春の雪

madam-cricket2009-04-26


こおろぎ復活記念「ピンクの包みはなんでしょう」クイズは答えの応募
窓口問い合わせメールがうまくいかなかった方があるようで
応募者少数。
正解者はゼロ。
絶対に答えられるはずの贈答者は
思慮深く遠慮なさり「至極難しい問題ですね・・」というメール。

したがって
今回は正解者なし、ということでしたが
果敢にもご応募くださった
札幌市西区のK-Mさん(33歳)
同西区のK−M子ちゃん(2歳)
中央区のO−Aさん(44歳)
には、不正解ながら、挑戦してくださったことに感謝して
それ相応のなにかいいものをお送りいたします。
おめでとうございました。
今後も
あほなクイズは続きますので
どうぞ皆様ご期待ください。


今回の正解は ザーサイ1キロでした。
中華ビュッフェでコロ介が美味しいと連呼したら
「初代」が厨房に掛け合って
袋ごと手に入れてくれたのでした。
いやあ、ケーキなら1日ですが
ザーサイ1キロはずーっと楽しめるのでめちゃくちゃ嬉しいプレゼントでした。



さて大きな写真はきれいでしょ。
詳細はホームページの表紙から
函館新聞暮らしのパレット」からご覧ください。本日の
連載記事の別バージョンの写真です。

金曜日の撮影です。
我ながら素敵だと思いますが・・・・。



1週間は実に短いです。
また日曜日。
テレビの情報番組で
話題の経済評論家 K-Kさんの立派なお話を聞いて
椅子から立ち上がれず。
ああ、なんでしょう、ご立派で。
「商業講演は100万から150万円もらえますが
お断りします。自分にとって消費にしかならず無駄ですから・・」
という内容でした。
投資か消費化、の白と黒だけの明確なスイッチをお持ちの女性。
浪費はもっとも恥ずかしいことらしく、
小さい身をもっと小さくしたこおろぎでした。

若くして外資系トップ企業を歩き、数千万の年収を得てきた女性の
明確な理論の展開を聞いていたら
なんだか呼吸が苦しくなってきて

「ふーん」「へー」「それホント?」とそんな程度の感想しかなかった
「品格論」をお書きになった某大学の女性学長先生がなつかしくなりました。


これほど人気を博し、評価されているK-kさんが
どれほど日本を変えるご提案をくださるのか
大いに期待したいところです。


しかし、
フツーの学校を出て
フツーの結婚をしたりフツーの会社に勤め、
フツーのご飯をフツーに楽しく食べる私たちに
「それは無駄」、「それはただの消費」、と明確にわけながら
無駄を排して暮らすことをご提案くださるとしたら、


完全にこおろぎ組の対決相手です。
ああ、敵に不足がなさ過ぎて
ごまめの歯軋り、お釈迦様の髪の毛の上の埃の一粒でしかない
こおろぎですが



ああ
フツーの「日常」、イキモノとしてのフツーの「幸せ」って
多分、K-Kさんの白黒系の分け方、すなわちデジタル風分類と判断では
説明がつきませんね。



かっこいい自転車通勤も話題ですが
そこんとこも
自転車にさえすでに乗れないこおろぎは
この基本部分でも負けてます。

無駄無駄、こおろぎの生活は無駄だらけ。
ご近所みなさんにご挨拶しながら
マルチーズ、チワワ、パピヨン、レトリバー2頭と
ダックス4頭、ナマイキなドラ猫にまで挨拶しながら
ボーっと市電に乗って、居眠りしながら地下鉄に乗ってJRに乗って
無駄無駄、どっさりの無駄しながら
明日からも生きていきます。



べこ餅、おはぎ、あれこれ
ダサい部類に入るお菓子の調査や
民間に愛されている「効率の悪い」伝承料理や
祭りをひとつひとつ見ていこうと思います。



でもねえ、
自転車通勤していらっしゃる割りに
下半身が細くないのもまた
無駄のない彼女のそれもまた計算なのでしょうか。
ファッションもそうです。
投資としてのファッションなのでしょうか・・・。
興味あるところです。


口角しっかり下がっているのは意志の強さと類まれな能力を示し、
人の話を利くとき目が泳ぐのも、あれこれ深い思索と探求の故なのでしょう。
これほどファンがいるということはこのルックスの「かわいさ」も
大評価とうことなのでしょう。羨ましい限りです。


無駄だらけのこおろぎ、せめて近づけるとしたら
驚くほど光るリップのグロスかも。
これならまねできます。
で、
トライしたのですが
ラーメンがまずくなりました。
パンもだめ。
鏡を見たら恐竜家族の誰かに似てたし、
オバキューの妹にも似てたので
もうやめました。
早くも脱落。


しかし
妬まない、羨まない、愚痴を言わない、という彼女の主義は
最大に評価すべき。
その通りです。
どんな分野も、同業者を悪くいう人間は絶対に信用してはいけません。
愚痴の多い人もいらない。


でもね、本日、K-kさんをテレビで見ていたこおろぎ、
100万もの講演料など自分のためにならないから引き受けないと豪語するのを聞いて
実に全く羨ましく、ねたましくもあり、つい愚痴がでました。
自転車に乗れるのも
あんな自転車を持っているのも
あんなふうに「ご立派」と賞賛されるのも
本当に羨ましい限りです。



情けないこおろぎは
先日も無料の講演、引き受けました。
正しくはビールとおつまみは食べられるらしいです。でも
主催者がすばらしく素敵な人たち。
これ以上嬉しい仕事ありませんからね。
彼女に言わせれば、無能力の極み、ということになりそうですけどね。
お酒もたばこも無駄だと言い切ったK-Kさんですが
お酒でルンルンしちゃうこおろぎ程度に
会うことを楽しみしてくださる方がたがいてくださる幸せで大満足。


北海道、本日雪。

こんなこおろぎですが
六本の足を駆使して
それなりに生きていきます。

絶対にこの夏限定で形になるはずの
こおろぎ本、読んでくださいね。いかに無駄が楽しいか、
羨み、妬み、愚痴があふれる情けない本、書きますからね・・・。


低気圧でこおろぎは編頭痛で固まっていますが
朝からコロ介の、つっかかえながらのショパンを聴きました。それだけで十分幸せってもんです。
世間に評価されなくても、
幸せ、ここに、ちゃんとあります。

それにしても
あー、あー
あーっつ
なんだか

くやしーっつ!


こおろぎ組に元気な1週間でありますように!