挑戦

madam-cricket2008-08-14


大通り公園のビアガーデンも今日で終りだという。
夏はこれで終わる。
朝晩は秋風。
ホント、北国の夏は足が速い。


それにしてもキレイなピンク。
ママが学生の頃の帯ですって。


え?これ、ママのイメージじゃないけど?
で、これ、猛烈に今風なんですけど?


美しいピンク、美しい柄です。
これもこおろぎの大掃除の末、発見した逸品。


さてわが家のゴッドママですが
無事手術終了。



前日の説明にはキキも参加。たよりないキキも
医大の4年生。ママのガタガタの骨の写真を見て
主治医の適確な説明に納得。



ママの年齢を危惧する発言は一切なく、
本当に年齢以上の健康体との太鼓判のもと、手術は昨日朝開始。



キキと手術室の前まで見送ってドラマのように手のひとつも
握ってやろうかしらと思ったら

車椅子で振り返ったママ
「ジャーね!」と元気。


なるほどね、これよこれ。
めそめそせず、前を向くこと。



採点が進まないこおろぎは
すぐに帰宅して採点。手術が終わることまた病院に行って
麻酔さめるまでまた採点。眼が覚めたら覚めたでまた採点。
ママの心配より採点の心配。


それにしても
どんな医者に遭遇するかで
かくも流れが変わるのかと
痛感。


この人、と決めた主治医がいない場合、
時代はこうして患者が医療を選ぶ時代なんだわね。
実にむずかしいけれど・・・。
ママの同室の方がたも
インターネットなど駆使して到達したみなさん。
そしてみなさん大満足。


「もう少し早く来てくれていたら・・」と
ポツンと先生に言われたけれど
ママに様子をみましょうといい続けた前の病院を責めることもできず
これもまた私達の判断だったわけで
医療はむずかしいです・・・。



今回、医療技術の進歩にただただ感動しています。
ママは背骨の一部がつぶれるという骨折なわけで
手術はちょっとむずかしかったようす。
出血もかなりあったとのこと。でもその血液を
再びママにもどしてるのを見てびっくりでした。


点滴でママの血がママにもどるのを眺めながら
おむすびを食べるこおろぎ、
なかなかの光景でした。


不安や愚痴の1つも言わず、治る自分を信じて楽しみに
手を振って手術室に向かったママ、カッコよかったっス!


案じるばかりで一歩も前に進めない、
ネットで情報ばかり集めても
なにも前に進めない若者がどっさりいる中


とにかく一歩前に進もうと
今日よりいい明日を信じる84歳に


こおろぎ、たくさんの勇気をもらった夏なのです!

ママへのエール、ありがとうございました!