人日の節句です!

madam-cricket2009-01-07


本日、人日の節句です。
1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日
以上の5つを江戸時代あたりから5節句として祝ってきています。
それぞれの歴史は大きくことなり、
当然発祥の時期、いわれも違いますが
5つをクローズアップして祝う風習は定着しています・・・



と書けないなあ・・・
1月7日は七草の日
7月7日は七夕
として認識してますよね、
で、3月3日はひな祭りという名称が主流。
5月5日も端午の節句というより「こどもの日」
9月9日に至っては
「なに?それ?」
状態が日本。



だれがどうして五節句として祝ってきた・・・といえましょうか。


これが現実です。


が、
それぞれの日を意識することは
実に生活に区切りができる。
気持ちが切り替わる。
いろいろな「実益」さえあると思うこおろぎ、
今年は日本の行事をできるかぎり
拾い集めて
生活に組み込むという作業をしていきたいと思います。



今読んでいる山ほどの本の中に、
そうとう信頼のできる先生の一冊もあり、
しかし、五節句に1月1日を入れていらっしゃる。
大きな間違い。


間違いといえば
「相当信頼できると
誰もが思ったので大いに売れた新書を書かれた
先生」が監修されたマナーの本、・・

って長い形容ですが、これがなんとも怪しい。


でもこおろぎの小声はどこにも届かないので
ちょっと歯軋りしながら

確かな歩みでこおろぎ組のみなさんと
正しい歴史を学び、
新しいお行儀や作法を考えていきたいと思います。




想定外の仕事や雑用が増えて
食事もままならない時間で暮らしています。


昨日はHTBイチオシで、

「あ、荒井さん、めがねかけましたね!」
「あ、荒井さん、食いついてますね!」と
美人のレポーターさんにからかわれるほど

こおろぎ本番でキムチづくりに夢中になってしまいました。


ホント、自宅での仕事が緊張だらけだったので
番組の企画があまりに楽しかったのでつい本性が出てしまいました。


キムチにビールで一休み、そんな日、いつ来るのでしょうか・・・。


が、
再び話題を節句にもどします。

人日の節句です。
何も特別な設えは不要ですが
中国から伝来した風習。薬草など取り入れて
健康を考え、厄払いでもしましょうか、という意識で。
中国の先生と昨日論文の打ち合わせしていて
小豆の意味の大きさに驚きました。
小豆入りのお粥を玄関の外に置いた入り、柱に塗って
厄除けするところもあるそうです。
小豆は「薬効」注目ということです。



みなさん、今日は小豆を食べましょう。
インスタント系のお赤飯、こおろぎ大好きです。
炊飯器に入れて炊くだけのお赤飯、今夜はこれです。
羊羹でもおはぎでも。
おはぎとぼたもちの違いもやっぱりありませんね。
この話題はまたいつか。

あっちの大学、こっちの大学、向こうの大学と
こおろぎバタバタしています。



付け加えておきますと
節句というのは5つしかないわけではありません。
「節目」の祝いであります。
地方によって、生活文化によって様々です。
狭いながら広い日本の共通して祝える節句という意味で
とらえるといいのかもしれません。



ちょいと知的なこおろぎですが
もうお昼なのに顔も洗っておらず
パジャマの上にデニムとカーディガン。
こんなこおろぎが
生活文化だの美学だのと言ってはいけないことは
十分承知していますが
無理は無理。

コピー機の点検のおにいさんも
アクアクララの配達のおにいさんも
ボロボロのこおろぎを直視せず、目をそらせてくれました。


靴下、右がピンクで左が黒地に赤い薔薇ですから。
髪は馬糞ウニみたいだし、


目をそらせる、これぞ、人のやさしさってもんです。

二人とも
「お忙しいんですね・・」と
同じ台詞。


「そ、そ、そーなの・・。
情けがあれば、今見た家のとっちらかりと
今目の前のおばさんについては
他言は無用に・・・」
そう頼むしかなかったこおろぎです。




7日12時30分。こおろぎ反省のお昼です。
お昼は冷ご飯とお味噌汁、鰊の酢漬け、カマボコと葉っぱ。
ほうじ茶に・・・そうだ、虎屋の羊羹、切ろう!
人日のお節句ですもんね!
反省しつつも立ち上がる、
これがこおろぎ流かも。
つまり、そのー、要するに、なんてーのかしら、
ちゃんと反省してないってことか・・・も・・・