できた・・・・・

madam-cricket2009-04-01


4月です。
ホームページの表紙の写真も
みのりちゃんのコメントも写真も新しくなりました。
ウキウキの春です。


さて
こおろぎの今日の写真、ボケてますけど・・・・


いえ、あえてベールに包んでおきましょう・・・
カメラマンこおろぎですもの
ピカピカに素敵な写真もあるのですが
あえて
このドラマチックな2枚を
撮ってみました。


とうとう
とうとう
とうとう

荒井商店の
商品第一号が完成・・・しつつあります。




2009年4月1日は不思議な日でした。


札幌の喫茶店の歴史を作ったお一人で
4丁目プラザ、にしりん、八雲など
札幌の飲食業もリードしてきた方が過日ご逝去。
そのお別れの会がありました。


カブトムシのママは4丁目プラザ7階にあった辻クッキングスクールの
初代校長でした。
そしてこおろぎは24歳のとき、そのスクールに通い、
金髪でいつもすばらしいファッションの荒井恵美子先生にお会いして
すっかりその魅力の虜になったのでした。



それから10年以上たってから
ある日突然、本当に突然、
こおろぎは荒井恵美子先生からお電話をいただいて
先生の図書館のような書籍すべてと
食器すべてをいただいたのでした。
嫁でもなく、遠い日のファンだった真っ黒い女の子に
突然先生はすべてをくださったのです。
なぜかは未だにわかりません。


それからしばらくして
カブトムシに会いました。
それはカブトムシのお嫁さん探しを頼まれたからであって
それは本当にお嫁さん探しのための 「面接」でした。



ああまさか、子連れのこおろぎが
その恵美子先生の子息の嫁になるなんて


運命はわからないものです。





4丁目プラザはこおろぎにとっても
思い出深いビルです。
7階にあった南蛮倉庫という喫茶店
働きながら学んだ20代のこおろぎには忘れられない店です。


その社長が95歳でなくなられたのです。
カブトムシのパパとママにはご縁の深い方でしたから
ご案内をいただき、本日義父と2人で献花に伺いました。
ホテルの大広間には人があふれ、故人の歴史が偲ばれました。


その場で
こおろぎ、
昔昔昔昔昔の知り合いにもお会いしたりして


それは必ずしも心穏やかではいられない遭遇でした。
乱れる思いと
懐かしさ、20年の日々の重さに
しばし春まだ遠い札幌の街を歩いたのでした。


20年前、
まだカブトムシに出会う前の日々は

やっぱり思い出したくはありません。
絶対に思い出したくない日々というのが
悲しいかなこおろぎにはあります。

こおろぎもチキンハートの端くれなので
思い出したくない日々がどっさりあるのです。



でもそのそぞろ歩きの途中で
最近、どうなさってるかしら・・・と思っていた方にも
ばったりお逢いしました。
この春、ご定年とのこと。
逢いたかった方にも会える、だからやっぱり
胸を張って歩いていたほうがいいということでしょうか。



そんなことを思った日の午後
懸案のこおろぎ屋
荒井商店の第一号の商品の試作を受け取りました。


もったいなくてまだお見せできないのです。

素敵です、本当に素敵。
アーティストもまだご紹介できません。
彼女は今日は金髪でした。
先日は黒のロングヘアー。
カラフルなショートの日もあります。
このアーティスティックな存在の前で
こおろぎはなんと個性のないイキモノなのでしょうか。
当商品のアーティストは、今はまだ仮にてんとう虫としておきましょうか。

ご紹介する日も近いと思います。
作品ともども
どうぞご期待ください。


こおろぎにお会いくださる方
見かける方、
どうぞこおろぎの首元や指にご注目ください。
ブレスレットもあります。

一切の営業をしない商店なので
どうぞマネキンこおろぎにご注目ください!


近く商店開店の運びになりますので
遠方の方はお問い合わせください。
完全特別オーダー製のため、
お時間かかりますが
ご満足いただける
創造的なアイテムです。

ブランド名は
ALAIYA

商品名は
リエゾン2009



どなたにも似合うというものではないかもしれません。
が、
アートを身にまとう
個性を身にまとう
そういう特別な感覚が
時に欲しい方は
どうぞお手にとってみてください。




悲しいことも
胸の痛いことも
張り裂けそうな怒りも
後悔も迷いも
ありますわ。

しかし、
しかしです、
捨てたものではありません。
やっぱり捨てたものではないですね。



リエゾン09をさっそく身につけて
パルコのこおろぎお気に入りのアクセサリー屋さんに
よったら
「素敵!」
「個性的ですね、どちらのですか?」とさっそくプロに質問攻め。


うふっ
うふうふっ
「ALAIYAのリエゾン09です・・」とは
気恥ずかしくていえませんでしたが
まあね、
帰宅したら
りきまるが興奮して飛びついてきたから
やっぱりかなり素敵なんじゃないかしら。


雨の日もあれば
晴れる日もあるわけで



まずは4月1日、ウソつく計画、綿密に練ったのに
コロ介を起こすとき
「コロちゃん、猛吹雪!」と言うに留まりました。
小さいウソでありました。


日本的に新年度スタート。
春であります。