予感・・・

madam-cricket2009-01-23


なにから書いたらよいかわからないほど
こおろぎの生活はぐるぐる変わりつつあります。

人生でこんなに勉強するのも久しぶりなほど
頭使って勉強もしてしまい、


気がついたら
大切な仕事仲間がこの春
何人も移動。


思えばなにもかも、今のままであるはずはなく、



そのうちそのうち・・・と言って時間を延ばしていたすべてが
悔やまれます。
今したいことこそ今すべきであって
こおろぎはそうやって生きてきました。


なのに、なのに、なのに、
先延ばしにしていたことも多く
反省もしきり。



論文はできました。
とりあえず提出。
共同執筆の云先生はじめ、
頭脳、知力、技術、多才な周囲に
後押しされて
とりあえず完成。


言い尽くせないほどまた学びました。
インターネットで調べるとか
張りぼての知識では何も構築できないという
あたりまえのことを
肌でまたまなびました。
今回もわずかな調査結果しかなかったのですが
そんな情報を解釈するプロセスで
文化人類学者である云先生と
なんだか怪しい学者のこおろぎの
集中した議論の結果、
すくなくとも私たち二人はたくさんの課題を見つけ
今後のエネルギーを得ました。


学ぶということは体力です。
パッチワークのような学び方ではなく、
三次元で学ぶこと、これこそが大事であること
痛感しました。



云先生はこおろぎの「いっしょにやらない?」という
気軽な誘いに気軽に乗って、
わけがわからないほどセワシイ一ヶ月だったようです。
でも思いましたね、この気軽にのってしまう気持ち、
これを相性といいます。
笛吹けど踊らない相手は相性が悪いというもんです。
笛吹くと同時に踊ってる、こんな相棒を
どれほど持つことができるか、
これが幸せってもんです。



疲労感ばかりで
ちょっと次のアクションに出られずにいますが
大丈夫、こおろぎはパワーアップしましたからね。


写真は成人式の引き出物。
カッコいいですね。
やっぱり赤白です。紅白です。
パステルカラーの熨斗袋とか水引がはびこっていることは
実に情けない限りです。
なんでも今風にすればよいというもんじゃないです。
論文ほか、仕事の合間に講演にうかがわせていただいた
あの成人式、こおろぎにとっても久しぶりの感動でした。


担当のKさん、猛吹雪の中、丘の上の会場の外で
車が見えなくなるまで見送ってくださった
あのKさんの姿が
こおろぎをどれほどふるわせたことでしょうか。
講演の中で
大人へのルールやマナーの考え方を話した直後でしたから
あらためて「私の考え方」は間違っていないと確信しました。


「型」は必要ですが
実は不要なのです。
この2週間以内で何度かテレビでへんてこりんなマナー講座を見ました。
違う違う、そんな一般論、違う。
おもてなしの基準、そんなものないですから。
こんな小さい国なのに
でも実はとても広いわけで
一般論、不要ですから。



アサショーリュー勝ってます。
ああああ、「さすが横綱ですね」と
ああ、またあの人もこの人も言っていて
こおろぎうんざりです。
アンタ、3敗して引退だって言ったじゃないの、
無礼者呼ばわりしてたじゃないの・・・
こおろぎ、勝っても負けてもいいんです、
この手の平返したような人たちが大嫌いです。
で、これぞ日本人の側面です。


中国との比較文化に心躍らせてしまったこおろぎなので
ちょっと戦闘的ではありますが、

日本人の中にある「忠臣蔵」的精神、
これやっぱりダメかもなあ・・



そもそも浅野の殿様が吉良様に虐められたという説も怪しい。
吉良様を名君主とする説もあるし、浅野さんに問題あったかもしれない。
いずれであれ47人で一年かけてあだ討ちするっていう根性、
そしてそれを美談でまとめる精神、今現在も受け入れる国民性、
なんとなく危険。
47人でリベンジですよ、これ、どうなんです?
職を失って家族もいるのに
虐めた相手の首を取るって、どうなんです?


ま、アサショーリューと関係ないっすね、
でもいつも思うんです、この47人のこと。



こおろぎもね、こいつだけはゆるさない・・・と思う人
いました。
こおろぎも大人になったので
大人の手法で失墜させることもできたかもしれないけれど
面倒ですよね、「仕返し」って。
第一暇がない。



アサショーリューもね、
ヨソの国に来て、ここまで叩かれる覚えないでしょうから
帰ればいいのに
それでもお相撲とってるのはね、
彼、横綱になったからです。
憎らしいと評されること、
気の毒です。
憎らしかったら見なきゃいい。
今日なんて、「彼のようなヒール悪役は必要ですよね」と
コメントしてる番組があった。
は?
彼、悪役ですか?
ちがうでしょ、悪役にしたい人たちがいるだけでしょ。


プロレスじゃあるまいし
相撲の世界だけじゃなく
普通のスポーツに、悪役っていないですから。



ようするに
共通の「嫌な奴」を作ることこそ
連帯感を強める手法なのです。
彼は最高の存在だった。
吉良役だったわけです。


内館さんがお病気になられて
アサショーリューが「お大事に」とのコメント。


それでいい。
饒舌な評論家には一言でいい。


ま、浅野、吉良両氏が登場する必要全くないのに
これも外の雪のせいでしょうか、
あるいは疲労のせいでしょうか
脳細胞が大げさな今夜のこおろぎです。


歩くところもない散らかりを
この週末は何とか片付けようと思います。


そうそう新鮮なうちに書いておきます。
オバマ夫人のファッション、
こおろぎはちょっと残念。
お嬢様たちのように既製品を、というわけには
行かなかったのは仕方ないとして
素材はよくても似合わなければダメ。
デザインはイギリス王室を踏襲するかのような
フルさ。ハイウエストが新しいと評していた人もいますが
あの長身にハイウエストはロングドレスの場合だけ素敵。
前をあけたままのデザインのアンサンブルのスーツ、
新生、若いアメリカのファーストレディーの衣装にしては
大変残念でした。
靴と手袋の色も本人には似合わない。
当選したときの赤と黒がひどすぎたとはいえ
アドバイザーの意図分からないですね。
かつて、雅子様も黄色いアンサンブルをおめしになったけれど
あの時、外務省でハツラツとお仕事されていた女性とは全く別の
存在になられたのでした。ふとそんなこと思い出しました。
覚悟の色なのでしょうか、そして覚悟のアンサンブルなのでしょうか。
気合でしょうか、そしてあくまでもイギリス王室が手本なのでしょうか・・。



ケネディー夫人、ダイアナ妃は
再来しないということだと、こおろぎ思います。


またせっせと書いていきます。
応援をよろしくお願いします。


顎関節症、快方に向かっています!