続 続 続 京都でスタバ

素敵なものは沢山ありますが
この畳の美しさ。

窓の外は雪
京都の夜は
あくまでも静かで
その店の畳の縁の美しさは
比類なく。

聞けば帯とのこと。
帯で幅も好みで手作りしたのだと。

その感性に乾杯。
古い京都に
新しい感覚。

学ぶところ、多い時間でした。


35年間師事した日高敏隆先生を送る会のひとこま
今日も続けます。

人、人、人・・・でごったがえす会場の片隅に
いくつも用意された先生を偲ぶコーナー。

企画会社が関わっての展示は
秀逸でした。


断じてたばこをやめなかった先生でした。

こおろぎのパパもです。
医者の不養生と言われながら
絶対にたばこを放さなかった父でした。

生活美学研究の道で
教えを仰いだ 多田道太郎先生もまた
ジタンを燻らす、たばこを傍らに置く先生でした。

たばこの似合う大人は素敵でした。

喘息のあるこおろぎは
たばこが大の苦手ですが


父と日高先生と多田先生の
たばこは全く問題がなかったのが不思議。

あっという間に年月が流ています。

昨夜某ホテルで講演会。
あの心細い学生だった
こおろぎが

大人の生活美学〜お行儀からファッションまで〜

と題して講演だなどと
「あの頃」の誰が想像したでしょうか。




時まさに、コクボ選手が
話題になり
お行儀論は大いにテーブルでも花が咲きました。

それにしても

大勢の方がたが

「長年のギモンや不満が解決したような気がしました」とか

「僕のツボにぴったりはまりました」

とか

「長いあいだ言いたかったことです・・」というような

ご感想をくださり、
驚きました。

もっと沢山聞きたかったという
ありがたいお言葉もいただき、
恐縮至極。


出所不明のお行儀やらマナーやらの横行は
多くの日本人を無口にさせ
画一化させてきました。

そのことを
どうにかこの辺ではっきりさせたいと切望します。


ナプキンの置き方やら
バッグの置き方など

些細なことを
なぜこんなに気にするのか。


シグナルになることは学ぶべきですが
それ以外、角度やら位置やら
持ち方やら使い方など

さて

誰がどう伝えたものやら。


お辞儀の角度にいたっては
もうそろそろやめたほうがいい。


それより
ずっと

文化を学ぶべき。
すると自然に
頭は下がるし
腰も曲がる。


その余裕がない場合だけ、
やむをえず
角度でやルールで
「とりあえず」
「形」を教えるしかない。
でも
それは「正しい」まして
「唯一無二」のハウツーではないこともまた
伝えるのが大人のはずです。



春を迎える前に
立ち上がろうと
心決めた昨夜でした。

それほど多くの方がたの
「本音」が聞えた講演会のご感想でした。



お招きくださった皆様、
ありがとうございました。

こおろぎ、おだてられ
褒めらて育つタイプでございます。


おだてられましたらば

木にも登れば
大海にも泳ぎ出ます。





なかなかレギュラーのレッスンができずにいます。
生活美学研究課程、華組のみなさま
花塾
総合デザインコース
食卓美学コース
コミュ二ケーション塾

平日の各コースの皆様
アトリエ目下使えずまだご案内できずにおります。


今しばらくお待ちください。
ごめんなさい。


上の写真は
ボルボ主催のライフデザイン塾のひとこま。

次回は4月。
あっというまに4回シリーズが終わります。


そう
人生、あっという間です。


カッコよく生きたいものです。


カッコイイといえば
新島襄が、八重夫人のことを

She is not hansome,but she is a person who does hansome.

と書いています。


外見は美形ではないけれど
その行いは実に素敵なのだと・・


そういわれる大人になりたいと
つくづく思う
このごろです。


「ハンサムな生活」


今年3月からのキーワードにしたいと思います。

こおろぎは
花粉とハウスダストで相当アレルギー性鼻炎ひどいのですが
なんとかがんばっています。


こおろぎ組みなさま
どうぞこの季節、ご自愛ください。