真夜中の独白



午前3時40分

いやあ、この年齢でタフ。
ま、さっき居眠りしましたから。


締め切りに間に合うかどうか、
150%無理。200%の人は諦めますね。
それをまだ諦めていないってのは
これ、執念か情熱か。


居眠りのせいか
頭はすっきり。
あと5時間後に
つよい味方が登場して
図表を本文に組み込む作業開始。
それなのにその本文がまだ未完成。

無理は無理だわね・・・


今日(13日)、時間に追われてタクシーに乗ったら
めがね忘れたことに気がついたこおろぎ、
家に戻る時間はないし、
100円ショップも時間がかかるし、
座席でバタバタしていたら
女性の運転手さんが
どうしたのかと聞いてくださり、
めがねを忘れたといったらね、
「またお会いできるのでしたらお貸しするんですけど」
と優しいことば。
思わずお顔を見てしまいました。


今使うならどうぞ、と貸してくださったのが
かわいいケース入り。
かわいいですねと言うと、
円山の喫茶店で1300円でしたと微笑んだ彼女。

「私に売ってくださいませんか」とずうずうしい交渉。
使ったものだからダメだと彼女。
でもめがねがなければ大学に行っても
何もできず、どっさりの荷物も焼くには立たず。
では100円で、などとおっしゃる。
今、このめがねがどれほど私に役に立ち、
私の時間とエネルギーを守るかを力説して
もめにもめた挙句、
強引に1300円で買ったのでした。

ピカピカに磨いて申し訳なさそうに手渡してくださった運転手さん。
小さな友情が芽生えて
別れがつらかったわ・・・
お互いに申し訳ないを繰り返したのでした。


素敵な女性だったなあ・・・・。

彼女だってめがねがなきゃこまるのに。

なんてーのかしら、やさしさってね、
ほんと、ぽろっと出るものね・・・


真夜中のこおろぎ、
こころ静か。

ページの表紙のみのりちゃんのモノローグ、
更新されてましたね。さみしい時代ですね・・


見てください、この写真。
わがやのモモンガも、なぜかさみしそう。
彼もね、ヒゲの毛穴が化膿してね、
抗生物質のんでお薬つける身になってんですよ・・・
かあさんは機嫌わるいし、おなかもすくし、
散歩も短いしね、
夜だけ長い・・・

そんな後姿でしょ。


さ、こおろぎ、締め切りに間に合うかどうか、
乞うご期待っ!
顔洗って仕切りなおし、ちょっとやって寝ましょ。


もしかしたら、
もしかしたらですけど
こういうこおろぎ、かなりまじめで
偉いんじゃないっすか・・・


共同研究執筆者の中国の云先生がね
「わたし、あらいせんせい、だいすきです!
せんせい、あたま、いいですよ、すごく!
だんせいみたいなすぴーど、いいです、
わたしとてもせんせいのそんざい、だいすきです!」

そう今日言われたんです。



だからです、200%無理ですが
やるわけです。
豚もおだてりゃ木に登る!
こおろぎおだてりゃ笑顔で走るさね!


パソコンが動かなくなった午前1時ころは
みのりちゃんが電話で助けてくれました。
夜中に若い衆から激励メール。
わけあって私に怒鳴られたコロ介は
午前2時、ヒステリーのかあさんのために
お茶碗あらって掃除してくれてました。
ドラマはどんなときも展開してるわけです・・・


さ、5分経過。
仕事にもどります!