あたらしい私・・・

ホームページの表紙が変わりました。
管理人みのりちゃんの
メッセージも
今後ともお楽しみに。
東京のまんまん中の
経済や人や
時代の風をダイレクトに受けて仕事をしている彼女の
「眼」にも注目していきたいこおろぎです。


一昨日の夜から
一歩も家を出ず、
こおろぎは採点と評価に没頭していました。
没頭・・・というと
好んで浸っているようですが


浸らずにはいられない学生さんたちの後期の試験の評価。
まずは某大学の200名分、なんとか完了。
追試験は別ですけどね・・・。

ジーッとただひたすら採点。
なんとか合格させたい親心はあれど、
うまくいかない学生もいて

つらいつらい二日間でありました。


一枚目の美しいお皿、
先日の大先輩のお祝いの会のワンシーン。
華やかな色はいいですね、やっぱり。
前回も書いたかしら
ずっと真っ黒ずくめの衣装だったこおろぎですが
綺麗な色を身に寄せて 自己覚醒、しようと思います。

いろいろ書かなければならないことがありますが
まずは
朝ショーリューでしょうか。

残念でなりません。

こおろぎは朝ショーリューが
どんな事件を起こしても
ゼンゼン驚きません。
彼はそういう素地をたくさんもった人です。
いいか悪いかと聞かれれば
悪いに決まっています。
そういう「素地」を持った人は
危険です。
何度注意されても直らないのも
こおろぎは驚かない。
なぜなら
彼はそういう人だからです。


たった一人のこの青年を
ずっと野放しにし、
頼り、
上手に使おうとしてきた
かの国のかの組織にこそ
悪があると断じて思っています。


彼を処分する機会はいくらでもあった。


厳重注意しかできなかった
ふがいない組織が
これからどんな結論を出しても

こおろぎは

この一人のモンゴルから来た
わんぱくな青年のファンのままでいようと思います。


近年
女の品格とか
なにそれの品格とか
語る語る、語りつづける日本の


実は品格とは無縁の国民性の何かが
突きつけられた、そんな気分です。


お疲れ様・・・と
見送る日が近いと思います。

こおろぎはその日、きっと泣きます。

誰も教えてあげられない
そんな程度の文化に
罵倒されつづけた青年に
こおろぎはきっと

遠い北国から
大きな声でエールを贈ろうと思います。


早めに言っておきましょうか

朝ショーリュー、さようなら・・・


あなたが頼った親方が
もう少し違ったら
結果も違ったのに


悲しいです。



そして


相撲界に貴乃花も立ち上がり、
まさかの理事当選。


記者会見での
憮然とした表情、
なにを聞かれても
「用意していた」としか思えない
少ない言葉での応答の繰り返し。
準備してないことは
聞かないでください・・・と
誰か言ってあげたらよかったのに・・


手を挙げることだけが
一石を投げることだけが
目的だったとしたら
実にお気の毒。
そうとしか思えない
記者会見に
相撲界の明日は見えず、


悲しいばかりです。



精神科医の香山りかさんが
7匹も犬や猫を飼ってらして
今日、ワンコと猫さんを連れてテレビに出てました。
いろいろ興味深いお話の中で
彼女の近著、「しがみつかない生き方」について
話していらっしゃった。


しがみつかない、

これぞ
素敵。


これについては
あらためてまた書きます。


こおろぎ
今日もまだ仕事を終えていません。
ほんの珈琲タイムのブログです。

上の写真は 19歳で3年前他界したケンケンです。

健康な犬と書いて健犬ケンケンでした。


19歳の誕生日の写真です。

今日はケンケンの命日です。

仕事が休みだったこおろぎと
バイトが休みのキキが
並んで勉強していた深夜
ゼンマイ仕掛けのゼンマイが
ゆっくりゆっくりになって

ケンケンの心臓は止りました。

他の家族は誰も呼ばず、
キキと二人で朝まで抱きしめていました。



悲しいことしかなかった日、
保健所に引き取られそうになっていた子犬を
もらってきたのがこおろぎと小さい小さいキキでした。




悲しいことしかなかった日々に
ケンケンの元気な声が加わって
私たちの生活は変わりました。
ケンケンを残して
新しい家族を得て広島県に行き、

さみしい思いもたくさんさせました。

14歳で犬の学校にいれ、
函館に引き取り、
何度も何度も飛行機に乗せました。



思い出は尽きません。
ほぼ2年間の介護も
楽しいものでした。


家族がひとつになっての介護でしたから
ケンケンは床擦れもなく
よごれもなく
美しい美しい老犬でした。


父を亡くし
義母も亡くしたのに


そのどのときとも
違う涙があふれました。


父も義母も
立派に人生を歩きました。

でもケンケンの命は
私とキキが拾ってしまったのですから

その命はすべて私たち次第でした。

命の重さをたくさん教えてくれた
ケンケンが逝ったのが
3年前の今日です。



たくさんの写真をパソコンに見つけて
新しい涙をどっさり流しました。



ケンケン、
ありがとうね、キキはどうやら
素敵なお医者さんになりそうです。
こおろぎかあさんも
なんだか、いろんな決心をしたらしく

生まれ変わるぞと、
元気です。


そしてケンケン・・


ケンケンの弟ワンコ
りきまるが
今、家族みんなを笑顔にしてくれています。




この春からも
またこおろぎは大学で
生命科学を担当します。

生命は実に美しく不思議です。

旅立った命は
どうやってもひきとめることのできない命でした。


ケンケンのゼンマイの
あの重いネジは
音をたてて止りました。

もうひきとめることなど
できなかった。


お疲れ様、と
それしかいえませんでした。
ありがとうと
それだけでした。


そしていのちは
また別のところで生まれています。


この写真は
りきまるが生まれた時のものです。

どれがりきまるだかわかりませんが
たぶん、

ぼーっとのびた足が
りきまるだと思います。



泣くのはやめましょ。

でも
旅立った命を
しっかり覚えておきましょう。

そしてちゃんとなんどでも
泣きましょう。

こおろぎは
ちゃんと泣く大人が好きです。


泣く子は嫌いですけど
泣く大人は大好きです。



そして

まだ手の中にある
自分の命と
新い命を
しっかり守ることを考えましょ。



朝ショーリューから
ケンケンまで
心は少々震えていますが

そして採点疲れと
やまほどの雑務でちょいと
バテ気味のこおろぎですが

今夜は温野菜を
オイルで焼いて
あれこれドレッシング工夫していただきましょう。


インスタントのお吸い物には
梅干しとろろ昆布を入れて
三つ葉を散らしましょ。


2月は始まりました。