山の越え方

madam-cricket2009-07-05

昨日の
りきまる、ソックス丸呑み事件で
すっかり予定が狂ったこおろぎ

あれこれジタバタしたけど
予定は狂ったまま。

そんな中、7月のレッスンの器やらなにやら
探し歩いてヘトヘト。
でもみつけましたわ、こおろぎ。

全国津々浦々、こおろぎネットはりめぐらして
今月は
花より団子・・・
じゃなくて
花より器・・かな?




今日の函館新聞の連載、暮らしのパレット見てください。
函館の湯倉神社の写真があります。
これもその一枚。
連載には
先日の大学の授業の話を
書きました。



とにかく
かつて経験したことのない感動の時間でしたからね。


そしてあれこれしながら
コロ介と紀伊国屋で本探し。


帰宅して掃除するもきりがない。
そもそも狭い土地の中古住宅に
トイレ3つ、お風呂2つ、大きい普通のキッチン3つって
おかしいでしょ。
どこもかしこもえらいことになってます。
ああ、宿命か、このゴタゴタ。





で、気がついたら深夜。
教育テレビで中村富十郎が70歳でもうけたお子さんとの
勧進帳の舞台裏を観る。
なんでしょう、富十郎さんの色気と気迫と明解な口調と踊り。
そして若手歌舞伎役者のすばらしさ。


富十郎さん、山の向こうにさらに山あり・・・
とさらりとおっしゃる。

年齢は80でしょう。
行きますとも・・・越えた山の向こうにある山にまた・・・

と語り、
「登れる山に登ります」


ああ素敵。

無理だのがんばりだのじゃなくてね、



これ、森光子さんの引退しませんという宣言とはちょっと違います。


山はね、どう登り
どう越えるか

ここで人間試される、そんな気がしました。


こおろぎはね


ずーっと山の途中にいるので
越え方、わかりませんが・・・

そこを考えるのがこおろぎのお仕事のひとつかも。



よい1週間に乾杯!