教師魂

こおろぎ元気。

東京家政学院大学のフードプロデュース演習専攻の
みなさん、上機嫌。
もちろん、こおろぎも上機嫌。

吸水性スポンジの構造や
使い方、枝の切り方、デザインの仕方、
なにもかも生まれてはじめての情報を
じーっと聞いて
あっという間に作成。

え?
できた!

教師として
こんな感動はありません。

笑顔はいいです。

やっぱりいい。
学ぶことは楽しいと
思ってくれるだけで
教師の仕事は満点かもしれません。

管理栄養士として社会に出て行く彼女達に
食の演出アイテムとして
花や布を上手に扱える技術を伝えることが
こおろぎの仕事の一つです。

食器や
盛り付けのバランスを
具体的に指導することが
このクラスの目的。

食事は文化です。

文化は枝葉が広い。
丁寧に学んで欲しいと思います。

そしてとうとう
東京に「東京ミント倶楽部」が誕生しました。

こちらもまた
花も食卓のコーディネートも
初めてというみなさんが集っての「結成」。


エコール・ド・フルールに
強力なメンズメンバーの参画です。

男女関係なく
生活を謳歌する手段を身につけてこそ
「人間」。

それぞれがお仕事をもつみなさま、
忙しい中の集合でした。
東京ミント倶楽部基礎講座の開講、バンザイ!

東京研究コースも近く再開します。
お待ちくださいね。

24時間しかない1日ですが
時間はなんとか工面するもの。

あれがこれがと言っているうちに
今日も「もう、こんな時間!」という日々ですが

なんとか上手に時間を工面して
自分を育て、励まし、褒めてやりましょう!

それができなければ
家族や周囲に、優しくなんかできませんよね。


こおろぎ、お勉強も再開。
目下、そうとう面白い本を読んでいますが
翻訳があまりにひどくて
苛立つばかり。
翻訳というのは、英語を日本語にする作業ではありません。
内容をまず理解してから、要するに、
日本語にしたものを、もう1度伝わる日本語にしてこそ
翻訳技術というものです。

日高先生の翻訳は実にすばらしかったです。
わかっている人しか使えない言葉で訳してこそ・・でしょう。

頭痛がするほどひどい訳なのですが
今はそれしか手元にないので、そのひどい和訳から
原文を想像しながらもう1度考えなおす作業を続けています。

学ぶことは限りがありません。

「食べる」ということを
社会学的に論じている本を
頭痛と激怒に負けずにがんばって読破し、
関連するものにも手を伸ばして
きっとなにか新しい方向にたどりつきたいと思います。

お教室にも、いっしょに考える「議題」を
提案できるよう、がんばってみます。


今テレビで
鈴木清順さん、48歳差の結婚という話題。
あー、こおろぎのコメンテーターの日だったら
なんとコメントしたかしらね・・・


基本的には年齢さは関係ないですが
こおろぎは「結婚」という制度に疑問があるので
わざわざ「結婚」という手続きを踏むには
愛情だけではない「理由」があるのだろうと思います。

生物学者としても
文化研究者としても
あーよかった、本日、コメンテーターではなくて
よかったです!

こおろぎはますます元気です。