前進

madam-cricket2009-03-20


前回の小さい写真、なかなかいいと思う・・のですが
実は間違って違う写真を載せてしまい、
取り替える努力をしてもどうしても上手くいかず
しかたがないので諦めて
文章も「物思いにふけるりきまる」にしたのでした。
でも、
今、見るとちゃんと
私が載せたかった「後姿」になってる。
不思議だなあ・・・・
ま、いいか。
なんども確認したのに上手くいかなかったはずなのに・・


こんなこと、あるんだわね・・・
人生諦めちゃいけないってことか。
ちょっと大袈裟か。


りきまるの自慢はキリリとしまった「シッポの付け根周辺」。
長い足。
再びモップ状態になる日も遠くないので
今のうち、ご自慢の後姿を。



今ひとつ元気のでないこおろぎですが
季節的なものなので寝込んでるわけでもなく
フツーの生活。
大移動は避けてますが、きわめてフツー。
ダラダラしています。


今日は恒例のカブトムシのパパとの食事会。
キキの都合でお昼の集合。
家族6名勢ぞろい。
お父様上機嫌だったので逆光で写真撮ってみました。
いい横顔。
そしてこおろぎのママ、10ヶ月ぶりに和服に復帰。
和服党のママが
背中の骨折で足の激痛から闘病始めたのが去年の6月。
和服どころではなかった。
退院しても「大嫌い」なはずのスラックスで
リハビリしたり横になったり、
それはママのプライドをズタズタにしたし
周囲も沈ませてきたのだけれど


ああママ、
手の届く引き出しの
一番上の着物を
立派に着たのでした。
私の見立てた一枚で、
帯は見事な逸品で
帯〆はこおろぎが見つけてきたとっても粋な
縞の織。
帯留めもこおろぎが贈ったもの。



ママ85歳、お義父様83歳、
立派な二人です。
お義父様とて
もしかしたら半年の命という大手術を越えて
完治。痩せて苦しんだ日から
見事な復活。
今日は上等なイギリス製のスーツでした。


ママもお義父様も
それぞれ
たった一人の子供を育てたわけで
一人っ子に絶対に迷惑をかけたくないという
その強い意識が
年齢に負けず
病気に負けない気力を支えているのだと



今日、こおろぎは思いました。


どう老いるかは
どう生きるかという命題。
避けずに
ずっしり受け止めようと
今日、こおろぎはちょいと真面目に考えたのでした。


食べるものは当然大切ですが、


やっぱり「着ること」
纏うことです。
人間は外見ではない、とそんな当たり前のことは
やっぱり、いいたくないですね。
人間は外見だと
あえて大きな声で言い続けようと再度決意。

十分に老いてはいるものの
そして多少の傾きと揺れとたよりない歩き方ではありますが
凛としたたたずまいの
ママとお義父様を見て
今日、こおろぎは
「装うことの大切さ」を確信したのです。



奮い立たせたい自分を
どうやって奮い立たせます?
重い日常の中で
どうやって倒れて萎れて泣いている自分を
奮い立たせます?


赤いマニキュアに救われることがあるし
重いネックレスやイアリングに自己を感じること、あるでしょう。
ちゃんと着ることができない人、
やっぱりダメだと思う。
イイモノとか高いモノではなくてね、
「ちゃんと」装う、これ、
人間の権利ですから。



まだ薬が放せず、函館、東京、関西、広島への予定たちません。
申し訳ありません。
今少し休養します。



ガラパゴスから帰国したコロ介の
目をみはる写真は追ってご紹介します。
世界は広いです。そしてやっぱり
イキモノはスゴイ。
イグアナもママもお義父様も
ガラパゴスゾウガメもみんなスゴイ。


ボックラはみんなーっ
いっきているーうっ
そんな歌ががんがん響く土曜の夜です。
生きてるから喘息にもなれば咳もでるってことです。
証しです、証し、苦悩は証し。
手のひらを太陽に透かしてみるしかないってことですね。
生きることをやっぱり伝えることが
まずは第一の仕事かと
思っちゃってますね、私。
4月からまた生命科学の講義が始まりますが
エコール・ド・フルールのレッスンも
イグアナ的テーブルセッティングや
ゾウガメ的アレンジメントが増えるかも・・・



こおろぎ組に美しい週末を!
イキモノ的にワクワクする週末を!