葡萄色の季節

ブログに向かう時間がありませんでした。
背中に羽根、
靴の裏にはローラーが回転、
頭のテッペンには竹コプター
泳ぐは走るは飛ぶは・・
こおろぎパワー全開でした。

この写真のように
ちょっとアジアの町を歩いてきました・・・・

ウソです。ごめんなさい。
こおろぎがたどり着いたのは丸ビルでした。

日曜日は丸ビル5階のラビラントで
おしゃれなメンバーと葡萄色の集いでした。

本当に皆様美しい。
なんの集いですか？と聞かれるほど。
短いお時間でしたが、
長いお付き合いのフレンチレストラン、
葡萄色のデザートも
特別に作ってくださり、最高の時間となりました。

そのあと飛行機までの時間、
本校の美人事務局長のお誕生日を
20日も遅れてささやかにお祝い。
写真はベトナム料理店です。

手を抜いていない設えと料理は
やっぱり感動的でした。
サービスとはなにか、
飲食店はどうあるべきかなど

食生活論、フードコーディネート論などを教えるこおろぎ、
改めて考えたのでした。

秋からの大学の授業、ちょっと変わりそうです。

お教室を開かせていただいたラビラントも
もちろん最高のサービスでした。
この上ない、という言葉が適しています。
この葡萄のデザートも
軽めのお食事のあと、実習をして
フッとひと息ついたところでのサービス。
色の美しさ、手をかけてくださった葡萄、
冷たい器、ゼリーの絶妙な固さ・・・

私たちの主旨をくんで、特別にイメージして作ってくださいました。
これをプロといいます。

みなさん大満足でした。

日曜日の朝、羽田空港に降りたこおろぎは
出口付近に
ものすごくデッカイ、ものすごく派手な格好したオッサンの仁王立ちを発見。

黒白グレイの派手なストライプのパンツと
ド派手なピンクのチェックのシャツ、
どちらも見覚えあり。
ああ、まさか、
カ、カ、カブトムシだ・・・・っ。

そうか、スペインから戻ったのね・・・
そうか、今日か・・

と、その程度の記憶。
カブトムシが成田から羽田に到達したのと
こおろぎの羽田着が同時刻だったとは・・。

本当にひさしぶりのカブトムシ、いやあ、ますます大きくなってました。
タラバガ二とか、マグロならどんなに嬉しいかしれないけれど
配偶者がどんどんデッカクなるって、どうなんです？

それにしても
Y'ｓの、ド派手なパンツには、白の麻のオープンシャツをだらっと着たら
デブはデブなりに素敵かもしれないし、

ピンクのチェックも
グレイかネイビーのコットンパンツにあわせたら
デブでもドデブでもそれなりに許されるのに

縞々パンツに格子のシャツは
もう本当に、すばらしい目立ち方で、
デッカサはデフォルメされるばかり。

どこかの町のキャラクターのハリボテみたいでした。
国際線でも、そうとう怪しい風貌なので
皆様にご迷惑かけてるのだと存じます・・・
申し訳ありません・・・
危害はないと思います・・・

かく言うこおろぎも
赤い靴に赤いカーディガン、毒蛾みたいな警戒色。
この二人が並んではいけないと自覚しました。

実にひさしぶりに会ったのですが、
立ち話すること2分で
こおろぎは八重洲行きのバスに飛び乗り、
カブトムシはローカル飛行機に飛び乗ったのでした。

相変わらずバタバタしていますが
何とか元気です。
りきまるも元気です。

りきまるは最近、おしっこするとき、足を上げるようになりました。
彼は3ヶ月前から、密かに練習していたことを、
お母さんは知っています。

かっこ悪いので、やめるように注意していたのですが
近所のラブラドル君たちの
かっこいいおしっこの仕方に
きっと憧れてたんでしょうね、
こっそり練習してました。

でも、なかなかうまくできず
なんども失敗して
よくおしっこしながら転んだりしてました。
それが
つい先週あたりから
後ろ足を必要以上に高くあげて
電信柱でおしっこするようになりました。
「ハシタナイ！」としかっても
「どうです？上手でしょ！」と実に得意げ。

フワフワの外見と
情けないほどだらしない表情のせいで
ご近所さんたちはりきまるをメス犬だと思ってる人がまだ多いので
この不必要な足上げおしっこは
あちこちで注目されています。
それが嬉しいらしく
なんども繰り返しています。

そうね、
どんなに練習しても
できなかったことがある。
どんなに努力しても報われないことがある。
でも時が来ればできるってこと、あるもんです・・・
時間こそが、鍵。

今朝のこおろぎの格言
「りきまるのおしっこ」

努力しても無駄なときは無駄。
時を待て。

自民党にもこの立派な格言を送りましょう。

今は何をしてもダメ。
時を待ちなさい。
でも
ただ待っててもだめ。
りきまるは実にけなげに
練習努力しましたからね・・・。

新しい総理大臣が生まれた日、
りきまるのおしっこ姿も完璧になりました。
実に感動的ではありませんか。

秋本番、こおろぎ、なにかと｢出番」が多いです。
明日は大きな集い。何を着たらいいものか・・
何を着たってね、チビ黒こおろぎはチビ黒こおろぎ。

「ヒョウはマダラを変えられない・・」って
誰かが言ってた。

なるほどね、ヒョウ柄嫌いなヒョウもきっといるはず。
どんなにヒョウ柄きらいでも
そうよね、ヒョウは豹。
あのマダラは変えられないんだわ・・・

深い深いことばだわね・・・。

こおろぎとて、
蝶にもトンボにもなれないですから。

秋です。
つい考えこむことが多くなりました・・・。
そうか、ヒョウはマダラを変えられないのか・・・・