自己変革2010

先週のHTBほんわかどようび
こんな「ごはんのお供」のご紹介がありました。

こおろぎさんちの古い器たちが活躍。
美味しいお品を
ひきたててくれたように思います。


北海道の珍味。
こんなシーン作りのお手伝いができて幸せでした。


さてこの写真、
みんな集まってなにをしていえるのでしょうか・・
怪しい・・・んですけど・・・・


え?
みんなで何してるんですか・・・・?


ああ
本当に久しぶりに
こおろぎ流の「クロカンブッシュ」のできあがり。


こおろぎ特製のこのタイプのケーキ、
かつて、某テレビ局の番組にも登場。雑誌にも載りましたし、
某有名チョコレートの広告用にも作ったことがありました。

懐かしくて胸が一杯。

年末なでしこスペシャルクラスのメンバーに
秘伝を伝授。
わいわい楽しかったです。

そしてこの笑顔。

きっちりすました写真もありますが
やっぱりこの笑顔の写真のほうがズッと素敵。
全員が笑顔という極上の一枚だと
撮影者こおろぎは思うのですが。


そうそう
先日、義父が
小さいメモを持っていて
見れば
「断捨離」と書いてありました。

なんですか?と聞くと
NHKで観たそうで、

三津子さんの生活美学的研究にも
「人生の大掃除」というこの考え方は
役に立つのではないか、という
ありがたすぎるお言葉でした。


お義父様
おたくの嫁は
断捨離の真逆の生活、人生観でございます。
掃除はしようと思います。
片付けも遅い歩みながら進めています。
余計なものは捨てます。


でも
なんでしょう、この「断捨離」と言う文字への違和感。
さみしい字面。

買ってこそ、
集めてこその文化ではなかったのでしょうか。

モノより思い出・・・と囁かれながらも
実際は
ステータスとして
自己実現の手段として
モノを提案し続け、
集めたものの「収納方法」を
あれこれ伝授しつづけ、
挙句の果てに

断れ?
捨てろ?
離れろ?

ああ
時間の残酷さ
残酷な時の流れに
ため息がでます。

人間はかくも「時間」
すなわち「時代」に振り回されるイキモノなのです。
実に哀しい。


時間がたって
それが「間違い」だと気づいたら是正するのはよいことですが
「人生の大掃除」という言葉が
なぜ今注目されるのか
こおろぎはわかりません。



お義父様
お宅の嫁は
断捨離という思想と真逆であることを恥はしません。
だらしない、とっちらかった人生を
みんなに迷惑かけながら
とっちらかったまま生き抜こうと思っています。


断も捨も離もできないからこそ
こおろぎは
本日一枚目の写真のイメージをつくることができます。
チーフディレクターのイメージを共有できるのです。

コラージュでいいと思っています。
モノを捨てることに快感があることは知っています。

でも
まだはっきりしませんが
なんとなく
モノをもたない生活への違和感というより
ブームへの違和感が大きいのです。

そして

冷たい文字

というのがあるものです。

断も捨も離も
文字として嫌いです。


部屋の乱れは心の乱れだそうですが

おっしゃるとおり、乱れっぱなしのこおろぎですが
その乱れっぱなしのおもちゃ箱的生活は
けして「捨てたもの」ではありませんから・・・。
絶対に、
だらしない生活って
「捨てたもの」ではありませんから。

そこにしか
生活美学はないのですから。


こんなに素敵な生徒さんたちの笑顔に出会えて
こおろぎは相当相当相当幸せだと
思っています。


なにかと意味深い1週間がスタート。

「グズグズダラダラ生活のすすめ」
いつかそんな本が書けたらいいなと
本気で思うこのごろです。


だらしない生活を
謳歌しましょう!

がんばれこおろぎ!


とはいえ、
歩けるスペースを広げろ!
床の本の山が崩れたら危険だぞ!
ほら、犬も転んだぞっ!
床に鍋を置くな!
冷蔵庫にラップを入れるな!

お恥ずかしい生活、己に鞭打つ、こおろぎでございます。