貴重な2月

あっという間に2月も6日。

ああでもない、こうでもないと言っているうちに
日々流れています。

政治が不安、経済が不安・・
何もかも不安です。
せめて日々、笑顔の耐えない暮らしがしたいものです。

時間はあいかわらずないのですが
「時間がない・・」というのは
かなり奇妙な言い方です。

誰にとっても1日は24時間ですからね。


使い方が悪いんですわ、私、きっと。

ときどき、タイマーをセットして家事労働など
するのですが

昨今は5分にセット。

5分は短いです。
その5分でなにができるか、
やってみてください。

かなり面白い。

試験問題なら簡単な問題なら1題作れますし

少しの食器なら片付く。

6畳程度なら掃除機も可能だし

犬のオシッコにも付き合える。

調べたい論文探しも2つや3つは見つけられる。

布団も片付くし・・

しかし

やっぱり5分は短い。

今日は5分タイマーを2時間小刻みに鳴らしながら
動いてみました。

せかされてヒーヒーいいながら
腹もたてながらでしたが

本の山を一山づつ片付けたり、

領収書をまとめたり、

5分刻みでかなり前進。

人生には限りがあるということを
痛感しながら

なかなか楽しいあわただしさでした。


上の写真は先日であった鶏肉。

すばらしい料理人に会いました。

盛り付けを真横から撮ってみたのですが

このネギと、ふんわり焼けた鶏肉の
危ういバランス。

美しい食のシーンでした。



さて
こおろぎの誕生日に不細工シスターズから貰った
カードの一部。
なかなか上手なりきまるさんのイラスト。
キキが描いたのでしょうか。
二人とも似た絵を描くのでわかりません。

その大晦日からこんなに日がたってしまったのに
こおろぎ論文1本書いただけです。
まずいです。
3月末までにあと3つ。最低2つ、書かなければなりません。

やっぱり5分タイマーで追われながら
やるしかないようです。


お教室26年目の春です。

逆光の写真ですが
こおろぎなかなかこの写真、好きです。
先日のお教室風景ですが
なかなか素敵。

2月、すべてのお教室にスイッチオンの予定。

ホームページにも
新たな項目が並ぶ予定ですので
お楽しみに。


海老蔵さんの問題で
げんなりしていたところに
お相撲さんの醜態の話題。

悲しいのは
「そんなこと、昔からみんな知ってたんじゃない?」という
石原都知事をはじめとした文化人のみなさんの
まさかのご発言。
興行だから、それもいいんじゃないの?
だと?

へええ・・・。


神事と興行とスポーツと
3つの要素があるのが相撲だと

もっともらしく語る人たちの多さに驚愕。

だったら
品格品格と言って、アサショーリューを追い出したのは
なんだったんでしょ。
興行だったら品格なんか持ちださなきゃよかったじゃないですか。
興行だったら八百長もよいんですね・・・


そうですか・・・
こうなれば「神事」の部分より「興行」的側面ですか・・


そもそも「神事」と「興行」
大きな違いがありそうですが
実は神事には興行が付き物だったはず。
でも今の時代、このバランス、同時進行は難しい。



神事だからこその品格だったんじゃないんですか・・・


「国民」が待っている相撲?

「国民」って誰?

いったいファン層ってどこの誰?

どれくらいの人が
「あの時間」にテレビを見られるのでしょうか。

ま、いいです。

こおろぎは

今までくさいものに蓋をしてきた「権威」が嫌いです。
こおろぎは
大昔から
「権威」が大嫌いです。



弱いものを徹底してつぶし
強くなりそうなものも徹底してつぶし
うんと強いものだけ持ち上げて
邪魔になったらすぐにまたつぶす


それが権威です。

奥歯にモノが挟まったまま
書けないことばかりですが


こおろぎが歩いてきたいろんな道で
こおろぎが叩かれ続けた領域にも
沢山の権威者がいました。
組織もあった。


そのどこにも所属しないと決意せざるをえなかったのが
若い日のこおろぎでした。



謝ることも
反省することも
是正することも
その方法さえわからない相撲界に


日本の
いろいろな悪い側面を見る思いがして
うんざりしています。


気分を直して1週間
丁寧に暮らそうと思います。


先日、お友達がこんな本を送ってくれました。
こおろぎは
中原淳一とオードリーの関連本のコレクターです。
眺めているだけで
笑顔になってしまいます。


歌舞伎もお相撲も
日本の伝統だと言われますが


どちらも
よーくよーくよーく調べ、
よーく考えてみると

さて
ナンの伝統なのか不可思議になってきます。

梨園」などと
特別視しはじめた歴史の
なんと
浅いことか。


「芸能」だと思えば
特別視する意味のなさが見えてくるはずです。

「古い芸能」などほかにも沢山あります。

歌舞伎だけが特化しているのも
都合のよいときだけ「神事」としてあがめられる相撲も
不可思議といえば実に不可思議なのです。


単純に「素敵なもの」が素敵なのです。


うふふっ
あしたのジョー」の
伊勢谷友介さんが素敵です。
さらに最近
竹之内豊さんも素敵です。
うふっ
竹之内豊さんが
グレイハウンドを飼っています。
でっかいワンコでした。

わけがわからないほど太ったお相撲さんばかり
画面で観ていたこおろぎは
竹之内豊さんと
グレイハウンドさんを観て
すっかり目も心も洗われたのでした。

素敵なものを見ましょうよ。
素敵な音楽を聴きましょうよ。

いい本を読みましょうよ。

いい人に会いましょうよ。

そして
短い2月を
しっかりと大切に暮らしたいと思うばかりです。