ひと呼吸

七草粥、美しい。

あまりに美しくて
思わず写真。

赤い器を背景にした写真は

明日の函館新聞にも登場。
「食卓の赤」と題して
書きました。


さて土曜日、こおろぎセンセー、論文どうしました?


大難産の気配があったのですが
S先生のすばらしい筆の力と
論理的思考、
しっかりとした研究者としての研鑽の結果、

こおろぎの
つぎから次への「思いつき」的発想、考察が
見る見る目の前で形になり

それはもう
すごい相棒を得た思いです。



しかし、


ちょっと待てよ・・・・


今回投稿する予定の雑誌ではなく

もう少しハードルの高い学会誌に投稿したほうが
いいのではないか・・・

という「欲」と

もうすこしだけ時間をかけたいという

これも「欲」。


こおろぎの北大前の仕事場で


ほうじ茶、お弁当、ブタ汁、珈琲・・・・
珈琲、珈琲、珈琲・・ポッキー、珈琲、ポッキー、珈琲
と食べたり飲んだり繰り返して
頭抱えて悩み続けて


結局

高いハードルを選ぼうと
今 弁当シスターズ(年齢差20歳・・・)
そうねえ・・・ビューティーベントーズ
って名前もいいかしらねえ・・・


とにかく

若者らしく!
高いハードルに挑戦してみようということになりそうです。


あそこもここも合格できるかもしれないけど
やっぱり○○大学を受けよう、

そういう
決意です。


お互いに家庭、
とりわけS先生は1歳、4歳という小さいお子さんを抱えて
必死にがんばってきた作業を
ちょっと冷静に見直すということは
若干悔しくもあり
落ち込みもしますが


しかし

今発表せず

よりシンドイ道を選ぶことは

きっと彼女のためになる。

そして
私のためにもなると
考えました。


仕事場を出ると
もう18時半でした。


S先生の坊やたちはご飯を待っているし
こおろぎのママもコロ介も
待ってます。


いつのまにかどっさり雪が積もっていて
静かな雪が降り続けていました。



こういう選択もあり・・・です。


がんばることに執着せず

ひと呼吸すること

そして


「負けるが勝ち」の方向転換の勇気もあります。


こおろぎ、S先生、えらいっ。


雪の中、胸がいっぱいの
ベントーシスターズでした・・・。






さて

新シリーズ、りきまる日記です。


クリスマスパーティー
エンディングのエスコート係りに選ばれた
ボクは
年末、もう一度洗ってもらいました。

そのとき、
長いツメを全部切ってもらいました。

犬のツメは
神経も血も通ってきるので
切るのはそうとうな痛みで
多くのワンコは大悲鳴をあげるのだそうです。
気の小さいおとうさんと
気の強いおかあさんは
きっとその声をきいたら
大暴れするだろうから、と

ドッグステーションの先生は
おとうさんとおかあさんに
でかけてくるように言いました。


ボクは
生まれてはじめて爪を切るので
みんなはきっと大騒ぎするだろうと
思ったみたいでしたが
ウンともスンともワンとも言わず
平気な顔をして
もちろん
顔色・・・も変えず
とても褒められたのでした。


もしかしたらアホだからじゃないかと
おかあさんは言いますが


爪を切ってもらったら
ちょっとカッコよくなった気がします。

いいお宅に引き取られている
気の強い妹のクレンちゃんみたいには
カッコイイカットでもないし
クレンちゃんみたいな
コートやお洋服を
ボクはもっていませんけど
今年は
ちょっと
カッコよく歩く練習して
どこかでデビューしたいと思います。


おかあさんは
ずーっとずーっと
読んだり書いたりイライラしたり
感じわるい人でしたが

こん週末は
心入れ替えて年末の大掃除をするのだそうです。

年末って
2010年の年末のため・・らしいです。


この決意は
三日に一度するので
だれも真剣に聞きませんが

今日は眉間のシワもちょっとのびているので
ボクは少し嬉しいです。

ちょっとハンサムに映っている写真を
載せてもらいました。

でも見てください。
このテーブルにもワインのボトル。

本当に
おかあさんときたら・・・・」


以上
りきまるでした。


心あたたかな週末を!