ビートルズ的に・・

madam-cricket2009-11-22

ふと気づくと午前2時。
そんな日が続きます。

うっかりソファーで眠ってしまい、
慌てて顔を洗うという日々。

でもまあ
それって
統計すると睡眠時間相当長くなってるってことでもあり、


こおろぎの怠惰な生活は続いています。


写真は先日の合同レッスン。


ドライフル―ツとオリーブも
ちゃんと並ぶと
いい感じ。



そう

真夜中に慌てて飛び起きて
テレビを観るとビートルズのなんとか特集。


若い日の彼らの映像。
ちゃんと観たことがなかったので
大感動。
深夜3時に正座してビートルズのひとことひとことに
うなずいたこおろぎでした。


あらためてビートルズの歌詞をじっくり聴いて

こおろぎは
なぜか

先ごろ亡くなった加藤和彦さんを思い出したのでした。


強い主張や
説教がましいところが全くなく、

時に
間接話法が使われて

ジョージだったかリンゴだったか忘れたけれど

自分たちはただメッセージを伝えるだけだという

その通り。

このあたりが
絶対にいいのです。


こおろぎは演歌も大好きではありますが

体調が悪いと
耳が拒否します。

つまりその

歌詞に重さがあるのがいやなのかも。

ドロドロ、ギトギトの
しつこい未練を歌われると
しかも音符からはみ出した音って
耳にもはみ出すわけです。


ビートルズ
メンバーのお喋りは

実にタンタンと
冷静で


10年後にロックなんて歌ってるはずはないとか

こんな生活長くつづくはずはないと


1964年頃、
彼等はとても冷静な若者でした。


その冷静さが

不動のグループと
永遠のグループに育った理由です。




ビートルズを語る時間は実はなくて

こおろぎは
今日も
昨日も明日も
バタバタしています。

けれど

元気です。


ベリーダンスに熱中しそうになったのですが
腰を痛めそうになったので中断。

薬用酒で心臓悪くしてからは

フツーのお酒だけにしています。
最近
発泡酒という安いビールもどきに感激しています。

それはビールではありません・・

こおろぎは実は味などわからないのではないかと
いわれそうですが
いわれても一向にかまいません。

美味しいのです。
ピリッとしたジンジャエールとでもいいましょうか、
実に爽やかな飲み物であります。

いろんな会社の100円ちょっとの商品を比較していますが
どれもなかなか。

ホンモノのビールよりずっとさらりとしていて。


いやですねホンモノってことば。


ホントのワインの味がわかるとかわからないとか
ホンモノのチーズはね・・・とか

ホントのツウはね・・・とか。


ジャッカマシーッ。

美味しいモノはおいしい。

味覚は各自に所属する感覚であり、
価格やブランドではありません。


たしかに
安いチョコレートと
高いチョコレートの違いはあります。

しかし

だからといって

3立方センチメートルくらいのチョコレート一個に
400円くらいの値段をつけていいはずはないと
こおろぎは思っています。


いつも思うのです。
チョコレートはチョコレートの価格を守ってください。

そして
ワインも

テーブルワインをもっともっと楽しく飲ませてください。

ワインツウがはびこると
安いワインを楽しむ身は
いつだって

「こんなワインですが・・」となぜかみんな卑屈になる。

ワインはワイン。
だれとどう、どんな風に楽しむか、
それでこそ
嗜好品というもの。
酒の存在価値です。

みんなでありがたがって講釈ならべていただくのって
たぶん
こおろぎとは違う人種です。


こおろぎのワインの思い出は

パリ10何区かにあった
小さなフラワーデザインの学校の
ランチタイムです。

先生がドーンと買ってくる大きなボトルの赤ワインは
先生の真っ赤な爪の光と重なって
本当に素敵でした。


世界各地から集まったお花屋さんたちと
ピザを買ってきて
ランチに紙コップで飲むワインは
格別においしかった。


このワイン、どこの何年モノですか、など
聞く人など誰もいなくて


あの時間、
こおろぎは

こおろぎが作る教室にも
そんな空気が流れたらいいなと
つくづく思ったのでした。

あれは

もう20年以上前のことです。


発泡酒バンザイ!
テーブルワインバンザイ!

そしてこのRIKIMARUを描いてくれた

KATAMURA−SAYAKAにも乾杯!


ホンモノ志向は大事です。

しかし

ホンモノかどうかの判断を
どうするかです。
偽モノはだめ。

でも
「違うモノ」は「違うモノ」

「好きなモノ」も「好きなモノ」

これ
ほんとに難しいことなのです。



こおろぎ組に
素敵な素敵な休日を!


追申:最近こおろぎんちで
流行ってるお味噌汁を
頼まれもしないのにお伝えします。

サツマイモをデッカク乱切りにして
人参と大根、タマネギは薄く切って
キャベツは乱切りで
まあ何でもいいのですが
それらを出汁の素入れて煮て
グツグツいいだしたら
ケチャップをドーっといれて
(テレビでケチャップのアミノ酸
うま味成分として最高だと言ってたので)
最後に三センチくらいに切ったベーコンも入れて煮て
ラストにお気に入りの味噌をときいれます。

ネギや水菜など最後に入れて
七味ふっていただくわけです。


ベーコン入りのケチャップ風味の味噌汁?

と怪訝な顔のコロ介にも好評。

生姜入れてもいいしね。

豚汁ってほど手もかけず
炒めもせず

しらたきでもカマボコでも。

要は
ケチャップとベーコンが
市販のだしの素を
全くベツモノにしてくれるってことなのかも。
サツマイモを大きく切って崩れないようにするのもコツ。


素敵な新しい一週間を!