妥協許されず・・・

端午の節句

わが家ほど
美しい花菖蒲がある家も
お花屋さんもないですね・・・

アトリエのキッチンの
大きなバケツで
きれいに咲いています。


が、

これ、
器に生ける途中で
絶対に花びらに傷がつき
あっという間に痛んでしまうはず。

実に華奢で
繊細な花です。


HTBほんわか土曜日
今回のしつらい、その1は
この兜と菖蒲でした。

菖蒲湯のショウブはサトイモ科。
花は地味。
飾るショウブはアヤメ科で
花菖蒲ともいわれる
いわゆるアヤメ。


この違いなども
番組でご説明。


さてその花、
金曜日の夜はこんなつぼみ。

膨らんで膨らんで
膨らんでもこの程度。

一番明るい電気の下において
ガンガンストーブたいても
ああ、ドキドキ・・・


そういえば
かつて
あるスペイン料理店の開店何十周年かのパーティーのとき、
マダムのご希望で会場のお花を全部ポピーにして欲しいと
いわれたときも
咲かないポピー、500本くらい、
家中の電気の下に並べて
夜通し「激励」したのでした・・・



さてこの花菖蒲
土曜日朝9時でも咲かず

9時半に迎えの車が来た段階でも咲かず・・・


スタジオに大事に大事に抱えて行っても
もちろん咲かず・・・

一番明るそうな場所を探していたら
照明とカメラマンさんたちが

考えてくださって

写真ではわかりずらいでしょうか
黒いライトをしっかり当てていただいて
温度と光をたっぷりと。
泣きたいほどの手厚い対応。


世界で一番贅沢な花菖蒲とアイリスたちとなりました。


その後
2時間で
何輪かがほころびました・・・。

皆様ありがとうございました。


花など
咲いても咲かなくても
いいといえばいいのですが


ディレクターの思いを応援したいこおろぎの思いを
さらに応援してくださるカメラマンさんたち・・・

司会者の背景の花、
テーブルの真ん中の花
ニュース、天気予報の時の背景の花・・・

それぞれが
一番きれいに見えるように
こおろぎと一緒に長さを考えてくださいました・・・。



いろいろなみなさんの思いをつなげて

やっと
ひとつの場面ができることのすばらしさを
こおろぎは痛感したのでした。


なんでもそうです。

「どうでもいいこと」に
こだわりたいときは
絶対に妥協しないことです。


花菖蒲をはじめ、
花びらは驚くほど華奢な場合が多い。

けれど
自然界ではちゃんと咲いて
雨風に平気で耐える。

不思議でなりません。



そしてこの手厚い待遇をうけた
わが家の花菖蒲、
なんとか今、わが家で咲いていますが
何本かは咲けずに終わりそうです。



移動による寒暖の差や
接触
急な照明による乾燥が
理由だと思われます。


かくも命は繊細であることもまた
学んだこおろぎでありました。


いのちは 

植物でも動物でも

奇跡の集まりであること、

そして
必然の集まりであることを

改めて考えたのでした。



さて
「今日のりきまるクン」は・・・




5月3日、ゴミの日、めでたく2歳になりました。
記念撮影風の写真も撮ったのですが
まだカメラの中なので
昨日の一枚を。
コロ介姉さんから貰ったお布団の中で上機嫌。
齧り倒したぬいぐるみのピンキーといっしょに
カメラ目線。


このデカ犬に学ぶところは

「いつも上機嫌」

ということです。

これ、実に難しいことですから!


こおろぎ組の皆様にはどんな連休でしょうか。

こおろぎ、学会の準備をしつつも
3日はHTBイチオシのコメンテーターでした。

短い時間でしたが
番組のコマーシャルにも参加し、
お料理の試食も
今日は司会の村上さんとシェフ川崎さんとご一緒に
立っていただきました。
新鮮な時間でした。


番組のあと、
昨今話題の(?)草食系男子についての
インタビューもありましたから
近くどこかで流れるかもしれません。


久しぶりに「男らしさ・女らしさ」の議論。
これも楽しかったです。


やっと春らしい日・・・になったかと思ったら
夏ですね!あっというまに夏日。
体調狂います。

どうぞ皆様ご自愛ください。