脳と知性をどこに探すか

madam-cricket2009-10-27

久しぶりに「今日のりきまる」の写真。
テニスボールをいただいて、大騒ぎ。
唾液まみれのボールが転がると
ただでさえ汚い床がひどいことになるので
隠したら、必死の探索。
その努力には頭がさがります。
飼い犬に学ぶ・・・
そんな日でありました。


前回のブログで出したクイズに
さっそく札幌のHさんから応募がありました。

白いモノはなんでしょう、という
問題。
あの場にいたメンバー以外には難しいかも・・・。
果敢な挑戦に期待します。
Hさん、ありがとうございました。
正解は今しばらくお待ちください・・・。


デザート作りをするリッチ先生の手さばき、すばらしかったです。
以前、日本料理の講師でお越しいただいた
をとわの宗形先生も同じでしたが
しっかりした仕込みで
一気に仕上げ、
しかも作りながら片付ける様子は
見事なもの。

感動でした。


文化功労者草間弥生さんが受賞。
こおろぎは草間さんが大好きです。
これからも努力して・・・というご発言。
すばらしすぎます。


なにかと「資格」「ライセンス」乱発の時代、
「なんとか検定」もあきれるほど生まれ、
なんでも「ソムリエ」にしてしまう時代ですが


それらの資格は
けして「終着点」であろうはずはなく


しかし
資格、ライセンスを持つと
それを使うことに執着して
学ばない人がときどきいます。

資格をとったのに仕事がないとか
無駄だったとまで言う人は
勘違いをしています。


仕事は「人」に与えられるものです。
この厳しい時代、「仕事」は、可能性を多く持つ人に
与えられるはず。


年齢を積んだ人
本当に自分の道を持っている人こそ
組織やライセンスとは無縁のところで
終着点のない努力を続けています。


以前、札幌で開催された草間弥生さんの展覧会には
母を同行したのですが
こおろぎのママは喜びましたね・・
目が回るわ、ふらふらするわと言いながら
楽しそうに会場を歩いていた。
こおろぎもキッズも同じでした。
これぞ大成功のインスタレーション
アートを体験した思い出です。

草間さんの年齢で
「これからは・・」と語るその謙虚な姿勢を
少しでも若い私たちは
しっかり学ばなければと
心引き締めた次第です。



NHKのプロフェショナルで
活躍を続けるプロフェショナルたちを
茂木先生が分析されていたのを見ました。


その中に
探究心がありました。
これ、こおろぎの十八番です。
努力はしないものの「探究心」はこおろぎ、どっさりもっています。
しかし、
こおろぎが持っていないものが1つ。

それは
なんでもこまめにやるということです。

ささいなことを自分でさっさとやる・・
これ、老化防止によいとのこと。


床に散らかる新聞をさっと片付けるとか
曲がってるものを直すとか
ふと近くにいる人に頼みたいことを
自分でやるとか、
たとえば
新聞とってちょうだい、とか
お塩とってとか
洗濯モノ畳んで・・とか
全部サッと自分でやるというのが


どうやらそんなことが
脳の活性によいようです。


そしていつもと違うことをすること。
右ききなら左手を使うとか・・。


こおろぎは左手もそうとう上手に使えます。
ウエディングドレスを作れる人になろうと
若い日通った洋裁の学校で
両手で手縫いして何度も先生にしかられました。


手だけでなく
いつもと違うこと・・・・


苦手なことをしてみることがいいとのことですから・・・

何をしようか・・

そうだ、一番の苦手は

掃除だわ、片付けだわ・・・

この資料、資材、食器、花器を片付けるには
どれほど脳を活性化させることになるか、
手も足も頭も使うわ・・。
養老先生も体を動かせとおっしゃってたし・・・。


そして
こおろぎ、今夜は爆笑問題
ニッポンの教養・・で
東大教授の日本史の加藤陽子先生のお話を聞きました。

ああなんと知的な「物言い」なのでしょうか。
声も低く、品のよいお洋服もネックレスも
髪型も、ルックスまでもが知的。
ゆっくりとした話し方。

昨日のこおろぎのテレビのコメントを思い起こせば
穴を掘って入りたいほど。


桜蔭から東大ですからね、優秀で素敵なのは当然か。
こおろぎは旭川東高校から弘前大+北大ちょっと+武庫川女子大って
大学の数と在籍年数では勝負できそうですけど

もともとの声も存在感も頭も美貌も
全く違うことを痛感して
お話聞きながらわが身が不憫でありました。


もう大人なんだから
もうすこし、
品位と知性が欲しいものですが
ああ
これが難しい。


教養とか知識とかじゃないですよ、
品位と「知性」って。


せめて
草間弥生さんの年齢で
まだ努力をつづけられる女性でありたい。


そのために
まずは明日から左手でご飯たべて
毎日、書類の整理をしっかりして
できるだけりきまると歩いて
声を低くして
ゆっくり話す・・
そして草間さんのように
赤白の水玉を身につけて
金色のウイッグを・・


こんな努力をしてみましょう。


そうそう
ラジオ体操はできるときに続けており
動悸がひどくなった薬用酒は飲むのをやめたらすっかり元気になりました。
りきまるに蹴られた顔面も完治。


ああでもない、こうでもないと
果敢な挑戦を続けています。

留まることなく
歩くこと、

せっかく人間なんですからね・・・。


文系の学生さんたちに
生物学を簡単に教えています。
これ、そうとう面白いです。
分かってるか分かってないかわからないですが
人間の染色体数は46本、アメリカザリガニは200本
こんなこと、なんの役にもたたない知識ですけど
なんだかおかしいじゃないですか
アメリカザリガニに染色体の本数、負けちゃってること。
イキモノに優劣、ないってことでしょうね。

どうであれ
私たちは人間。

人間らしくあろうじゃないですか!
それはアメリカザリガニアメリカザリガニらしいように・・・


ボール探しで疲れ果てたりきまるも寝ました。
こおろぎも相当疲れてるので
今夜はこれで!