました。


牛すじやらなにやらのお出汁が満点でした。


こういう料理こそ、「極上モノ」


北海道にもミシュランがやってくるそうですが

こおろぎは
口をつぐんでいます。


格付けは何に対しても賛成しかねるからです。


知られざる名店を
発掘してくださるなら別ですけれど・・・


諸手を上げてウエルカムしていた知事さんの笑顔を見て
なんだかドキドキしたこおろぎでした。




この抹茶アイスぜんざいも

ちょっと疲労の大きかった仕事のあと
仲間と「反省会」の場に選んだ甘味処。


満点とれそうな仕事だったのですが
ちょっとした点検不足で反省が必要になった日でした。


ため息つきながらの甘味、
やさしい味でした。



いつもいつも反省ばかりのこおろぎです。


今日は大学で
どかーんと学生に雷落っことしたこおろぎ先生、
虫の居所がわるかったのではなく
イライラしていたのでもなく
まじめな学生を守るためには
鬼にでも蛇にでもなろうというものです。


現実はいつだって
美しいばかりではなく

むなしさと
せつなさと
こころぼそさがほとんどです。



いやーっ、腹がたつわーっと
帰宅して叫んだら、小心モノのりきまるさんは
すっかりおびえて「お部屋」から出て来れなくなりました。
彼はいつも、ピアノの下の、この「お部屋」にいるのです。


初雪も降りました。


クリスマスの仕事も順番にスタートです。

大学は後期の内容を着々と進めていきます。

そうそう
前々回、ご紹介した、「生活をデザインする」光生館出版。
お問い合わせがありますので
お答えしておきます。

こおろぎの手元に何冊かご用意がありますので
ご入用の方はメールにてお知らせください。
本屋さんよりは早いです。


少々風邪気味で心身憔悴気味なので
本日は秋刀魚に白ご飯、さらにチゲ鍋風うどんを作ることにします。


それから・・本日の発見。
海苔弁当の調査経過で、やっぱり恵方巻きの「非存在」を確認。
でも、海苔業界がそれで活気づいているのなら
それもいいでしょう。でも
・・・らしいとか
・・・といわれている
とか
ふんわりとした噂や嘘は
好ましくありません。


元気よく
「たまにはのり巻きを食べましょう!」
「ハレの日はのり巻きを!」

と言えばいいのではないでしょうか・・・


船場のどこそこで昔から・・とか
武将のだれそれがどこそこの戦で勝ったときに・・・とか
目をつぶって恵方がどうの・・・って
あり得ませんから・・・


また年があけたら、恵方巻きさわぎが始まります・・
その前に、こおろぎの予感では
来年は「小正月」がさらに注目されるかも。
「女正月」です。
この商魂時代、「小正月」のご提案、今年から火がついていますから
来年は、ちょっと騒ぐのかもしれません・・・


文化も伝承も
新しい世代の商戦に利用されながらでも
守られるならそれもいいかと
思うようになりました・・


まずいまずい・・・
本日、マダムこおろぎ、弱気です。

チゲ鍋食べて復活することにします。


寒い季節到来。
こおろぎ組の皆様、ご自愛ください。