大切なもの

madam-cricket2008-12-14


あっというまに日曜日の夜です。

この写真の札幌クリスマスパーティーセミナーから
もう1週間がたちました。


あの日は雪でした。
ある生徒さんからメールがきて 
「先生は雪を降らすこともできるんですね」


雪を降らせる力
あったらいいんですけど・・・




そして今日、14日、
東京のクリスマスパーティーセミナーでした。
久しぶりの嬉しい再会もあり、
新しい出会いもあり、
ベテランの力も
若い力も
札幌から、函館から、茨城から、広島から・・・



こおろぎはすべてが嬉しくて
ルンルンランラン帰宅しました。



お料理はあくまでも美味しく
美しく
洗練された空間でした。



食空間ともてなしをテーマにしてきて
つくづく思うのですが
味覚というのは狭義では味蕾の化学刺激なわけですが
広義の味覚というのは本当に五感の感受性なわけで
それは味覚だけではなく
心に届くもてなしの意味も
まさに五感なわけで。


実は料理人自身が
すべてを満たすことはむずかしく、
サービスの人間、
提供する場のデザイン、
流れる空気の色と質感、
これらはやはり
一人ではできず、一朝一夕にもできないわけです。


腕に自信のある料理人の店が
ときどきこおろぎを猛烈に悲しくさせることがあるのですが、
それは
食空間ともてなしの意味を考えないからであって



その点、
ひらまつ、というレストランは
いつ行っても、どの店も
裏切らない質の高さがあります。

今年のクリスマスは
札幌はル・バエレンタル
東京はオーベルジュ・ド・リル・トーキョーでした。
ひらまつグループの
丁寧な食空間が
私のわがままを聞き入れて、対応してくださいました。

こころから感謝です。



せっかく大人になったのですから
時間と空間は大事に使いたいと思います。
悲しいことも落ち込むことも
そりゃーありますって。
ふとんかぶって死んだふりしたい日も
数々あるってもんです。


でもせっかく大人になったんですもの、

この命、愛おしもうじゃありませんか・・・


今日初めて参加された
若い生徒さんが
「こんなに美しい笑顔の方がたに会えて本当にうれしかったです」
と言ってくださいました。

帰宅すると
彼女からあらためてお礼のメール。
それはこおろぎへのお礼というより
生徒さんたちの
美しい笑顔へのお礼だったと思います。

これ以上の賛辞はありません。


客観的にみていただいても
やっぱりみなさん、美しいということです。
そういって褒めてくださったのは、
まだお若い美の専門家、皮膚科の女医さんです。
もうボロボロのこおろぎは
つくづく思いました。
肌はお金で磨けるかもしれません。
でも笑顔はどうにもならないんです。
どうやってもつくれません。
その部分を褒めていただけて
こおろぎ胸がいっぱいでした。



さ、新しい1週間。
お料理の写真を続けようと思います。

ホームページの充実、ご期待くださいね。


こおろぎ組の
笑顔の美しい皆様に
よい1週間でありますように!