ご無沙汰の理由

週が明けて2日たちました。
こおろぎは元気です。
多少の疲れはありますが
「ナマモノ」ですもの、
疲れるのも当然、そして復活するのも当然。
細胞というのはそういうものです。


先週の土曜、「ほんわかどようび」のお花、
迷って迷って迷って迷った結果、
わが家の狭い狭い狭い狭い雑草だらけの庭に咲く、
「こんな」花たちだけを
お気に入りの器に投げ入れてみました。
投げ入れではありますが
中央に少々、吸水性スポンジを入れてあります。

先日、花新聞のカメラマンさんに
カメラのホワイトバランスなどをちょっとだけ
教えていただいたので
スタジオの複雑なライトのなかでも
こんなキレイな色で撮れました。


ただの投げ入れですが・・・


庭の花には
そのたくましさには勝てないなあ・・・・と

この自然な姿に勝てる姿ってあるのかしらと
久しぶりに思ったりしました。


今回の「ほんわかどようび」は盛りだくさんでした。
素敵な場面が沢山ありましたが
今日は「おいしい場面」を一枚。


ホッケの
「チャンチャン焼き」。

味噌、みりん、砂糖を混ぜたタレをのせて焼く
漁師さんたちのお料理ですが
いまや北海道の味覚。

おいしそうに見えるように
こおろぎのアトリエから3枚の器が出動。
夏らしい白いガラスの大皿には葉ランを敷いて。
お魚の形のガラス皿にはナマのホッケを。
懐石に使う土モノにはウニを。

木綿の暖簾にすだれを敷いて
夏のちゃぶ台を演出してみました。


さてそんな週末、もうひとつイベントがありました。




コロ介の学校の学校祭でした。

高校最後の学校祭。
カブトムシは土日、朝7時半から「おやじの会」で
フランクフルト焼きやら
立派な体格を生かして会場の警備やら。
こおろぎもボランティアお手伝いに参上。

詳しくはまた書きますが
広島県で生まれたコロ介さん、
仕事復帰ばかり考えていた当時のこおろぎに
連れられて
生後すぐから飛行機で東京、札幌と連れまわされ
はるばる連れていかれたアメリカの田舎町では
1歳にして保育園に放りこまれ、
アラスカで過ごした夏もあり、
バンクーバーで過ごした夏もあり・・・
幼少期からずっと喘息と低血圧からくる頭痛等
カブトムシ譲りの立派なご体格にもかかわらず
丈夫でもなかったのに
こんな母の都合で
振り回されてきたコロ介です。


でも
長いバレエの経験を発揮して
学校祭の度に炸裂したダンスを披露してくれました。

上の写真のどれかがコロ介です。

いやあ、立派に育ったバディ!だこと!
みんな、脚、長ッ!


もうたよりないこころぼそいコロちゃんではありません。


母は嬉しかったですよ・・・。
涙でぶれてしまいました。




そして
長らくご無沙汰していたりきまるくんも
ご覧のとおり、元気です。


元気すぎて
つい暴れすぎて
今日もコロ介に叱られて
・・・・
罰ゲームかしら、

日本手ぬぐいで「ほっかむり」されたのでした。
が、妙に気に入ったらしく、
どこかヘプバーンにも似て・・・・。



そして
国家試験勉強で多忙なはずのキキは
居酒屋バイトをとうとう引退。
その仲間たちとどこかのビーチで引退パーティーらしいです。


「あのね、海にね
ビニールプール持って行ってね
巨大なフルーチェ作ろうと思うの!」


????

キキさんの発想は相変わらず想像を超えています。


学校祭の制服のバザーでは
制服マニアの買い付けかと思われる
怪しいおじさんを
会場警備係りとして果敢に退治したカブトムシは
一休みすることなく
ロッコに向かいました。

大学院生のジネちゃんの結婚式です。
18歳で日本に来たジネちゃん、
その段階で母国語フランス語だけだったのに
日本に来てから英語と日本語を同時に学び始め
いまや完璧。
H大の留学生の中で英語トップ。
日本語は日本人より完璧。
目下博士論文執筆中。
母国で結婚式をしますが
日本で就職。
優秀であることは間違いないですが
それ相当の努力の人であることは間違いないです。
元々違う・・・部分もありますが
「努力」あっての「能力」です。
学ぶところの多い留学生さんでした。


こおろぎも同行する予定でしたが
あまりに多忙な夏なので涙をのんでキャンセル。
遠くからお祝いすることにしました。


ロッコの結婚式、二日にわたっての挙式とのこと。
ぜひとも参加したくて
こっそりドレスなど用意していたのですが
しかたありません、出席は断念して
カブトムシの写真に期待することにします。


あれこれあって今日火曜日は
HTBイチオシにうかがいました。
ヴァイオリンとピアノのすばらしいステージを
スタジオで体験。
杉ちゃん&鉄平」さんです。
手を抜かない演奏に大感動でした。


日々、あっというまに時間が流れます。
すぐに秋風が吹きそうな・・・

あああああ
流は止められず。

NHK野田秀樹さんと爆笑問題の対談を見ましたが
若い日の野田さんの映像を絡めていて
楽しく拝見。
好き嫌いには言及しませんが
一貫して演劇界の第一線を歩き続ける力に敬服。
そして
田丸美鈴さんのキャスター降板の話題にも
時の流れを感じました。
介護も理由のひとつだと聞いて
これもまた
胸の痛いことです。


でも年をとるということは
悲しいことだけはなく・・


野田秀樹という人も
確かに年を重ねてずっと素敵になりました。

先ほど教育テレビで観た
落合恵子さんも
あのヘアスタイルは「もったいない」感がありますが
あの美しい日本語は若い日よりずっと素敵。

たった今日本テレビのインタビューに答えていた
バレリーナ吉田都さんだって
プリンシパルとして歩いた日々があっての
このオーラなのだと思うばかり。

若けりゃいいってこと
やっぱりないです。
でも
年をとったくらいで
威張っていては絶対にだめなのも確か。


陽気なハワイアンでも聴きながら
一仕事することにします。

こおろぎ
ならびに
こおろぎファミリーみな元気です。

カメのたっちゃんも
もちろん元気です。