こおろぎ生誕祭

あわただしさと
騒々しさと
わけのわからなさと
バタバタ加減は
運命的と言えそうです。
こおろぎは
12月31日に生まれました。

それも夜。
紅白歌合戦が始まるころ
生まれたそうです。
こおろぎのパパは
年内に子どもが産まれたので
扶養家族手当てがどっさりもらえると
先輩に教えられ、
大喜びで、まだ活気のあった函館の街を
お友達と飲み歩いたそうです。

それから何年たったのでしょうか。
いったいいくつになったのか
本日、誰もわからず、
配偶者カブトムシは手帳を出して生年月日を検索。
キキは○○歳ではないかといい、
コロ介は△△歳だと思うといい、
こおろぎ自身は□□歳だと思っていました。
全部違いました・・・。

実に、こおろぎは
◎◎歳だそうです。
バンザイ!

2009年のクリスマスに作ったCDのジャケットを
バースデイ用のカードに作り変えてくださった
マダムKUMAGAIさん、
素敵です。ありがとうございます。
このイラストは
なでしこ倶楽部のイラストレーターHAYAKAさんの絵。
りきまるとこおろぎのハイヒール。

こおろぎ、何歳になってもハイヒールで歩きますからね!


さてこれはキッズからのバースデイカードです。
改めてお見せしますね。

さて自由になる時間がほとんどない生活が続いています。
あちこちにご無礼を重ねております。
お許しください。

大掃除どころではありません。
生活空間の確保が課題の日々。
そんな中、大晦日の夕食となりました。

国家試験勉強で真っ青のキキと
センター試験直前のコロ介は
テーブルの奪いあいをしながらの中、
素敵なプレゼントを用意してくれました。



本当はキキに豚肉
コロ介に白菜
カブトムシに味噌
をリクエストしていたのですが
今朝、やっぱり形の残るプレゼントがいいかしらと思い立って
コロ介に再度リクエストしたところ・・・


想定外のかわいいフライパンを贈ってもらいました!
こおろぎはキッズにフライパンをリクエストしたのでした。
使い方が乱暴なので
すぐにダメになるこおろぎさんちのフライパン。
忙しいキキが
東急ハンズに買いに走ってくれたようです。
感謝。


こおろぎの
ごくごくフツーの生活の一場面です。

家庭用のひどい顔で、すみません。
2011年の魔除けにぴったり。


いろんなことがあります。
本当にいろんなことがあります。
でも
どうぞ
こおろぎ組のみなさん、
こおろぎといっしょに
背中を伸ばして
どうぞどうぞごいっしょに
年を重ねてください。



大きな絶望も
欠落感も
悲しみも
哀しみも
困惑も
動揺も
それは人生に付き物です。

でも
湧き上がる喜びも必ずあろうというものです。


自分の年齢もわからない
母の年齢もわからない
妻の年齢もわからない
そんな家族が
ここにいます。


この家族にも
山もあり谷も川もありながら
今日があります。



晦日ですが
家族一同
机とテーブルを奪い合ってのお勉強。
こんな家族も珍しいかもしれません。

もっと楽な道はきっとある。



いつもそう思いますが
その道を選ばなかったのだから



選んだ道を歩くしかないですからね・・・。



人生、50年などあっというまです。
60年もあっというまです。

問題はどうやって50歳になり
どうやって60歳、70歳になるかだったようです。


そして
どうやって
これからを生きるか
それだけが課題なのだと
やっとわかったこおろぎです。

さて
今日いただいた素敵な花束。
ピンクの薔薇はイブピアジェ
すばらしい香りです。



明日から2011年
もっともっとお勉強しようと思います。



今22時47分。
一人でスペインのスパークリングワインを飲みながら
書いています。
紅白歌合戦トイレの神様
長い歌です。
8分以上。



こおろぎはこの今年の話題の曲を
素直に聴けません。


べっぴんさんになりたいのはいいのですが
「気立てのいいお嫁さんになりたい」から
トイレの掃除をするというくだり。



相変わらず
女性の究極の到達点が
「お嫁さん」だと
2010年の終りに聞かされるのは
なんとも残念。



目下お弁当の現代の文化史を仕事仲間と執筆中。
お弁当作りが「おかあさん」の仕事になったその理由に
誰も触れることがない不思議。
母の手作りがイコール愛情だという不思議。
冷凍でもレトルトでも
夕べの残りでも
朝からエビフライでも
どうであれ、
「手作り」へのあくなきこだわりに
誰も疑問を持たない不思議。


手作りは確かにいい。
でもそれは
本来、自分の食事は自分で作るのが
イキモノとして普通のことだったはず。

母も働き、
妻も働く時代になっても
女性に課せられる過大な家事。


「主婦の誕生」という本もあります。
お弁当に関する執筆の渦中なので
紅白歌合戦の長い長い「感動的」な
曲さえ、素直に聞けなくなっていますが

さて
どうなんでしょうね、
「気立てのいいお嫁さん」というフレーズ。

この曲に感動する人の多さを
こおろぎは
ドキドキしながら受けとめています。

このドキドキは
来る年のこおろぎの
いろいろな仕事の大きな原動力になりそうです。


来る年は丁寧に丁寧に仕事をし
ひとつづつ形にしていきたいと思います。
まずは1月初旬締め切りのお弁当の論文、
中旬は某社の講演、
3月末までに教科書の執筆。
あっというまに春です。

家計簿と日記をせめてつけようと
思っています。
さて何日続くことでしょう!
ご期待ください!

今年もお世話になりました。
来る年も
どうぞよろしくお願いいたします!
今年も残すところあと1時間。
ブタ肩ロースのブロックを3つ、今煮ています。
これからキノコのキッシュを作ります。

右手にオシャモジ
左手に論文
器用さに感謝しながら
カウントダウンです。

辛口のカヴァを飲みながら
全こおろぎ組のみなさまのご多幸を
強く強くお祈り申し上げます!

こおろぎ組バンザイ!