気合の入れ方

新年、実はこおろぎ

素敵な国の
素敵な街で・・・


たとえば
こんなお店で


シルバーじゃなくて

やっぱりプラチナね・・・

なんていいながら

誕生石じゃないけれど

大人はダイヤだわ・・・

なんて言ったり・・



クリスマスが終わっても

こんな飾りのお店で

オーダーでシャツを作ったり・・・



そんなヨーロッパの旅をしていたのでした・・・・


という



初夢が見たかったのですが




この3枚は
クリスマスの丸の内近辺です・・。

世界の丸の内・・・でありました。
この光景で
こおろぎは大満足でした。




さて
現実の
こおろぎのお正月は




連日、まるで受験生のように

ずーっとパソコンに向かい、
頭を抱え、

疲れたら掃除

またパソコン。

疲れたら掃除

またパソコン。

時間がきたらご飯作りして


珈琲飲みながら本を散らかしながら読んで・・

という繰り返しでした。

帰ってきているカブトムシも同じで

こおろぎのアトリエに

山のような論文を広げて

でも立派だわ、彼は英語で読み書きだものね

こおろぎは日本語もままならなくなってきましたから。


午前2時半すぎに

こおろぎとカブトムシは

ボーっと顔を見合わせて
ワインでも飲みますか・・・って


35浪くらいしてる受験生みたいなもんだわね・・・。


とはいえ、元気です。


今年のキーワードは気合でしたからね。

気合はまずは姿勢です。

気がついたら背中伸ばすこと。
お茶碗洗うときも
電車に乗ってるときも
いつでもです。
気がついたら背中伸ばすこと。
口角上げて微笑むこと。


まず、これ、基本。

そして

苦しいスカートをはくこと。
いつもより踵の高い靴をはくこと。

いつもより歩幅を広く歩くこと。

マア要するに

負荷かけるってことです。

ちょっと重い荷物を持ってたほうが
絶対に緊張しますからね、どの筋肉も。


本日のこおろぎの朝ご飯は
蕗とカマボコの「さっと煮」、
キャベツと白菜を一緒に入れたお味噌汁には
とろろ昆布と七味をたっぷり。
ほうれん草のおひたしと大根入りの松前漬けと
鮭のカマ。


相変わらずこおろぎのキッチンワークは早いです。
ただし、相変わらず大散らかし。
反省。


さ、論文論文。

日本人はどうしてお弁当にこんなに「力」入れるのでしょうか。
栄久庵憲司氏の「幕の内弁当の美学」は
ココ10年のこおろぎのバイブル的一冊ではありますが
彼の巧みな日本語で妙に納得できますが
氏は数量的、論理的根拠を示すことなく
「情」で書いているので
いざ論文を書く段になって
引用しようと思うと
あら、ホント?という
疑問ばかり。


「情」で論文書くのはこおろぎの
十八番ではありますが


それでもね、
一応サイエンティストの端っこにいるので

根拠や証拠は必要。


日本人のお弁当、
日本人の食卓には
あまりになぞが多いです。

昨日から苦しんでいるのは
「赤いウインナーソーセージ」のなぞ。

本当に
どうでもいいようなことで
苦しむのが学者かも。

カブトムシも
なにかの精子がどうだかして
オスがメスになったとか
オカマになったとか、
そういう国際学会の論文だと思うしね。

およそ
誰の役にもたたないわけで


それでいいんだと
言い聞かせながら


気合。

気合、気合。


赤いウインナーソーセージを
タコに切ったのは
料理研究家だった尚道子さんだというのが定説だったけれど
昨日調べていたら
なんでも鑑定団にでてきたおじさんだという説にも遭遇。

それこそどうでもいい話題ですが


不思議でしょ、

この日本人の飾り切り。

なにしてると思う?

ウインナーをタコだのカニだのに切るって行為。


カブを菊に切るとか

人参を桜に抜くとか

ご飯を末廣の型にするとか。


どんどん深入りして
本流から離れつつあります。


これらを全部、
お教室のみなさんにご提案していきたいと思うこおろぎです。


赤いウインナーソーセージをいつごろ
どこで買っていたか、
遠い記憶のあるかた、ご一報ください。

今もいろんなメーカーが
食品添加物や着色料の問題を越えて
販売していますが、

昭和30年、40年、50年代くらいの
販売経路や売り方の記憶、
さらに
どんな風に評価され
批判されたかも
情報お待ちしています。

あら、

ちょっとブログの主旨と、違うかも・・・。

でも

よろしくお願いいたします。
本当に
よろしくお願いいたします。


北海道文教大学
人間科学部 荒井こおろぎ三津子