夏の形

madam-cricket2008-08-04


朝8時、ママを連れて新しい病院へ。
ドキドキでした。


紹介状とレントゲンなど持って
ドキドキ・・・



いやあ、驚きました、混んでました!
3時間待ち。
でも名医にとうとう会いました。



通されたブースに
突然登場した初老の先生、
片手に珈琲。
その器が素敵。
こおろぎ、そこんとこ、見過ごさなかったわ。
珈琲の香りも本物。
そこも大事。
不要なあいさつ全くなく
ママの写真見てため息。


「旅行したい?」
「どのくらいの旅行したい?」

涙のでるような質問。


すかさず私
「国内旅行は当然です。」

すると
「他には?」とお聞きになるので
「立派な主婦として日常生活をし切ってくれてましたので
完全復帰を望みます」


「じゃ、がんばって手術しましょう。
このままなら完全に歩けなくなるからね」


そして説明は明確。
ねじれて折れているので手術も簡単ではないとのこと。


でも巷で言われているような
高齢だから、ということは一言もおっしゃらず
部位と状態がわるいので
通常なら30分で終わる手術が3倍はかかるという意味だと
明解。




この人に任せよう、この人についていこう
この人を信じよう、というのは
最後は直感。


二ヶ月考え、迷い、悩み、
ママは痛みに耐えたけれど
すべて必要だっただと思う。


早々の入院のため
あっという間にレントゲン、心電図、血液検査、肺活量検査等、
早い。
出来る人の仕事は速い。




疲労困憊して帰宅して
すぐこおろぎは久しぶりにテレビ。
今日は高校の宿題で、なんとコロ介が学友とHTBにきてました。
放送局の仕事を直接見て、こちらも大感動。
日ごろ私がテーブルの写真を撮るとき、シワだの影だのにうるさいのは
見ているけれど
テレビ局でもお鍋の陰、音などにこだわって、妥協せずてきぱきとお仕事をすることに感動しきり。同じグループのお友達と大変よい調査が出来た様子。



東京方面で音信不通になってたキキは
ちゃっかり皆様のお世話になって生息確認。
美人事務局長とホームページ管理人おふたりに寄生して生きていることが
本日判明。ガラパゴス・キキと改名。


こおろぎさんちに静かな夏の時間が流れはじめました。

こおろぎ、ママの病院に通いながら、いつもと違う時間と空間でこの夏はすごします。
パパの命日にママを預けられる名医に遭遇。
帰宅したらまっすぐ仏壇に報告してた。
ドラマチックな夏、
でも静かな夏。


今日の写真は先日のレッスン。
グレープフルーツゼリーを添えたアイスクリームは
最高でした・・・。
小さい写真は続々と発見される着物たち・・・。


こおろぎは元気。
ママの闘病日記、こおろぎの看病日記等、
ご期待ください!