時間割作り

あっというまに7月が終わりそうです。

コロ介のセンター試験
キキの国家試験
つづいてコロ介の前期試験と後期試験
キキの引越し
あれこれドタバタして冬を終え、



生活美学の教科書の末席に書かせていただたいた原稿で
四苦八苦した春でした。


同時に、早起きライフもスタートして
午前3時に寝ていた怠惰なこおろぎが
午前4時起きの健康生活へシフト。



函館短大の講義に加え、
東京家政学院大の講義も昨年より増え、
東京通いという
楽しみにも感謝。


そして、応援してくださる皆様や
仕事の効率化等を考え、
思い切って、ホームページのリニューアルに着手したのが
夏の初めでした。


管理人みのりちゃんとデザイナーのえりこさんのペアは
東京と札幌という距離を全く感じさせず、
サクサクとランランラン・・と
あっというまにこおろぎのページを改良してくださったのでした。
そしてそれは今も着々と進化しつづけています。
日々動くページです。

新しい情報がいつ登場するか、こおろぎもわからないので
どうぞお見逃しなく。


そして気が付けば夏。




さてさて今年も後半です。



ところで
荒井商店は
かつて東京神田で鶏卵問屋を営んでいました。


カブトムシのお父様のお父様の時代かそれ以前あたりからのお話です。

カネ印にひらがなの「あ」を書いて
「かねあ」が屋号。

そのお父様に、
インターネットのお話はきわめてむずかしいと承知の上で
この不肖の嫁が
生徒さんにお役にたてるかと選んだ商品を
限られた時期だけ扱うセレクトショップを開店し、
その名前を
「かねあ・荒井商店にしました」と
報告したところ、



ああ
お父様ときたら、
どんな反応だったかというと


「え?
そうかい?
それはそれは!
なんだかおもしろいねえ
今ごろ、荒井商店かい?」


そして

「はっぴと前掛けも作るのかい?」



キャーッ、お父様、素敵すぎますわ。



はっぴと前掛けですね・・・
いつかきっと作ってみせますわ、この嫁が!


「でね、
三津子さん、いいですか?
かねあ・荒井商店の前にはねえ、
ちゃんと、内外鶏卵問屋、というのをつけなければだめなんですよ!」


ウームっ・・・
お父様・・・
内外鶏卵問屋ですか・・・


ちょっとそこは難しいかも・・・。

アホ嫁は
鶏卵はたぶん扱いませんんが・・・
と言いながら、
そうだわ、最高の卵もセレクトすればばいいんだわっ!
と突然思いついたりしたのでした。


生命科学を教えるこおろぎですもの
卵でも精子でも扱って当然ですわ・・・・




そうそう
神田の荒井商店は
卵が高価だった時代、
文明堂など、お菓子屋さんに卵を卸す老舗だったのです。


神田明神下の
懐かしいお話を聞かせてくださるお父様は
いつもとても輝いていて
笑顔満面、饒舌で

その勢いで

「三津子さん、熱燗、もう1本いただいちゃおうかね!」

と続きます。


人生を素敵に生きてきた85歳は
今、へんちくりんな嫁の
小さなお店に、目を丸くしつつも
よき時代をちょっと思い出して
うれしそうです。


しかしながら
お店屋さん・・というのは
学問と同時進行することはきわめて難しい作業です。

頭の使い方が全く違います。

良し悪しでも左右でも上下でもなく
全く違う神経細胞と記憶力を使うのです。


生活の時間を上手に割り振りして
どなたか応援団にお願いできるまでに
育てたいと思っています。


さてさて

昨日は、お教室がありました。
総合デザイン+食卓美学。

夏のおもてなしです。


ホームページのお知らせの欄にも報告記事がありますので
ご覧ください。



時間の有効活用こそ、目下のこおろぎの課題です。

生活空間の整理整頓に追われるばかりで
なかなか本題に到達できずにいますが
8月からはそうはいきません。
早々に大学は試験です。
試験のあとは400枚ほどの答案の採点が待っています。

終わるころには秋風。

後期の授業も開始です。
後期は北海道文教大学では生命科学
札幌国際大学では「人間と自然」
東京家政学院大学では、たぶん、フードプロデユース論など。
同時に
論文の執筆が待っています。

心静かに2011年の年末を迎えられるよう
充実した日々をすごしたいものです・・


無理無理無理無理無理無理無理・・・