また考える日曜日


床に歩く隙間がない。
困った困った、困った。
各教室のテキストや、資料、
大事な新聞の切り抜き、企画書、請求書・・
でもしかし、
時間を区切れば必ず片付けられる。
こんな自信だけがこおろぎにはあるのです。


ああ困った・・
という場面はいつでもどこにでもだれにでもある。

でも
考えるのが下手な人、というのがいるのも事実。


どうしようもないことは考えてもダメ。
無駄。

エンドレスで考えるからダメ。苦痛。

さ、今から15分、動いてみるか
今から20分、考えてみるか、
今から30分、大掃除してみるか・・・

この「区切り方」がとても有効。

食卓や花のデザインも同じ。
額、枠、これがあると
実に明確に見えてくるものがたくさんあります。



このところ、頭がびっしりのこおろぎですが
この感覚が嫌いではありません。

すると今、たった今、
教育テレビで養老先生が
考えるとはなにか、考えないとはなにか、ということを
語っていらっしゃる。

疑問を解決するには体を動かすことが大切だと


ああ、やっぱりそうなんだわ。
この解剖学者の太鼓判。体を動かすことこそ
脳にはいいんだわ。


愚痴の多い人って
実は動いていない。

ジーッとしてるから愚痴が出る。
不満が拡大する。

動け動け、
動けるなら動け・・・


さて
上の写真、そうとう刺激的。

過日、こおろぎのアトリエはイタリアンになりました。
食卓美学の講座と総合デザインの皆様合同の
特別レッスン。
お招きしたのはリッチイタリアーノのオーナーシェフ
すばらしい時間となりました。
扱いなれない素材も
目の前で見せていただくと
安心。
ぜひトライしたいお料理ばかりでした。


エコール・ド・フルールも25年目を迎えるにあたって
中身の充実が必須。
強い味方をたくさん得て、
他に類のない
学びの場として
磨いていきたいと思うばかりです。




この美しいオードブルは
川崎先生の手によるものです。
あっという間のマジックでした。
食の場面というのは
遊びすぎてはいけない。
でも
とにかく
「あ、美味しそう!」
そう思わせることこそ
料理人の一番の仕事だと思います。


アガーを使った寄せモノは
実に簡単でした。
これからのホリデーシーズン、いろいろご提案していきたいと思います。


さて久しぶりのクイズです。
この写真の
この白いヒラヒラっとしたものはなんでしょうか!?


答えは本ページのお問い合わせまで。
正解者多数の場合は抽選で
こおろぎの「褒め言葉」と「粗品」を心を込めて送らせていただきます。


また新しい1週間です。
しばらくは
頭がびっしり・・・の日が続きますが
同時に
大人ってなんだろう・・・、老いってどうなの・・・という
大テーマも追っていこうと思います。


昨日調べものをしていて
うっかり二つのブログに遭遇しました。
二つともこおろぎと同年代のお医者さんのブログでした。
実にご立派な大病院の院長と
ご立派な経歴のお医者様ですが


同業者や母校、同門の内部事情やらなにやらを
羅列。

見苦しい聞き苦しい・・ではなく
読み苦しい内容でありました。


だめだわ、これ。

こんなのだめだわ。


読み苦しい・・という
経験をして


こおろぎは背筋伸ばした次第です。


見苦しい外見はもう仕方ない。
聞き苦しいお喋りもお許しいただきたい。

せめて
読み苦しくない文章を書くこと

これはまだまだ修業ができそうだと

そして
読み苦しい文章は
単に文章の問題ではなく
人として
実に全く人としての
力量とか
包容力とか
許容量とか
いえ
何より
これこそ品格の問題なのだと
痛感したのでした。


ああ
考えること、
反省すること
学ぶことは限りなく・・


とりあえずは床に空間を!
歩くスペースを!

こおろぎ組の皆様の
美しき品格に乾杯を!