素敵な日々のいろんなこと

madam-cricket2009-04-14


大学が始まって
あれもこれもバタバタとして
こおろぎはシンドイ日々をすごしました。


過去形です。
もう落ち着きました。


こおろぎ、最近戦闘態勢、弱まったのではないかという
ご指摘がありますが、
弱まってはいません。もっと残酷になったのです。
つまり、卓袱台ひっくり返して大暴れしたころは
まだ、なんとかしたいから暴れたわけで
どうでもいいことはどうでもよくなってしまったのです。
つまり切り捨てちゃうようになったのです。
つまり、その、つまり
残酷になったのです、きっと。


昨日今日、最も腹がたったのは
肌にやさしいだの、なんだのと

「自然」を謳ってる化粧品屋の
マニキュアのひどさ。
朝つけたら午前11時23分にははがれてましたからね、半分。
あら、私の爪、どうした?
そんな感じでした。
H社という、その自然系、もう一社、C社のマニキュアも
あまりの発色のわるさと取れ方に唖然としました。


そもそも化粧品であるかぎり
自然であるはずなんてないわけです。
色をつけるのが使命の商品は
発色と持続性を保証しなければ商品ではない。


そこいくと、
・・・・
商品名だしちゃいましょうか、やっぱりディオールの口紅はいいです。


こおろぎ、ズーッと何十年もディオールの○○番とシャネルの真っ赤を使ってたのですが
買いそびれて以来、浮気していろんな安物で満足してました。

過日、ディオール
懐かしい色を見つけて買いました。

そのとき、いろんな化粧品のサンプルいただいいて使ってみて
やっぱりため息でましたね、一流品の底力。


通販専門のこおろぎですから
今後も激安化粧品専門だと思いますが


価格とコンセプトと、商品の品質、
この強い相関を改めて痛感。



たとえばTシャツだって
どうしてこんなに高いの?
と思っても
イタリア製の某社や
フランス製の某社その2なんて
やっぱり何度洗ってもしゃきっとしてるわけでね、
文句ない。


ルイヴィトンの例の茶系のあのボストンも
昔は新幹線の1つの車両の荷物置きに20個は並んだものだわ、
あの柄。
空港のターンテーブル
大事そうにビニールにつつんで 
これまたどっさり並んで出てきたし、
野球の選手のトレードマークだったわね・・


でもしかし、
丈夫さは最高。
日常使いの荷物運びバッグとして最高の丈夫さ。
そもそもボディは皮じゃないんだから汚れを気にするのはおかしい。
柄の部分の汗による変色は、それこそ味ってもんです。


こおろぎは26年くらい前、
ママに買ってもらったデッカイボストン、
新品が恥ずかしくて
せっせとお花運びに使って
実にいいクタクタ状態にしてあります。
よくそんなに汚いのに平気で使うわね・・・・と
大金持ちの友達に言われたことありますが
旅行バッグはよごれていてこそ「ハナ」であります。
あのボストンもね、
皮の部分がピカピカ新品状態って
かなりカッコわるいです・・・・と
新しいものが買えないのでいつも思っているわけです。


カブトムシのママなんて
ロエベもグッチもコテコテになるまで使ってました。
最もあきれたのは、ロエベのバッグを洗濯機で洗ったという話。
今から30年〜40年前に
いいものを選んで、せっせと働いて
自分で買って、
自分流に使ってたことが素敵です。
遺品からどっさり、使い古したものがでてきて感動しました・・。
特注のケリーバッグ
製作ナンバー入りの大昔のものだけれど
魚屋さんにお買い物に行くときだってバンバン持ってってたし。
いい物をちゃんと使う、
これが大人の女性の最高のおしゃれの1つかも。




つまりその、
くどいようですが
いいものがいい、ということです。
高いものがいいということでは断じてありません。

シャネルもね
どうしてもロゴの目立つバッグじゃなきゃいやだと
言う女性が多くておどろきました。
どんなときもどんな洋服のときも
某社の茶系のロゴ入りじゃおかしいです。
あれは素材的にもカジュアルで仕事や旅用のバッグ。
エレガントにはNG。
シャネルとて
白っぽい靴に真っ黒いバッグじゃ
だめでしょ。
ダイアナ妃が持って話題になったディオールのあの素敵なバッグだって
ものすごくご立派な年齢で
シックなファッションのオバサンたちが
持ってて腰が抜けたことがあります。
リュウコウではなくてね、
価格でもなくてね、
怪しい[学説」でもなくてね
用途で選ぶ目を養うこと、
これが大人の方法。
したがって
こおろぎのリサイクルショップめぐりは続きます。
激安アウトレットめぐりは続きます・・・・。
こおろぎ自身がそもそもリサイクル品だし
アウトレット母ですからね。




先週夕方帰宅したキキが
「ああ母は留守か・・」と思って珈琲飲みながらテレビのスイッチを入れたら
留守の母が画面いっぱいに映って
デッカイ口開いてシュークリーム食べててびっくりしたといってましたが
本日はまた
不細工シスターズ、珍しくそろってクッキー食べてたら
いきなり留守の母が画面に登場して
若い日のアイドルは誰?と聞かれて


「ヒロミ ゴー にお手紙書きました!」


なんて
イイトシして言っててぶっ倒れたそうです。


「あのさー、このところみんな早く学校終わってるんだからさー、
品よくしててよっ!」とのご忠告でした。
アウトレット母ではありますが
面目ない。



しかし、
こおろぎ、郷ひろみさんのファンですから。
手紙書いたのになあ・・だお返事こないなあ・・・・・
化粧品も
Tシャツも
バッグも郷ひろみ
いいものはいいということです。



その番組で
和菓子の研究についても聞かれたりしたけれど
そうです、こおろぎ、
今年は和菓子。
年末年始の年中行事のお菓子の中国との比較研究以来
まだ手も足も出せずにいますけれど
各地の「お餅屋さんめぐり」そろそろ開始しなければなりません。
これもまた、
いいものはいい、ということです。


今日の写真
これ、生徒さんのノートです。
エコール・ド・フルール、こんなお教室
ほかにないですから。
生徒さんたちの意識と知的好奇心と
努力、まじめさ、
美しさだけではありません。


食卓美学のメンバーは
時間の制約があって
花の実習は限られていたにもかかわらず
すばらし力を獲得しました。


ほかのクラスの方がたのノートも
すばらしいです。
そんな学び方をしてくださる方がたが
こおろぎの宝物。



そうそう
多才なメンバーのお一人が
今通訳ガイド試験に挑戦中。
英語についてはもう取る資格ないほどの実力。
楽しげにお勉強なさってる様子。素敵。

札幌なでしこ倶楽部にも
現役の通訳の方が
仲間入りされましたから


ちかく
英語で学ぶ「生活美学講座」
オープンできるかもしれません。
テキスト作りとあわせて
こおろぎ、夢がパッとひろがりました。



いくつになっても
やっぱり
背中に力の入った人間でありたいものです。



今日のブログは23時の執筆。
コトコト、スペアリブを煮ています。
ひたすら水で煮る、この方法がやっぱりベスト。


これからタマネギとトマトを放り込みます。
明日を夢見てコトコト煮込むわけです。
圧力鍋使わないで様子見ながら煮るので
2時間以上は拘束される。
夢は瞬時には叶わず。

ああ

スペアリブ煮ながらでも哲学するなんて
本当に
今夜のこおろぎは実に立派です。

少なくともこおろぎ自身は、そう思っています。