予期せぬ日々

このところお茶がいろいろ登場しています。
フェリスのハーブティーに続き、
函館のお寿司屋さんに
すてきなお茶発見。

なんとかみなさんにご紹介できないかと
近くご相談開始。

こおろぎは元気です。

さてこおろぎ、久しぶりに宿根スイートピーに遭遇。

お気に入りの赤いグラスと一緒に、
絵画みたいにキレイ。
ホントに、このスイートピーキレイで丈夫。

大掃除が続いてますが
何とか暮らしています。
仕事しながら「風のガーデン」の再放送をみて
また泣きました。
緒方ケンさんって、やっぱりすばらしい。
中井貴一さんも名演技だった。
そして脇役、石田えりさんは最高。
悔しいけれど、いい脚本だった。

再放送といえば、
華麗なる一族の再放送も見た。
木村拓哉さん、こういう役柄だけやれればいいのに。
ブレイン、のようなキムタク臭い　役柄はお気の毒。
彼用に作った番組で、彼臭く演じるのではなく、
一人の役者として選択されたほうがいい。

それにしても華麗なる一族、時代の悲しさがあふれてます。
血縁、誰の子、実の親・・
そんなテーマが見え隠れして
そうとう抵抗はありました。
菊池寛じゃあるまいし、
「父帰る｣系の
血縁至上主義は
断固反対。

血族、血縁は時に幸せ、時に不幸です。

花も活けられそうな、デカ犬、りきまる、
本日、コロ介のソックスを丸呑みしました。

こおろぎの眼の前でゴックン。
卒倒しそうでした。

ご飯食べてすぐ遊び始めて
ちょっと目を離した隙に
片方が消えた。
りきまる、大きなため息ついて
大きなげっぷしてけろっとしてます。

しかし元気。
でもいつまでも元気なはずはないです。
ソックスでっかいです。

あーりきまる、胃を切開かも！
死ぬかも！

病因に電話したら今すぐ連れてきなさい、とのきおと。

いますぐといっても
運転しないこおろぎは大変。

そもそも顔洗ってないし、

せめて眉毛描く。
右左うまくいかず、ま、いいか。
口紅だけキリリと描いて
でっかいりきまる抱えてタクシーに飛び乗りました。

りきまるは終始上機嫌。
汚いけどとりあえずデカイしあいそうがいいので
待合室でも人気。
かわいい、という言葉だけは理解できるので
どんな人にもお愛想座りして
お手などする。
不憫な芸。

そして診察。
いきなり、トランサミンを大量注射。
するとわずか1分でポロリとコロ介のソックスを吐き出したから不思議。
苦しそうでもなく、
まったくすんなり、奇跡のようにポロリと。
信じられない光景。

もし目の前で飲み込んだことがわからなければ
大事件になったと思う。
消化できるサイズじゃない。便で出てくるサイズでもない。
腸の細いところで必ずひっかっかる。
絶対にひっかかって症状がでる。

想像しただけで卒倒。

あっという間に吐き出したたけれど
これ、素人療法ではこうはいかないでしょうね・・・

最悪、友人の外科医を全員招集して総力あげて切開するか、
はたまた、キキのご学友みんな集めて切開かと思いつめました。

タクシーに乗るとき

ママ、心配しつつも、私の大騒ぎと
りきまるの愚行を思い出して大笑いしている。

どうもこおろぎのママってのは、ものすごく楽観。
あらまあ、あらまあ、とはいいながら、
大丈夫大丈夫とくりかえしながら大笑い。
「コロちゃんの靴下美味しかったの？」だとさ。

頭にきて、
「りきちゃん、死んじゃうかもしれないのよ」というと

外まで見送りにでてきて

「こくまるちゃん、長いあいだありがとね」
だと！

ママ、そもそも、こくまるちゃんじゃなくて
りきまるちゃんですから！

そしてそもそも、「こくまる」ってなんですか？

カレーは「こくまろ」ですから。

ママときたら
ご近所の人にりきまるの名前きかれて
｢石丸くん」とか｢りき麻呂くん」だとか、適当に答えてたらしい。

そうなのです、こおろぎのママは実に適当な人間なのです。

とにかく注射であっさり吐き出したときは
こおろぎ、腰が抜けて
床に座り込んでしまいました。

本当に反省。
奴はやっぱり犬でした。
室内で飼うには
相当な注意が必要。

おかげで
美容院の予約も
コロ介の学校の懇談等にも行けず、
疲労困憊。

仕事も大きくずれて

人生、
予期せぬことあります。

ママや不細工シスターズが不調でも
こんなに心配しなかったかも・・・

マアね、ママがソックス呑み込んだら
相当あわてますけど・・・・

とにかくりきまる、吐き出してすぐ元気百倍回復。

医学の力に感謝。

さ、
こおろぎ、今週は想像超えるバラエティー風の生活。
なんとかたのしんで暮らします。

ホームステイのハイスクールガールが来るというのに
大掃除もしていません。
大変大変。

コロ介の喘息はかなりよくなったのに
キキ、今度はまた無謀な旅の計画立ててることが
数日前発覚。
つぎから次に
彼女はまるで冒険家。
ギリシャにスタートしたのはよかったけれど

スペイン、ポルトガル、モロッコと長期の旅を終え
もどったら管理人みのりちゃんとトルコ。

知らない間に上海とか香港とか
その辺に、まるでススキノに行くようにでかけて

ああ今度は・・・。

誰に似たのか、相談もなくダッシュで計画。
家族の経済的援助されていない強みか、
本当に楽しく働いて学んで・・・
無謀。

でもね、誰もがいいます、｢センセーの遺伝子です」
とね。

センセー、だれかに何か相談する、ってことあります？

と聞かれて絶句。
そのとおり。
こおろぎは｢相談｣と言う言葉を知ったのは5年前です。

キキの無謀さとバイタリティ、理解できないこおろぎではありません。
ああ、
これがDNAでしょうか。
物質で気質は証明できるということでしょうか・・・

こおろぎさんちのあきれるようなドラマは逐一、ご報告することにします。

どたばたこおろぎさんちといっしょに
こおろぎ組全員が
素敵な1週間をすごせますように！