イキモノとしての私・・・

madam-cricket2008-05-14


見よ、このツブ!
何をどうやったって、この形状、作れませんから。
すごいわねえ、感動だわねえ、立派だわねえ、アートだわねえ!


突然、立派な生命学の先生になろうと決意して
頭が馬糞ウニみたいになりながら勉強しているこおろぎ。
花と料理はどうなった?
大丈夫?
大丈夫大丈夫。花も料理もファッションもデザインもみんな
ヒト科ヒト属のメスたちの関心事。DNAで説明しようとは思わないまでも
生命学学んでいると
花見ても、大根見ても、洋服地みても感動する。



生命科学と同時に今担当している食生活論とフードコーディネート論の
まとめも急がれる。


どんな領域もそうだけれど
どんどん新しい情報が増える。
とりわけ理系は去年の話が古くなる。
つまり暮らしの科学的な部分の知識と情報は常にチェックしていなければならない。
デザインも、古典と技術の基礎は「永遠」だけれど
花も料理も器もファッションも
日々、アンテナはっていなければいけない。


こおろぎはフリルフリフリの洋服とお別れしつつある。
腕の細いジャケットを愛し、ウエストの苦しいスカートをつとめてはいている。
アンティーク系の、おもいきり古い洋服も
デザインと仕立てがいいものは、これはもう芸術なので堂々と着て歩いているけれど
それとは別に、「楽」をキーワードにするのは厳禁。
そして「好きだから」と「似合うから」もやめた。
「似合う」というのは、ある日突然、勘違いになる。気付かない場合が多いのが問題。ちゃんとアドバイスする店員さんが少ないし、家族は諦めて何も言わない。
これ、大発見。
ルールが見えたら発表する。



さ、今日のお弁当(チビ写真ではない)もビューティフルなできばえだった。
冷蔵庫の材料でカツとコロッケ朝から作った。
向こうが見えるほど薄いロースが3枚。これにチーズをどうやってはさんだか。
我ながら天才。小さい新じゃが5個で8個のカレー味のコロッケ。
コロ介のリクエストのグラタン風サラダは、お友達にも好評とのことで
ちょっと多めに。
とにかく5時から活動。すでに7時48分。洗濯機が仕事おわったぞーと
偉そうにブザー鳴らしている。これから午前中2時間はお勉強。



もう一度書いておこう。
見よ、このツブ!
海の中でこんなアーティスティックなバディで生きているヤツがいる。
ツブになりたい!こんなに堂々と、こんなに個性的に、こんなに確かに、
ああ、これぞ生命よ!

ま、こんな立派な奴なのに、ニンニクでソテーされちゃったわけだけど。
これもまたイキモノの宿命。
めっちゃおいしかった!


さ、
こおろぎ組のみなさん、今日はみんなでツブの姿思い描きながら
たくましく暮らしましょっ!
ツブ、バンザイ!