ライフデザイン・・

madam-cricket2009-12-04

ボルボ主宰のライフデザイン塾の
第2回は無事終了。

スエーデンハウスの
豪華なモデルハウスをお借りして
雪の散らつく中、あたたかいホームパーティーのレッスンがスタートしました。


というのが

こおろぎ
今、一番のキーワード。

手?

手。


手間の手。

手をかける

の手。


おもてなしをあれこれ見てきましたが

ですね、手。



何を着ても同じだし
何を食べても結局は同じ。

でも
手 をかける
手間をかける

その結果は
全く違う。


子育ても
介護も
もちろん仕事も同じ。


でもしかしながら
一日は24時間で
一年も限られ、
人生は実に限られているわけで
手間隙かけていられない状況だらけ。


その中で
どうやりくりするか。

仕分け
という
いやな言葉が横行していますが

やりくり
って言葉はきれいです。

手は抜ける。


いかに
どこで
どう手を抜くか、これも技術です。


子育てだって
満点はとれない。

手抜きの結晶かもしれない。


問題は
この

というのは

これでよし、というゴールがないことです。


手間隙かけながら手を抜く


これぞ
ライフデザインのイメージなのかもしれません。


第2回の塾を終えて
ちょっと考えているところです。




追申:

この講義のために
こおろぎは通常の若者のお引越し以上の食器などを運びました。
その準備中、あれこれ食卓をデザインしていて
やっと1つのテーブルのグラスを決めて
ホッとして
ちょっと振り返った瞬間、りきまるが
その貴重なグラスをテーブルから落として割りました。


これはりきまるが悪い。

あんなにテーブルに手をかけてはいけないと教えたのに


まあ

置いたこおろぎも悪い。
犬を信じたこおろぎが悪い。

でもしかし
今こそ、りきまるに猛省を促すチャンスと思って
悲鳴をあげて泣き崩れてみました。

ああ
犬はだから好きです。

りきまるもおどろいて飛び上がり、
ひれ伏して覗き込んでいます。


号泣するふりして指の間から
りきまるを観察したのですが

それはもう

「おかあさん、どうしました?
ボクが悪かったです・・」


といううなだれ方。

ホフク前進してこおろぎの手をなめる。


一分一秒も貴重な
多忙をきわめるこおろぎだったのに
その間たぶん15分くらい
名演技を続けたのでした。

さすがに
うつ伏せでの号泣演技も
疲れてきて
ちょっとひるんだ隙に


「あ、おかあさん、泣いてない?!」

「ヒャッホーッ、おかあさん、ウソ泣きだったっすかっ?!」


と一瞬で見透かされ
長時間にわたるこおろぎの名演技が泡と消えました。


安心して飛び跳ねるりきまるに
連日の準備等で疲労困憊していたこおろぎは
見事に踏み倒されたのでした。


飼い犬に踏まれる・・・・。

実になさけない。


しかも
翌日、会場で
絶対にあったはずのナプキンリングが一個足りない。

犯人はりきまるです。
彼が大好きな形と色と触覚です。
どこに運んだのでしょうか・・・・
4個あってこそのモノ、3個じゃ絵にならない。



油断禁物
同情無用。

犬との付き合いは実に難しいです。



こおろぎ組に
すこしでもゆっくりできる週末でありますように・・・