わたしのために・・

madam-cricket2009-02-22


だれのために仕事してるのかなあ・・・と考えると
絶対に自分のためです。
子供のためとか親のためとか
そういうところもないわけではないですが
自分のためです。



写真のピンクのこの空気、
猛吹雪の中、集った札幌なでしこ倶楽部の面々が
作った食卓。仕事を持つ30代の女性だけのチャータークラスですが
結束力と仕事の早さ、熱心で早いメモ。
アトリエのオルガン、ピアノ、あちこちのテーブルで
立ったまませっせとメモをとる姿、
これ、若いころのこおろぎと重なります。
今はこんなにだらしないこおろぎですが
20代から30代のこおろぎの
あの「熱」、あれはどこから来たものだったんでしょうか。
花を学ぶときの
あの集中。ハサミをもって
パリ、ロンドン、ニューヨークからアラスカまで
こおろぎはどこへでも行きました。
教えてくれる人がいれば
にっこり笑ってジーッとついてました。
料理もそうです。
カブトムシのママの直結の跡取り嫁になる前、
懐石だろうがフレンチだろうが
気に入ったすべてに飛び込んで恥をかき、
叱られ、時々褒められる・・・という修業の日々でした。



メモとったなあ・・・。
そして復習した。
ノート作りを楽しんだし。


大雪で飛行機が飛ばず諦めてた花が
奇跡的に飛んだ深夜便で
北海道に着いて
朝早くわが家に到着。
信じられませんでした。
諦めて夕べ遅くまであちこち花を探し回ったんですから・・・


21日17時という時間指定の張ってある、2メートルもある大きな立てたままの箱を
見つけたクロネコさんちのおにいさんは
「あ、荒井さんちのだ!、そう思ったんですよ」と
大急ぎで届けてくださいました。
ああ、みなさん、クロネコさんは
誠実です。
「大変だ、昨日の時間指定だ!と思ったんですよ」と
ああ、クロネコさんに大感謝。



なにかと予定が狂った昨日今日でしたが
このピンクの食卓の
柔らかいヴェールに包まれたような空気感、
予想をはるかに超えた優しさでした。


日ごろ、一生懸命お仕事をしている彼女たちの
貴重な日曜日、
よく来てくださいました。
難しい料理は一つもなく
あきれるばかりの簡単さです。
どうぞ
「わたしのために・・」という
自分第一主義で日々楽しく過ごしてください。
なでしこ倶楽部のみなさんも
こおろぎ組のみなさんも
みなさん
どうぞご自分を大切に。
だれよりも粗末にしてしまうのが
自分かもしれないんですものね、



柿の種がやめられない
ハッピーターンがやめられない
極細ポッキーもやめられない
そんな意志の弱いこおろぎですが
ここまで生きてきたんですから
柿の種くらいどっさり食べてもいいんじゃないでしょうか・・



さ、自分に甘く、今週もすごしましょう。
優しさ探し、まずは自分に優しく・・
とことん、甘やかしてもいい時、あるかもしれない、と
ふと思う日曜日でした。
柿の種とハッピーターンと極細ポッキーを
さっき、ローソンで買いました。