表こおろぎ日記

ちょっと油断して
コロ介に「裏こおろぎ日記」任せたら


いやああああああああ
見事に書いてくれました。

ま、すべて事実。
めんぼくない。


掃除機に躓いて,痛めた右手は
機能的には回復しましたが
擦り傷的には触ると痛いです。
ちゃんと整理整頓していなかったバチ。


バチといえば
こおろぎは
木製の器などが
かなり好きです。
先日片付けていたら
それはそれは素敵な大きな木製の
しかも寄木作りのバターナイフがでてきて
あまりの美しさに眺めてたのでした。

そもそも
バターナイフを眺める・・

という行為自体、そうとう変。


で、

そのバターナイフを出しっぱなしにして
パソコンの横に置きっぱなしにしていたのは
もっと変。
片付けずに放置して数日。


昨日


目の前を
なんだか上機嫌に横切った犬一匹。


見ればなにやら真一文字に咥えているではありませんか・・・


お察しの通り、

テーブルに散らかる数ある「真一文字にふさわしい品」の中から
わざわざ美しいバターナイフを選んだアホ犬!


ああ
あああああああああ


なだめてもすかしてもおだてても
ほめちぎっても
正座しておがんでも
なでてあやして
歌ってやっても踊っても
「真一文字」を絶対に離さない、意志の強い犬一匹。


疲れ果てて
力づくで奪いとったら
ああ

ああ

あああああ


割れた・・・


「ボクじゃないもんねーっ」


絶対にアホ犬、言いましたね、
私にはちゃんと聞えましたから!



そして

バチはさらにあたって


しつらい屋として動き始めたこおろぎ


あまたある上ものの風呂敷の中から
端午の節句用に出しておいた
当然正絹の
狛犬柄の小風呂敷と
こおろぎの名前入りの梅花柄の
そうとういいお品の2枚


ああ

そんな大事なものを

書斎の床に置いた私がアホでした・・・


生後4ヶ月まで売れ残っていた
でっかい子犬だったりきまるが
わが家にやってきたころ、


犬小屋はこおろぎの書斎にあって
でっかい子犬は書斎で暮らしていたのでした。

つまり

そうです、

りきまる坊やは
こおろぎの書斎に敷いたおしっこシートにおしっこをしていたのです。


そうです

再度お察しのとおりです。


彼は

ときどき、
実にたまにですが


書斎にかけこんで
気持ち程度の量、おしっこをすることがあるのです


そうなのです


よりによって

その正絹の

二度と再び手に入らないような
風呂敷に
おしっこをしたのでした。


ほかに
家庭画報の一山も


古着の山も


書きかけの論文の山も



懐石のお道具の山も


いろんな山があったのに


わざわざ
一番かわいい狛犬柄の小風呂敷なんかに・・・



卒倒しそうになったこおろぎでしたが


まずは、りきまるを蹴飛ばして


おお慌ててアクロンでやんわり洗ってみましたが

なんだかダメ風。


クリーニングに出そうと思いますが


ああ


あの柔らかい風合い、色合いは

もうだめです。


こおろぎに
たてつづけにあたったバチは
なんのバチだったのでしょうか。


閑話休題

このイカ
羊羹です。


函館は柳屋さんの名物。

先日のHTBほんわか土曜日でご紹介した1つ。


すごいでしょすごいでしょ。

そして
おいしいのです。



なかなかいいお仕事ですね!


バチがどっさりあたったこおろぎは
なにかと反省してお勉強しています。


写真は先日のボルボのお教室。
そして一昨日は
7年目の「生活美学研究科」、ひさしぶりに懐かしいメンバーが集合しました。


だらしない生活で
犬にまで馬鹿にされて
掃除機にも躓く日々ですが

こうして
大勢の生徒さんに励まされて
なんとかがんばっています。
感謝するばかりです。



ちょっと勉強しすぎて(本当です・・・)
持病の顔面神経痛。
両目が不調。

まずいです。


大事には至らないのですが
無理はしないことにします。


そうそう
こおろぎは
漫画は読みません。

基本的に嫌いです。

漫画作家の西原理恵子という女性が大好きです。

毎日かあさん

という漫画が有名ですが

漫画はすべてきらいなので作品にコメントすることはできませんが

この作者は
実にいい。

いろいろなご苦労、
それも筆舌に尽くしがたいご苦労を越えて
なお笑う姿勢。

笑っていないと不幸が連鎖する・・・


これは
こおろぎと全く同じ思想です。

油断すると
不幸や悲しみが入り込んできます。

そして悲しみは恐ろしい速さで連鎖するのです。


こおろぎの不幸など
とるにたらないものですが
(実際はそうとうドラマチックに展開してきたのですが
あまりに抱腹絶倒の大不幸なので
もったいなくてまだ書けません!そのうちに・・・)


西原理恵子さんの
生きる姿勢と
たくましい子育ては
こおろぎ、大好きです。


「食べ物の好き嫌いをいう子供には食べさせなくていい」

「寝ない子は 熱めのお風呂に長くつければ すぐに寝る」


これ、
こおろぎが実践した子育てと全く同じです。


子供に振り回される暇、残念ながら
いえ、幸いなかったですからね・・・。


彼女の対談番組を2度見て
2度ともこおろぎは泣きました。


強くてたくましい女性は素敵です。

二人のお子さんに
その生きる姿を見せることこそが
最大の教育。


「手」をかけることでは断じてない・・・
とでも思わなきゃ、こおろぎもやっていられません。

わが家のどんどん野生化するキキとコロ介、
この二人の「お嬢様たち」も

だれよりも自分自身を最優先させる勝手な母、
だれおりも自分自身を大事にする母親を
どんな思いで見てきたのでしょうか。



彼女たちがどんな母親になるか、が、ちょいと心配ですが
ま、
先のことより今のこと。


とりあえず


① どんなに素敵なバターナイフでも
バターナイフはバターナイフなので
バターナイフが仕舞われる場所に仕舞うこと


② アホ犬が真一文字に咥えているものは
力づくで奪ってはいけない


③ 大事な風呂敷は、床に置くと犬がおしっこする


以上
本日の教訓でした。


札幌、本日、雪が降りました。

こおろぎ組に幸多かれ!