休養

madam-cricket2010-02-20

写真は
過日、スウエーデンハウスで開催された
第3回ボルボ ライフデザイン塾のひとこま。


盛り付けは受講生の皆様。

たかがサンドイッチなのに
こおろぎ、市内をどれほど探してあるいたことか。
結局、某店のティーサンドイッチ。
500円は高い・・・かもしれませんが
しかし
この塾は
安くて美味しいものを食べる会ではないので
やっぱり妥協できず。


切り口の美しいサンドイッチである必要があったわけで・・



そういうもんじゃないですか?

家ならなんでもいいはずだけど
「こんな家」がいいとか「あんな家」がいいわけで・・

どんなグラスで飲んでも同じはずでも
好みのグラスで味わうワインはちょっと違う。


300円のサンドイッチにはない「切り口の美しさ」を
200円で買う。


その分、なにかを節約する。


ここのところが
小さいながらも「価値観」の1つの形。


なんでもいいのに・・・


というのは
確かにそうです。

でも
日常は「なんでもいい」けれど

そればかりだと
非日常を謳歌できなくなる。


「なんでもよくない」ことを
しっかり守ることが
文化と伝統なのであって・・


まあ

サンドイッチから伝統文化を語るのは
ちょっと無理がありますが


ここんとこの「こだわり」をトレーニングすることは
実に大切なのだと思っています。


「わざわざ」やること。

お雛様を飾ることも
ハレの日に晴れ着を着ることも
お正月にお節を作ることも
ライフデザイン塾で切り口のきれいなサンドイッチを探すことも
実は同じ意識のはずです。


そしてこのサンドイッチは切り口だけでなく
確かに美味しいのです。



同じメニューでも
見せ方でこうも違うか、といういい例が今回のレッスンでした。

初参加の方もあり、
3回目の方もあり、
楽しく時間が流れました。


この日の赤いスプレーバラは中輪の
ファンファーレ。
地下街を歩いていて見つけました。

深い色が素敵です。

各テーブルごとに輪ゴムでくくって入れただけのガラスの器ですが
なんだかこれで充分素敵。


この黄色の器は
こおろぎの一番のお気に入り・・・
というか
思い出の器。
お教室を始めたころ
つまり
25年前
地下街でバーゲンになっていたもの。
当時一個100円程度。
ミモザの花にも
フリージアにも
ガーベラに
ひまわりにも
こおろぎはこの器を添えてきました。


この日はミモザがあったのですが
寒さでうまく咲けず少々残念。
でもテーブルクロスの刺繍は
ミモザ



再びの週末です。

こおろぎ
先日の動物園で少々風邪をひき
この数ヶ月の疲労もあって
日曜日に予定していたレッスンを延期しました。
クラスの延期は
きわめて珍しいことですが
必要な時間かと思い、お許しいただきました。


3月はひな祭り月間。


3日に限らず、一足遅れででも
なんとか沢山の「雛祭りを遊ぶ」クラスを開催したいと思っています。

そろそろ4月からの大仕事が見えてきています。

この週末はゆったり呼吸して
エネルギーを蓄えたいこおろぎです。


・・・と言ってもねえ



掃除掃除掃除・・
やってもやっても終わらないこの家事労働。
ああ
仕事と家事労働、絶対に両立しませんから。
勝間和代さんが
週に二日は午前中ジムに通って、他の時間は仕事して
週末土日は家族とゆっくり・・・とご提案してましたが
いったい誰に対してのご提案なのでしょうか・・

こういう生活は誰にでもできるのに
できないのはやり方が悪い・・・というような
論調に聞えて
こおろぎはため息がでます。


やっぱり
1週間昼夜関係なくあれこれ動きながら暮らす女性たちにとって
土日は貯まった家事をこなす時間にしかならず・・


視線を現実にしっかりおいて
普通の働く女性の視線で
「普通の暮らし」を応援する仕事をしたいと思うばかり。

そのためには
やっぱり
300円のサンドイッチではなく
500円のサンドイッチが必要なのです。

そう
やっぱりそう思います。

週二回午前中にジムなど行けず、
優雅な週末も無縁
地位も名誉も程遠くても



200円アップのこだわりに乾杯!



こおろぎ組の
素敵な週末に乾杯!