ひと足遅いお節句お祝い

ダッシュダッシュの2週間でしたが
無事、端午の節句のお祝い、ひとまず完了。

なでしこ倶楽部と
「食卓美学・プラス」クラス
二日間にわたって開催。

こいのぼり柄という
季節限定柄が
大活躍。
こおろぎのお気に入りのお皿です。
以前アウトレットで見つけたお皿ですが
何を盛っても
なんだかサマになります。
この色合いとサイズが
主役にもならず、脇役でもない
微妙な存在感。


カブトムシがお魚を相手にDNAの研究をしているせいか
こおろぎは「お魚型」に妙に親近感があります。

いや、カブトムシの研究がなくても
たぶん、こおろぎは
「お魚型」に興味ありましたね。

お魚というのは
脚がないわけです。

水の中で生きている。

当たり前ですけど、
すべての動物はかつて水の中にいたわけで
地球上に酸素が増えてこそ
肺呼吸が可能になった。

でも
だからといって
水中の動物が全部地上にでてきたわけではなく

魚として生きつづける存在、
しかも実に多様な生き様があり、
色と形・・

実に美しい。

モノ言わぬ生き物の姿は
時に宝石以上の魅力があります
(ちょっとウソです。ダイヤより秋刀魚が素敵、ということは
絶対にないです。ごめんなさい)


まあとにかく

お魚の形って美しいということは
追々、お話しましょ。

さて

お魚はお魚でも
この見事なたい焼き!

今回のクラスの主役となりました。

食卓装飾において、「アイキャッチャー」として
機能する、目を惹く「力」は絶対に必要。

全部がご馳走なのに
魅力のない食卓があります。

このたい焼き、形もさることながら
「色」が光ったのかも。
「こんがりした焼き色」は
大いに食欲をそそります。
本来、「茶色」は食欲そそらないのですが
トーストのこげた色とか
厚揚げの外側とか
「こんがり」は魅力。
たい焼きの場合、全身が「こんがり」。

藍色の布と緑の若葉に
映えるのは当然かも。



生徒さんたちのカメラに納まった元気な食卓、
会話のはずむ食卓を
今後もめざしていきたいと思います。


さて札幌も快晴。
やっと初夏の風。

でもこの半月ほどの大騒ぎの日々の当然の結果、
我が家は
「片付けられない病」の宝庫のような状態。
りきまるくんも埃でクシャミ。
申しわけない。

有馬稲子さんだったでしょうか、
お衣装も宝石も全部処分して
身一つ気軽な生活をスタートさせていらっしゃる。

絶対に無理なこおろぎですが
それでもなんとか
「快適さ」さがしてみようと思います。


「捨てられない女」というのは
「無能」な女と同義語のようですから・・

が、
しかし・・・

実は今、こおろぎ、
「捨てられなくて何故悪い!」というエッセイを書こうと考えています。

なんの役にもたたない洗剤に入っているプラスチックのスプーンを
何十個も義母は集めていました。
亡くなってから、沢山でてきた畳んだリボンは
もちろん使えない。でも
なんだか捨てられない。


二度と使わないものは捨てなければならないのでしょうか。

二度と使わないものを
潔く捨てる女性は素敵です。
でも
二度と使わないものを
また仕舞いこむ女性も素敵です。

長くなりそうなので
快晴のうちにお洗濯続けます。

ダメな女には
ダメな論理があるものです。

こおろぎ、
その代弁者になろうと
密かに思っています・・・

ご支援ください・・・