北の桜

五稜郭公園の桜は見事だった。
でも葉っぱと花が一緒、という咲き方、なんとなく
別物風。桜は花だけ満開になるあの感じがいいのに。

でもね、北の地には北の咲き方があるということ。
別物として、これはこれで最高に素敵ではある。

桜は日本の国花か。
誰かが明確に宣言したわけでも、明文化されたりもしていないらしい。
むしろ、国の花があるとしたら菊だという人も多い。両方だという人もいる。

どうしてお花見をするのか、
どうして桜が満開だと、その下でお酒を飲もうとするのでしょ？

ここにも農耕民族の歴史があるようだ。
農作業のための時期を知るために山の桜に注目していたり、
咲き方や色の濃さで収穫を占ったり、
忙しさの緩和だったり
一呼吸だったり、
あれやこれや、やはり稲作とのつながりが多いようだ。
桜の木に霊力を感じるのだという。

武士の時代、可憐さだけでなく、咲きっぷりと
散り際の潔さやあっぱれさが注目され・・・

その後せっかく江戸時代庶民に広まったお花見なのに
西洋かぶれの明治になって、伐採につぐ伐採。
桜の公園や並木は荒廃したという・・・。

大正時代、再び軍国主義のシンボルにされたり・・・

あの可憐な花の物語は興味深い。
本当は昨日のエコール・ド・フルール函館のイブニングコースで話す予定が
あれもこれも盛り込んだクラスなので、十分なイメージの討論が出来ず残念。
次回、復習も含めて「日本の花」と「生活文化」考えることにしましょ。

再びお弁当シリーズもスタート。
函館イブニングコースのメンバーに、
保育園の給食の専門家がお二人いらっしゃる。
伺えば90食や100食、子供たちに合わせて
地産地消費ですばらしい給食を作ってるとのこと。
すばらしい笑顔のお二人。
わずか1個のお弁当でヒーヒー言ってちゃだめだわ、こおろぎ。
エコール・ド・フルールにお弁当研究部門、部活としてスタートさせたくなってしまった。
駅弁やお弁当のコンクールでバンバン賞をとっている大野農業高校の先生と元先生が
3名もいらっしゃる。情熱的な3人です。
これって、すごいことです！
エコール・ド・フルールお弁当研究会
「食育」と気負わず、「身土不二」とあまりしばられもせず、
柔軟に健康と安全とそして文化と美しさ、そしてなにより「作る人」が
楽しい、そんなお弁当研究会、ひゃーっ、素敵ですわ！
具体化、難しくなさそうですわ！研究会より調査隊とか探検隊とか
そんなイメージの方がふさわしいかも。
今こおろぎが進めている調査研究とも重なるし
日本の子育ての「ゆがみ」や「ひずみ」、さらに「愛妻弁当」という
「重圧」から日本の家族の近代化まで見えてくるわけで
・・・・ってそんなタイソウなこと誰も期待していないから
そこんとこはこおろぎがコツコツやるとして
なんだか嬉しいこおろぎです・・・

そして今週、新しいアンアン見て驚愕。
美しいバディの特集に
マサカ！の人が登場。
あああ、ああああああ、
なんだかなー・・・
こおろぎが「なんだかなー」と思う理由を知りたい人は
アンアンを立ち読みしてください。
いいとか悪いとかじゃないんです、
コロ介も見て「キレイ」といいましたから。
でもなあ、なんでしょ、この今ひとつ不気味な「美」。
ハイヒールの高さ、15センチ、って・・・

こおろぎ、完全な敗北。だってさ、こおろぎ足のサイズは22.5センチ。
仕事のときのハイヒールは7〜8センチ。9センチだとほとんどトウシューズ。
なぜなら長辺が22.5センチで高さが9センチの直角三角形を描いたとすると
その角度はどうなるか・・・、
これ、あとで計算するとして

ヒールの高さが15センチ、ってのは22.5センチのサイズでは
物理的に不可能なわけです。
つまり、それを可能にするには
ものすごく足がデッカクなければならないってことになるんですけど

何はともあれ、ため息つくような
考えこむような写真が何枚か並んでたわけで、
悪い夢見そうで・・・。
そしてなんだかとても悔しくて・・・

磨こう、磨こう、この身を磨こう！
こんなトシですが
この身尽きるまで磨こうじゃありませんか！
こおろぎ、このごろ脚がむくみます。カリウム不足かなあ・・
人間科学部健康栄養学科のこおろぎです、がんばるわ、やっぱり。
磨こう磨こう、内臓も外側もせっせと磨こう、
そんな気になるアンアンでした。

どうぞこおろぎ組すべての善良なみなさん、
こおろぎといっしょに心身の健康をとりもどしましょう！
コラーゲンの効果が全くないので
すでに諦めたくなってるけれど続けるぞ、続けるぞ、
継続は力かも？
かつてABC順の英単語本、アバンダンで諦めちゃったこおろぎです
その反省も含めてコラーゲン＋食生活＋ウオーキング＋体操
つづけるぞっ
15センチのハイヒールに負けてちゃだめだわ、戦闘マダム。

よい週末を！