気を取り直して・・・;

14日からずっと続くアレルギー
仕事にならず。

でも被災地で具合の悪い方がたを思えば
これくらい問題ではないと思います。

とはいえ、
こおろぎの作業は遅々として進まず。

古い食文化の本をじっと眺めて
ため息つくばかり。


文書に残る饗宴等の記録は
どれも当然貴族階級のものばかり。

庶民の食の記録は稀有。
1日3食
というのも
日本人は米食・・・というのも
実に怪しいことなのに



なんでもそうですが 
「一般化」の難しさに直面。


思えば
食文化に関する「教科書」はどれも
均一で
同じ資料に基づき、
検証不足の情報ばかり。

民俗学
文化人類学
などに根ざした
情報がいかに乏しいか
そのことには気がつきました。


気づいてしまえば
上っ面を眺める食卓の演出指導は
実に空しく


史実をたどりることを大切に
こおろぎのお教室は進めていこうと思うばかり。



日本人にとっての
「正式」な器は木製であったこと

そんなこともまた
改めて確認すると


提案する形もおのずと変わってきそうです。



ホームページの表紙が相変わらず動きません。

あちこちからお問い合わせをいただきますが


今ブログを読んでいただいている方のように
ダイレクトに入っていただれば大丈夫なのですが

あちこちに問題が派生しているのでしょう。



暗い話題ばかりの昨日
コロ介が卒業した高校のクラス便りが郵送されました。

英語の担任の先生
なんとギネスに挑戦なさっているのです。
なんと教師生活25年で
1日も欠かさず
クラス便りを出し続けていらっしゃいます。


コロ介のクラスにおいては
卒業後とどいたのが185号。

毎朝、5時には登校なさってお仕事。

遡って朝4時からご自身に課した英語のトレーニングを
欠かさないという徹底振り。

個性の強い先生ですが
揺れない姿勢が
結局は学生たちの信頼を得るのだと思いました。


コロ介の進路に関しても
無謀な挑戦に対して
理系から文系へ、さらに文系から理系へと
二転三転したこともふまえて
真摯なアドバイスと応援をいただきました。


毎回、英語のフレーズや
ロックンロールを含めて英語の歌詞を載せ、
その訳や内容を解説。

脱帽の作業でした。
そしてそれはまだまだ続くのです。


「揺れない姿勢」

教師に求められる大切な資質です。



「できることをする」


そして

こおろぎが今気づいている
学問の領域の問題には
目をつぶら
しっかり是正し、表現していくこと


体調復活後

がんばろうと思い至りました。


]

卒業後、こんなラストメッセージを受け取ったコロ介たちは
幸せです。

よい学校というのはこういう学校なのだと思います。



卒業式、校長先生は
今年度の30代の学年主任の先生が
いかにすばらしい教師だったかを
卒業生に坦々と、そして涙しながら語られました。


仲間を認め
仲間を褒めること


優しさの原点であり
人のつながりの基本だと痛感しました。


愚痴の多い人
不満の多い人
批判の多い人は

結局はさみしい道を歩くことになります。
愚痴も不満も批判も
不幸を加速して招きますからね。






と、偉そうに言うこおろぎ、
ちょっとブティックで不遇な扱いを受けた程度で

このブログで最近、多いに悪口雑言したような記憶。
言行不一致のこおろぎでございます。


さて

北国にはまた寒さ到来。

真冬の様相。
アレルギーも三日目、そろそろ回復してほしいものです。
全身症状に閉口気味。


でも
今日中に一まとめ終わりたいと思います。



りきまるさんも
夕べはなにか思うところがあったようです。


先日、シフォンちゃんというかわいいトイプードルにひと目惚れした
らしく

以後、こうしてときどき窓の外を眺めてため息。

彼には彼の悩みがあるのかもれません。




こおろぎ組
すべての皆さんが
健康で、心優しい日をすごされますように・・

そして
一日も早い
被災地の復興を・・・
かなしみのすべてが癒されますように・・