11月だってよ・・・

madam-cricket2009-11-01

本日も
りきまるさんは
ご多忙のご様子。

サガシモノの大忙し。

さがしものはなんですかあああああ
見つけにくいものですかああああああ

カバンの中もお
机の中も
どっこにもありまっせんでしたねーっ

コロちゃんは卑怯だと思いますね、
絶対に届かないところに
りきまるさんの
タカラモノを置くなんてね


見えるのに届かないという
この切なさ。


でもしかし、
これぞ人生、犬なら犬生、
見えても手に入らないものがあること


それを知ること
知ってなお求めることこそが
生きるということだと


ああ
こおろぎは
こんなドタバタの朝でも
考えては胸がいっぱいになるのです。


そう
昨夜おそく
電話がありました。
由美ちゃんからです。


こおろぎには素敵な友達がどっさり旭川にもいます。
中学校の同級生たちです。
ミツコーっ、元気ーっ?
懐かしい由美ちゃんの声に続いて
横浜から帰ってきているチサちゃん
そして飲んだくれている
今は立派なオジサンたちが次々に電話代わってお話しました。

なんでしょうね、この安心感。
でも
男の子(今は立派なおっさん)二人にお孫さんが生まれたとのこと、
そしてチサちゃんのご次男にも赤ちゃんが生まれたって・・・


あららあららららららら・・・

そうだわね・・そうだわね

コロ介のお友達のおばあちゃまは57歳とのこと。

あらららららら・・・


なんでしょう、このこおろぎの生活とのズレ。


以前からこおろぎが唱えている学説の1つに
「早婚遺伝子」というのがあります。

これは生涯科学的に証明されないものですが

絶対に「早婚」は代々つづきますから。
10代で結婚したらその子も
またそのお子さんも早婚です。

18で出産した子が18で出産したら36歳でおばあさんですから。
その孫も18歳で出産したら54歳でひ孫ですから。


こおろぎの場合
ママが31歳で出産して
こおろぎも31歳でキキに遭遇したわけですから
キキもまた
31歳ころ出産したらおもしろいのになあ・・・と思っているわけです。


29歳で結婚したとき
そうとう早婚じゃないかと思いましたわ、私。
なんにも勉強も仕事もしてないのに
結婚していいものか、親になっていいものかと
ずいぶん考え込んだものでした。
そうしたら
やっぱり大失敗の結婚でした・・・。
リニューアルしたのは38歳。
それでもまだ
早いかなあ・・・と思ったのでした・・・



と、まあ、こおろぎの話はいいとして
とにかく
驚くほど時が流れたということです。


そして
中学校の部活でお世話になった宮田先生のご逝去を知りました。
落語クラブの顧問でした。
全国の中学校で、落語クラブがあったのは
北海道教育大学附属旭川中学校だけでした。
それで
いろいろな本に紹介されたり、
そうそう
NHKの番組に今輔さんといっしょに出演したこともあります。
ビデオに撮るという時代でもなく
写真があるだけですけど、
なにもかも懐かしい。

お世話になった先生でした。
ご冥福、祈るばかりです。





先日、クローズアップ現代
食についてのすばらしい内容に
大いに考えたこおろぎでしたが

今日は
関口宏さんのサンデーモーニングのエンディングで
またまた身を正したのでした。

エンディングしか見なかったのですが
昔の食のことなど追ったのでしょうか、
寺島実郎さんや
浅井慎平さんらのコメントはどれも
すばらしかった。


忘れないうちに書いておきましょ


かつては高速道路は
行きはガソリンスタンド、帰りはファミレスを作って
その日は外食、というイメージを描いたらしいのです。
子育てを楽しむ余裕、新しい家族像ができた時代はそんな感じだったのでしょうね。


これは実に明解なイメージ。
でも今は、
これは私が思うことですが
ファミリーレストランというのは
外食を身近かにしましたが
家族の形の輪郭を曖昧にしましたね・・・
ファミレスについても授業で取り上げますけれど
今ひとつ
すっきり分かりきれない業態なのです。
こおろぎにとっては今後のテーマのひとつなのです。



江川しょう子さんがおっしゃってたけれど
かつての食の場面は懐かしいけれど
かならずしも戻りたいものではないとのこと。
全く同感です。
こおろぎはいつも思います。
若い日に戻りたいとは思いませんね。
いつだって今がいい。
あのころにはあのころの
たくさんの「憂鬱」がありましたから。


で、
江川さん曰く、
必ずしも楽しくない中で
我慢することや、不快なものがあることを
学ぶべきなのだと。

これも実に同感。


その学ぶ場面こそが家族、家庭。



こおろぎはいつも思っていました。

子供の機嫌をとり、
子供のいいなりになっていては
子供はどこで
思いどおりにならないことがあること
我慢しなければならないことを学ぶのでしょうか・・・・


嫌いな食べ物があると
それを避けたり
あの手この手で親が努力して
頼んで食べてもらうのって
やっぱり違うのではないかと日ごろ思っていました。

すると先日
本田京子先生が
ご自身の子育てを振り返り、
嫌いなものはぜったに食べるまで出し続けたとのこと。
いやなら食べなければいい。
1日やそこら
食べなくても死なないと笑っていらした。


こおろぎと同じ主義。


「食」はまさにその人の哲学だから
みんなが同じというのは難しいですけれど・・・



サンデーモーニングを全部見なかったのが悔やまれますが

家族の形態が変わってきていることは確かで
新しい人間関係を広く築くことが必要だとの見解をどなたかが指摘してました。
それができないと
身内をうらみ、悲しい犯罪も増えるという見方をされていた。
これもまた事実でしょう。


もっとも耳に残ったご発言は
これもどなたがおっしゃったのか忘れましたが


外で大勢の人と食事をしながらどっさりコミュニケーションがとれるのに
家庭での家族と食事の場面でコミュニケーションがとれないというのは
どういうことかと。


世の中のお父さんたち、
耳が痛かったと思う。

そして
ランチめぐりは楽しめても
家族のための毎日の食卓は
義務でしかないというお母様たちもたぶん
少なからずいて
ハッと気づくなにかがあったかもしれません。



友達とは外で楽しく食事ができるのに
親兄弟と自宅での食事は
ほとんど空腹を満たすため・・・・という
子供達もどんどん増えるはず。


外食産業が
悪いわけではないとすれば


働きすぎのお父さんたち
塾やお稽古事が増えすぎた子供達
そしてそんな時代にしてしまった大人たち

その背後で
いつの時代も
手作り料理、おふくろの味を
求められ続ける女性たちの
言葉にならない不満と苦労




日曜日とはいえ

今週はとりわけ多忙で
頭も体力も相当シンドイはずなのに



こおろぎは
まさに考えるサンデーモーニングになったのでした。



今、大学の若い先生と
子供のお弁当について調査を開始したのですが
それをすすめながら
食を通して
家族の形と
食卓の意味を一層深く考えていこうと思った次第です。



今週は雪になりそう。


忙しいからこそ
頭を冷静に整理しながら
ゆっくり落ち着いて暮らしたいと思います。


とはいえ、今日も
100円ショップを3箇所回って
もう足はクタクタ。



足といえば
こおろぎ、本日はグレイのタイツにピンクの靴。
慌てたわけではなく
某有名デザイナーのアドバイスを実践してみたのですが
キッズ二人に
「おかあちゃま、終わってるよ、そのタイツと靴!」
「マジ、痛いですよ、そのコーディネート。」
「せっかく真っ黒いのに
足元薄い色ってのはおかしいし、ましてその靴、マジないっす・・」
「何かの間違いでしょ・・」

とサンザン。


そういわれたってすでに外。

今さら着替えも履き替えもできず。
その
マジないっすよ・・と言われた姿で
本屋はじめ、あちこち走り回る辛さ・・・



ああ
こおろぎ自身も
ちょっと変じゃないかなーとは思ったのですが
自己変革に
たまには他人の意見も聞いて
これくらいの冒険もいいかと
あえて挑戦したのですが


ああ
ああ

やっぱり
変かなあと思ったことはしないほうがいい、ってことです。



こおろぎはデザイナーでした。
もうちょっと自信もってみようかとも
思った日曜日でした。


こおろぎ組みなさまに
あたたかく優雅な一週間を!