変革のとき・・


あっという間に1月も終わろうとしてます。

年末からずっと、寸暇もない、なさけない日々でした。
いえ、まだ継続しています。


徐々に生活を元に戻しつつあります。
写真はこんな生活なのに今月突如誕生した
エコール・ド・フルール なでしこ組の
体験レッスン風景です。
2時間ですばらしい完成度でした。
メモのとりかたが尋常ではなく、
頭の回転も尋常ではなく、
積極性も尋常ではなく、
30代のワーキングガールズたちのチャーターコース、
さすがでした。
日本の未来も捨てたものではないと
確信しました。



いろいろな事情が刻々と変わりつつあります。
学ぶとき学ぶ、これがすべてです。
遊ぶとき遊ぶ、これもすべてです。



こおろぎ、先日、仕事で大きな壁に突撃しました。
身から出たサビで首が回らなくなりました。
手も足も動けなくなりそうな反省を迫られるほどでした。
でもそのとき、
すばやくこおろぎをサポートしてくれたのは
仕事仲間であり、
同僚、上司、友人たちでした。


価値観がゆらぎました。



価値観ってね、
普遍的なものではありませんね。


自信もっててはだめですね、自分の価値観。
間違ってたりする。
狂ってることもある。


こおろぎ、この年齢で
いろんなところを修正しながら暮らしている昨今です。



さてまた日曜日です。
義父の誕生日です。
元気に83歳になりました。
1日はやく夕べお祝いの食事会。
お店側も義父にお酒のプレゼント。
どんな日本酒も熱燗にしてしまう義父ですが
それもまた、義父の流儀。
かっこよく歴史を刻み、
ダメ嫁相手にお酒飲めるまで復帰したこと、
ありがたい限りです。
何年か前の冬は食べることもままならなかったのですから。



美しく年をとりたいと思います。



さーてね、とりあえず、温かいスープと
温野菜サラダ、ひじきと納豆で
晩ご飯ってとこでしょうか。


3年前の年末の大掃除がまだ終わっておらず、
もちろん2年前、去年の大掃除も終わっておらず、
なんとクリスマスツリーもまだ飾ったままの
こおろぎの巣ですが
刻々と近づく変革のとき、
オバマさんは関係ないのですが、
なんとなくそう思うんです。
日本は変わらない。
期待もできない。
でも自分は変われますからね。



新しい1週間、
こおろぎ組に、元気と勇気を!
と、ここで
アサショーリュー、たった今、優勝しました。
こおろぎ、泣いております。
世の中には大変なことがたくさんあります
こんなところで 泣いててはいけないのですが
泣かずにおられましょうか。
全勝をかけた1番で、立ち合いのまさかのミス。
この横綱にして、まさかのミス。
ミスをするのが人間であります。
優勝決定戦は、しかし立派でした。
こおろぎ、この横綱からたくさんのこと
学んでおります。ただしくはこの人を取り巻く
日本人の視線からたくさんのこと学んでおります。
品格ということもさることながら、
マナーの何たるか、
虚勢の何たるか、
自己顕示、自己展覧の何たるかを
実にたくさん学んでいます。
作法学という領域がありますが
その視点からも考えるところ多く、
でもそんなことより、
「悪役」が負けることをかくも望んだ群集の中で
「正義」のもう一人の横綱の、
その「正義」を前に、
わがヒーローは寡黙に勝ち進みました。
彼を「憎らしい」と評する人たち(こおろぎのママも
その一人です。)は
今後も憎らしいと思ってください。
そんなことはどうでもよく、
これほど視聴率を稼ぎ、これほど相撲に注目を集めた横綱
敬意を表する人はきっとたくさんいます。
君が世を歌う、このモンゴルからの横綱
こおろぎは泣かずに見ることができません。
勝った瞬間、泣いていた横綱の、あの精神力を
高く高く評価したいと思います。
というわけで、
大掃除を中断し、こおろぎ、一人で祝杯です。
大泣きしているこおろぎをどうぞお笑いください!