りきまる的日々

こおろぎさんはお元気でしょうかと
ご心配いただく方がたに
りきまるから
お知らせします。
おかあさんは元気です。


そしてボク、りきまるは
バタバタしているこおろぎ家にあって

ときには

こんな風に肩を落としたりすることもあろうってもんです。



葛藤、というのか
格闘というのか
いや、一人相撲というのか


どうにもならない現実を
どうしようもなく

とりあえずソファーを掘る、という
こんなことしかできない日もあろうってもんです。



今日はおかあさんは相当忙しく
仕事もどっさりあるのに
ママさんの病院の日でしたからね
病院の待合室で読書。
でも、そんな待合室で
クロワッサンに貴重な資料を見つけたり
次の仕事考えたり、
お料理がひらめいたり、
ころんでも何かどっさり
つかんで立ち上がるタイプです。


午後は午後で論文の検討開始。
突然、今日締め切りの学会申し込みやら
なにやらがあって
一人で大騒ぎして

りきちゃん、郵便局に行きます!

と突然ボクを連れて飛び出しました。


ボクは生まれて初めて郵便局に行きました。

大急ぎで郵便局に行ったのに
入り口に

ペットは外につなぐか
抱いてお入りになり、
他の方にご迷惑のないように・・・

と書いてありました。


そこで
おかあさんはどうしたと思います?


ボクをいきなり抱いたのでした。

これ、
ボクが言うのもなんですけど
違法的異常な光景ですから・・・


みんなびっくりしていて

顔見知りの郵便局のおねえさんが
大慌てで飛び出してきて
おかあさんの振込みなど
やってくださいました。


こんなにデッカイのに
抱っこされて
みんなに笑われて
そうとう恥ずかしい思いをしました。

おかあさんは

「そんな人」です。
よく今まで無事に生きてきたなあ・・と
思います。

この羽交い絞めされてる写真は
無理やりコロちゃんの靴下を履かされた、
これもまた屈辱的な日の写真です。


つまり、


そう
なんでもうまくなどいかないということです。

実に全く
予期せぬことは起こると
つくづく思います。



でも

シャンとして
未来を見据えて

木田金次郎が
「生まれ出悩み」の中で

「君よ、春がくるのだ
冬のあとにはきっと明るい春がくるのだ・・」

語ったように

止まない雨もなく
明けない夜もないように


シャッキリと
顔をあげて

生きていこうと思っています。


以上、
なかなかままならない日々をすごしているりきまるでした。