素敵捜し敢行

こおろぎは
島田順子さんの大ファンです。
それはずっとずっと昔からです。

もちろんジュンコシマダの洋服を着て
そのラインの「緊張感」をしっかり感じて
「洋服」とはかくあるものだと学んだ上で
その作品に惚れたわけですが、

その作品にもまして
島田順子という女性自身の洋服の着こなしも
髪型も佇まいも、
パリに移して一層輝きだしたライフスタイルも
全部大好きです。


大掃除をしていてみつけた雑誌の表紙。
素敵ですね・・・やっぱり。


こんなハイヒールを普通に履く心意気、
踵の高さ、そのものを評価しているのではありません。

スニーカーでもなんでもいいのです。

全身に配慮のあるプロ意識。
そこが素敵なのです。

そしてやっぱり大型犬。
似合いすぎです。

こおろぎも20年ほど前、
幼いキキを連れてパリへ移住する計画をたてたことがあります。
それは必死でした。
なにもかもやりなおしたかった、
必死のこおろぎでした。

住むところも
仕事も
かなり具体的に話は進んでいたのですが

「ママ」を一人残していけるはずもなく、

そうこうしているうちに
広島県在住のカブトムシに遭遇したのです。

それはそれで必然だったのでしょう。


でも
パリに住もうと思った理由のどこかに
島田順子さんにあこがれていたから、というのもあるかもしれません。


いつだって、緊張感のある個性的なファッション、
こおろぎは今のシャネルよりディオールよりずっと好きです。



さて、今月末の、大リニューアルオープン目指して
脳細胞を休ませて腰痛をだましながら体力の限界に挑戦して
大掃除しているこおろぎ、とうとうネコの額の庭に着手。


初代アシスタント、ガーデンデザインも守備範囲の
フラワーデザイナー、大野朝代氏、朝8時に登場。
彼女も農学、園芸学専攻。ブルーべりーで卒論を書いたという
ガーデンニングのプロなので
こおろぎの狭い庭の混沌とした現状を
あっというまに整理。
この写真は手入れ5分後。
この後、驚異的な早やさでキレイになりました。
数年かけて育てようと思います。




畑仕事のあと、みんなで食べようと炊いたご飯。
秋刀魚とサツマイモ入りのファイトご飯。
いやあ、おいしそうですわ。
山椒とか七味、塩など振って食べると
パワフル感、増します。

そして門外不出の今日の魔除けの一枚。




庭仕事のこおろぎのファッション。
なぜか室内で長靴。
ガーデン用の帽子が捜せず、
え?この帽子?
母のひどいファッションを、コロ介が撮ってくれました。

やる気があるようなないような・・・
この帽子だけでなく、全体にひどい。
島田順子さんどころではないです、全く。

お気に入りの帽子ではありますが
正直なところ、腰痛もあって
なんの役にもたたなかったこおろぎであったことは
言うまでもありません。

でも、転居して7年もたつのに
「そのうち・・」なんてもう言ってはいられません。

労働あるのみ。



こおろぎ組に、素敵な一週間でありますように・・